家電批評2024上半期ベストバイを発表!
大手メーカーから新興ブランドまで魅力的な家電・ガジェットが続々登場しているなか、雑誌「家電批評」編集部は2024年上半期も、さまざまな家電製品をテストしてきました。
円安でさまざまなモノの値上げが止まらない昨今、例年以上に家電選びは失敗したくないですよね?
そこで、「家電批評」編集部が2024年上半期に見つけたおすすめアイテムから、とくにおすすめの“イチオシ家電”だけを厳選した、「家電批評2024上半期ベストバイ」を発表します!
もちろん“忖度ナシ”なので、弱点も正直にお伝えします。
自分用のご褒美としてはもちろん、家族や大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです。ぜひ参考にしてください!
【家電批評2024上半期ベストバイ】の記事一覧はこちら
今回は、家電批評2024上半期ベストバイ「ドラム式洗濯乾燥機」で第1位に選ばれた、パナソニック「NA-LX129C」を紹介します。
パナソニック「NA-LX129C」
- パナソニックななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C
- 実勢価格: ¥332,000〜
11/12(火)23:59 まで!Amazonで見る¥332,000〜
11月11日(月)1:59 まで!楽天市場で見る¥396,800〜
高洗浄力なうえ省エネも叶う! ドラム式洗濯機の決定版
家電批評2024上半期ベストバイ「ドラム式洗濯乾燥機」で第1位を獲得したのは、パナソニック(Panasonic)「NA-LX129C」。
洗浄力は、人工汚染布(襟の垢汚れを再現)とリアル汚れ(口紅・カレー・赤土)を付けた布の計4種類を洗濯したところ、常温と温水ともにトップの洗浄率を記録。温水洗浄のリアル汚れの洗浄率は、どれも90%を超え、目視ではほぼ真っ白でした。
実力の程が気になる乾燥力は、Tシャツやワイシャツといった厚みの少ない衣類は完璧。一方で、完全には乾かせなかったチノパンも、ポケットに湿り気がありましたが、乾燥時に裏返したら乾きそうです。
電気代が安いヒミツは運転時間の短さ。洗濯から乾燥まで行うと、4時間かかる製品もあるなか、パナソニックは2時間台で運転終了。運転時間が短く助かるうえに、1回あたりの電気代もテストした他の6製品より10円以上も安上がりでした。
- おすすめポイント
-
- 常温と温水どちらも汚れ落ちがベスト!
- 幅
- 639mm(給・排水ホース含む)
- 奥行
- 722mm(給・排水ホース含む)
- 高さ
- 1060mm(給・排水ホース含む)
- 重量
- 8200g(約)
- 洗濯容量
- 12kg
- 乾燥容量
- 6kg
- 洗剤自動投入
- ◯
- スマホ連携
- ◯
- 乾燥方式
- ヒートポンプ
- 型番
- NA-LX129C
毎日の洗濯が必ずラクになる!
【乾燥力】チノパン以外しっかり乾いた!
上記表の◎の衣類は完全乾燥できました。一方、厚みのあるチノパンやパーカーはやや湿り気が残りました。
Tシャツ
しっかり乾いた!
ワイシャツ
そのまま着られるレベル!
チノパン
ポケット裏はやや湿り気が……。
乾燥具合
乾燥前より軽くなってる!
【電気代】乾燥時間が短く電気代も安い
運転時間はパナソニック(温水洗浄〜乾燥)が2時間49分に比べ、東芝は3時間58分と約2時間ほど長く、常温〜乾燥コースともに電気代が20円以上高め。乾燥に時間を使い、電気代が高くなる傾向でした。
【使い勝手】パッと見てわかりやすいタッチパネルも◎
パナソニックが使いやすい理由のひとつがこのタッチパネル。大型&カラー表示で見やすいのはもちろん、カラーごとにモードが分けられていたり、ちょっとした解説なんかも出たり使い勝手も優秀なんです。
【生地傷み】傷みやすい温水洗浄でも生地にやさしい
洗浄時の生地傷みテストでは5製品中2番手でしたが、トップと大差はなく、他製品と比べると生地にやさしいほう。乾燥時の生地傷みは全製品ほぼ変わりません。生地傷みが気になる衣類は、乾燥までかけないほうが無難です。
Before
After
温水洗浄は生地にかなり負荷がかかります。他製品はもっと穴の中央に糸のほつれが見られましたが、パナソニックはほつれが少ないほうで傷みにくいです。
ここは改善に期待……
- 30万円以上と高額なうえ店頭値引きできない
ライバルとここで差がついた!
【洗浄力】常温と温水どちらも汚れ落ちがベスト!
前モデルのテストでも評価が高かった洗浄力は、「NA-LX129C」がしっかり継承。汚染布とリアル汚れの検証でも、圧巻の実力を見せつけました。特に、リアル汚れは常温洗浄でもよく落ち、最難関のカレーも色残りがほとんどわからないほど。また温水洗浄に至っては、カレーの汚れ落ち99.9%という驚きの数値をたたき出しました。
ライバルモデル
パナソニックは洗浄後の排水温度も高いまま。洗濯中もその温度をキープしたまま洗えているようです。
まとめ:洗浄力・電気代・使い勝手に死角なし!
以上、家電批評2024上半期ベストバイの「ドラム式洗濯乾燥機」で第1位に選ばれた、パナソニック「NA-LX129C」の紹介でした。
令和版「三種の神器」のひとつといわれているドラム式洗濯機。高額製品のため購入をためらっている人もいると思います。
従来のパナソニックのドラム式洗濯機は、乾燥力の弱さで順位を落していましたが、その弱点を見事に大幅改善したのがベストバイを獲得したパナソニック「NA-LX129C」です。洗浄力の高さはもちろん、使い勝手も秀逸、電気代も安いです。
雑誌「家電批評」では、これまでパナソニック家電を多数テストしてきました。今年の上半期だけでも、ドラム式洗濯機をはじめ、ドライヤーや扇風機などの生活家電でベストバイを連発し、すこぶる好調です。これから発売する新製品にも期待が高まります。
引き続き、ベストだった製品を紹介していきます。お楽しみに!
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今回の検証ではチノパンとパーカーは比較した他の4製品に比べると、やや湿っていましたが総合的には良好です。