家電批評2024上半期ベストバイを発表!
大手メーカーから新興ブランドまで魅力的な家電・ガジェットが続々登場しているなか、雑誌「家電批評」編集部は2024年上半期も、さまざまな家電製品をテストしてきました。
円安でさまざまなモノの値上げが止まらない昨今、例年以上に家電選びは失敗したくないですよね?
そこで、「家電批評」編集部が2024年上半期に見つけたおすすめアイテムから、とくにおすすめの“イチオシ家電”だけを厳選した、「家電批評2024上半期ベストバイ」を発表します!
もちろん“忖度ナシ”なので、弱点も正直にお伝えします。
自分用のご褒美としてはもちろん、家族や大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです。ぜひ参考にしてください!
【家電批評2024上半期ベストバイ】の記事一覧はこちら
今回は、家電批評2024上半期ベストバイ「ながら聴きイヤホン」で第1位に選ばれた、ファーウェイ「FreeClip」を紹介します。
ファーウェイ「FreeClip」
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ノイキャンの真逆! 音楽を日常に添えられるイヤホンです
家電批評2024上半期ベストバイ「ながら聴きイヤホン」で第1位を獲得したのは、ファーウェイ(HUAWEI)「FreeClip」。イヤーカフ型などと呼ばれるタイプのながら聴きイヤホンです。
ドライバーが格納されているアコースティックボールを耳のくぼみに入れ、小判状のコンフォートビーンズを耳たぶの後ろに回り込ませるように装着します。約5.6gと軽量なうえ、ボールとビーンズをつなぐC-bridgeはニッケルチタンの形状記憶合金でやわらかく曲がるため、肌あたりのいい装着感です。
コンフォートビーンズには風切りを防ぐ防風マイク、アコースティックボールには一般的なマイクと骨伝導マイクによるデュアルマイクが内蔵されています。
- おすすめポイント
-
- 音楽を聴きながらまわりと会話しやすい
- 幅
- 26.7mm
- 奥行
- 25.3mm
- 高さ
- 22.0mm
- 重量
- 5.6g(約、片耳)
- 対応コーデック
- SBC、AAC、L2HC
- 再生時間
- 8時間(最大約、本体+ケース込み約36時間)
- マルチポイント
- ◯
- 型番
- 55037247
イヤホンの新ジャンルとして定着したながら聴きの完成形
まわりの音も丸聞こえ!
耳をふさがない設計のため、周囲の音がしっかり聞こえます。例えば、料理中にお気に入りのラジオ番組を聴いていても、ぐつぐつ煮える音や油が跳ねる音がしっかり聞こえます。
家事しながら
仕事しながら
ランニングしながら
【装着感】従来タイプの弱点を克服しています
オープンイヤー型:メガネと干渉する
高音質ですが、メガネと同じような装着方法なのでメガネのツルと干渉します。
骨伝導イヤホン:振動が肌に響く
骨伝導は音質に限界があるうえ、大音量では振動が骨格に響いて不快になります。
FreeClip(イヤーカフ型):装着感と音質を両立
耳たぶを抱きかかえるように装着するのでメガネとは干渉しません。ただし、マスクだけは着脱に注意が必要です。
【装着感】装着位置で低音を調整できます
装着位置:標準
耳の穴に音が出る部分を近づけるほど低音が増加します。
装着位置:少し上
低音がうるさいと感じたら装着位置を少し上にすると低音を減らせます。
【操作】音量調整機能を新搭載へ。マルチポイントにも対応
イヤホンを軽く2回たたくと再生や停止が可能。再生や次曲送りは軽快にできます。
また最新ファームウェアで音量の調整ジェスチャもテスト中です。BOSE「UltraOpenEarbuds」と異なり、マルチポイントにも対応しているのも大きなメリットです。
【ここは改善に期待……】幹線道路沿いや鉄道では実用性が低下
ながら聴きイヤホンは電車の中や幹線道路沿いなど、騒々しい場所で使うには不向きです。
ライバルとはここが違う!
【音質】ライバルより音楽を聴きながらまわりと会話しやすい
ファーウェイ「FreeClip」のライバルとなるのがBOSE(ボーズ)「UltraOpenEarbuds」です。
「Ultra Open Earbuds」は特筆ものの音質ですが、“ながら聴き”では低音が多め。周囲の音や人の声が「FreeClip」よりやや聞き取りづらくベストバイを逃しました。
ファーウェイ「FreeClip」のライバルとなるBOSE「UltraOpenEarbuds」
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ファーウェイ「FreeClip」の音の傾向
BOSE「UltraOpenEarbuds」の音の傾向
特に低域の表現力が圧巻で、ながら聴き用とは思えない完成度です。
まとめ:ずっと装着しても本当に疲れません!
以上、家電批評2024上半期ベストバイの「ながら聴きイヤホン」で第1位に選ばれた、ファーウェイ「FreeClip」の紹介でした。
ここ数年で一気に活気を帯びたオーディオ製品が「ながら聴きイヤホン」です。オンラインミーティングなどで長時間装着しても快適なこと、家族から話しかけられたりしても容易に気付けるといった特性がコロナ禍の在宅勤務で脚光を浴び、さまざまなタイプの製品が登場。本誌も積極的にテストを続けてきました。
しかし、骨伝導方式は音質に限界があり、音質で有利なオープンイヤー型はメガネと干渉しやすいなどタイプごとに一長一短……。
ですが、ついに音質と装着性のハイレベルな両立が実現しました! それが、イヤーカフ型を採用したこのファーウェイ(HUAWEI)「FreeClip」です。専門家も納得する音質を備えつつ、メガネとも干渉せず装着できます。ながら聴きイヤホンを多数購入してきた筆者も音楽を再生してすぐ「正解の形状だ」と直感したほど。
もちろん、汎用性ではうるさい場所でも使えるノイズキャンセリングイヤホンが有利です。しかし、夏場には蒸れますし、長時間の装着は大きな負担です。
一方、「FreeClip」なら半日ぐらいは装着し続けられ、耳の疲労感も圧倒的に少なめ。散歩に持ち出せば、せせらぎや風の音が自然に音楽と溶け込みますし、接近する自転車や車にも気付けます。また、職場や家庭では声かけを無視してしまい不快感を与えることも防げます。ノイキャンで集中するのではなく、暮らしに音楽を添えられるアイテムなのです。
引き続き、ベストだった製品を紹介していきます。お楽しみに!
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音場は広く、音像定位も良好で、弱点のない優等生的なモデル。