食品をきちんと保存したいなら 真空状態にするのが一番です!
買いすぎたお肉のパックや、特売のお魚などを長期保存するなら「冷凍」が一番便利です。ただし、パックのまま冷凍して霜がたくさん付いてしまい、解凍しても美味しくなかった……という経験はありませんか?
肉が傷んだり、お米に虫が付いたりするのを避けるには、真空状態にするのが一番です。そこで、小分けをするのに「ラップ」を使って密封性を高める、という手があります。
でもラップだとしっかり密封できないし、何よりいちいちラップを切り分けていくのが面倒ですよね。
そんな時に役立つのが、自宅で手軽に使える「家庭用真空パック器」です。
家庭用真空パック器は、専用の袋に密封したい食材を入れて、真空パックができるアイテムです。真空状態にすることで、酸化を防ぎ、食材の鮮度をより長く保ってくれるので、惜しみなくまとめ買いができちゃうんです。
といっても、家庭用真空パック器は各メーカーからさまざまな商品が売られています。どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、料理のプロ6人と主婦モニターのみなさんに、家庭用真空パック器3製品を以下の4項目で採点してもらいました。
①時短
②ラク
③実用性
④おいしさ
その結果、ベストバイに選ばれたのは暮らしの幸便の真空パック機でした!
脱気の速さと密封性バツグン! ボタンを押すだけで密閉完了
暮らしの幸便
家庭用真空パック器 真空パックん plus
実勢価格:1万2800円
[評価はこちら!]
時短:○
ラク:○
実用性:○
おいしさ:○
すべての項目で評価され、ベストバイに選ばれたのが「家庭用真空パック器 真空パックん plus」でした。
とにかく脱気がスピーディーな点と、密封性が高い点がとくに優秀でした! 少々お値段は張りますが、頻繁に使うなら、これ一択です! 「頻繁に使うならこれを選んでください」(フードコーディネーター・平尾由希さん)
付属品は、ロール(袋)とキャニスターです。
キャニスターは、マリネや漬け物を短時間で作るのに活躍してくれます。
袋はロール式で、必要な長さに切って使えるのでムダがありません。
密閉するには、ボタンを一押しするだけと、とってもカンタン! 確実に真空状態でパックしてくれます。封だけする機能もあるので、食材に合わせて使い分けましょう。
パックについては問題なし コンパクト性を求めるならこちら
KASTEWILL
真空パック機 家庭用フードシーラー
実勢価格:2799円
[評価はこちら!]
時短:○
ラク:○
実用性:―
おいしさ:―
「時短」と「ラク」の2項目で評価され、B評価に輝いたのがコチラ。パックするのは問題ないですが、やや空気が入ってしまったのが残念でした。
こちらもボタン操作で密閉ができます。コンパクトで音は静かなので、省スペースに収納したい方はこちらをご検討ください。
脱気力は合格点ですが 脱気に力がいるのがマイナス点
パール金属
フレッシュ&キープ 真空フードポンプ Aセット
実勢価格:1340円
[評価はこちら!]
時短:―
ラク:―
実用性:○
おいしさ:―
脱気力は合格ということで、実用性の評価は○となりました。ただ、ほかの2製品と比較するとワンタッチで真空状態とはいかず、脱気にやや力が必要なのが難点でした。
袋は2種類(M/L)サイズ付属しています。
冷凍保存、ということで、最後に解凍時に使えるアイテムをご紹介します。
[おまけ]冷凍したお肉を 解凍するときに便利です!
冷凍保存したお肉を、短時間で解凍するには、コチラのグッズが便利です! 冷気を放出してくれる、「エコライン」がプレート裏側に付いているのが特徴です。「解凍後も素早く調理」(科学する料理研究家・さわけんさん)と、プロも評価しています。
杉山金属
瞬間解凍皿 クイックプレート大 KS-2825
実勢価格:2680円
以上、真空パック器と解凍皿のご紹介でした。
せっかくお安く買ったお肉やお魚も、おいしく食べるには保存が大切です。真空パック器でしっかり密閉保存すれば、鮮度もしっかりキープできて「傷んじゃった!」ということも避けられます。ベストバイ製品は、お値段がそこそこ張りますが。頻繁に出番がありそうなら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。