AV機器家電批評2024上半期ベストバイを発表!

雑誌「家電批評」は2024年上半期もさまざまな家電製品をテストしてきました。

この期間、大手メーカーから新興ブランドまで魅力的な家電・ガジェットが続々登場しています。しかし、円安で値上げが止まらないなか、例年以上に家電選びは失敗できません。

そこで、「家電批評」が2024年上半期に行ったテストで見つけたアイテムから、とくにおすすめの“イチオシ家電”だけを厳選し、「家電批評2024上半期ベストバイ」として発表します! もちろん“忖度ナシ”なので、弱点も正直にお伝えします。

自分用のご褒美としてはもちろん、家族や大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです! ぜひ参考にしてみてください。

【家電批評2024上半期ベストバイ】の記事一覧はこちら

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今回は、家電批評2024上半期ベストバイ「完全ワイヤレスイヤホン(3万円クラス)」で第1位に選ばれた、パナソニック「Technics EAH-AZ80」を紹介します。

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AV機器パナソニック「Technics EAH-AZ80」

  • パナソニックTechnics EAH-AZ80
  • 実勢価格: ¥35,039

オーディオ好きが唸る“いい音”を凝縮

家電批評2024上半期ベストバイ「完全ワイヤレスイヤホン(3万円クラス)」で第1位を獲得したのは、パナソニック(Panasonic)「Technics EAH-AZ80」

ノイズキャンセリングや外音取り込みなどさまざまな評価軸がある完全ワイヤレスイヤホン。しかし、基本はやはり音質でしょう。そこで、本誌はテスト項目を一新。楽曲の持ち味をしっかり引き出せているのか? を従来より重視した試聴テストに移行しました。

そして、売れ筋のApple「AirPods Pro」と同価格帯のイヤホンを集めた8製品の比較テストで見事1位に輝いたのが、このTechnicsz「Technics EAH-AZ80」です。

決め手はもちろん音質。試聴した専門家2名とも高音質イヤホンの定番であるソニー「WF‒1000XM5」などより「Technics EAH-AZ80」の音質を高く評価しました。

技術的にはドライバーの前後の空間で低域と高域のバランスを整えるアコースティックコントロールチャンバーやハーモナイザーが特徴的な「Technics EAH-AZ80」。

そのサウンドは「エッジを立てずに滑らかに聞かせる」(川野さん)、「音場の広さ、音色変化など、かなり豊か」(飯田さん)というように、上品や丁寧という言葉がぴったりです。

ノイキャンなど利便性ではより優れた製品もありますが、音楽好きにはこちらがおすすめです。
 

おすすめポイント
  1. ソニーやゼンハイザーを上回る解像度や音像定位
重量
7g(片側)
再生時間
7時間(約)
対応コーデック
SBC、AAC、LDAC
ワイヤレス充電
空間オーディオ
型番
EAH-AZ80-S

AV機器上品や丁寧という言葉がぴったりの音楽的なサウンド

装着感が抜群

装着感が抜群 パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ

独自の形状により、耳穴のくぼみにぴったりフィットします。そのため安定感が高く、耳も痛くなりにくいです。

イヤーピースも豊富

イヤーピースも豊富 パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ

小型のイヤーピースには高さ違いのものまで用意されており、耳の穴が小さい人も安心です。

Qiで充電できる

Qiで充電できる パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ

天板がアルミ製で質感のあるケース。Qi充電対応です。リセット用のボタンがあれば完璧でした。

LDAC対応

LDAC対応 パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ

LDACに対応する Androidスマホに接続すればより高音質な再生を楽しめます。

ここは改善に期待……

  • 外音取り込み機能の量が少ない

AV機器ライバルとここで差がついた!

ソニーやゼンハイザーを上回る解像度や音像定位

ソニーやゼンハイザーを上回る解像度や音像定位 パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ
ソニーやゼンハイザーを上回る解像度や音像定位 パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ2

音質の採点項目は8製品中全て1位というすさまじさ。音質の基盤となる解像度はもちろん、小音量でも痩せないバランスのよさ、静寂さも瞬間的な強い音もしっかり表現できるダイナミクスなども魅力的です。

一方、上品な音なので攻撃的な音が好みな人は物足りないかもしれません。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

定位が優秀。anoちゃんの打ち込み楽曲では音の位置関係が、試聴した8製品では最も明瞭。移動感もいい!

飯田有抄 氏
クラシック音楽ファシリテーター
飯田有抄 氏 のコメント

ヨーヨー・マが参加しているアルバム「Not Our First Goat Rodeo」ではビシッと定位が感じられ、音場も広く、感動的でした。

AV機器まとめ:じっくり音楽を満喫できる!

まとめ:じっくり音楽を満喫できる! パナソニック「Technics EAH-AZ80」おすすめ イメージ

以上、家電批評2024上半期ベストバイの「完全ワイヤレスイヤホン(3万円クラス)」で第1位に選ばれた、パナソニック「Technics EAH-AZ80」の紹介でした。

引き続き、ベストだった製品を紹介していきます。お楽しみに!

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