何でも再生できてコスパ最強の「EC Mini」がスゴい!
コンパクトに設置できて、手軽に聴けるCDプレーヤーが欲しいけれど、「音」にもこだわりたい。そんな人におすすめなのがUSB‒DAC付きの「EC Mini」です。
その名の通り、ラックに入るくらいのミニサイズでありながらCDからスマホまで何でも再生可能な高機能なデジタルプレイヤー。スペックは優秀ですが、実際はどうなのか気になる機種ですよね?
そこでプロと「家電批評」編集部がその実力をしっかり検証テストしてみました!
とことん音にこだわったデジタルプレイヤー
SHANLING「EC Mini」
- SHANLINGEC Mini
- 実勢価格: ¥53,500〜
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「EC Mini」は一般的なポータブルプレイヤーと同じぐらいのサイズですが、とにかく多機能なのが特徴。高品質な「音」につながるUSB-DAC、バランス端子を搭載しています。
ほかにもUSBポートやマイクロSDスロット、ブルートゥース接続も利用でき、液晶画面はタッチパネル式。コンパクトな外見から想像できないほどの高機能モデルです。
- サイズ
- 155×190×35mm
- 重量
- 1.2kg(約)
- 電源
- USB Type-C
- スクリーン
- 2.33インチ LCDタッチスクリ ーン
- microSDカード
- 2TB対応(最大)
- DAC構成
- ES9219MQ×2
- 連続再生(CD)
- 7.5時間(最大)
- Bluetooth規格
- 5.0
- 対応フォーマット
- Bluetooth送信:LDAC、aptX、 AAC、SBCなど
- 型番
- EC MINI SILVER
卓上サイズなのに多彩な接続が魅力的
USB-DACとは
パソコンやスマホなどのデバイスとUSBケーブルで接続。そこから送られるデジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカーやヘッドホンに送り出すのがUSB-DACです。
DACは、PCやスマホに内蔵しているDACより高性能なので、高音質でSN感(ノイズの少なさ)の良い音楽を再生できます。また、ハイレゾ音源の高音質を引き出す最適な方法が、外付けUSB-DACの利用することなんです。
バランス接続とは
一般的なイヤホンはアンバランス接続と呼ばれ、左右それぞれの「+」と「ー」を1本にまとめて、合計3本の線で接続しています。
一方で、バランス接続は左右の「+」と「ー」をそれぞれ独立させて合計4本の線で接続。ノイズの低減や繊細な表現、音像定位や音場感に有利な接続方式ですが、通常の倍のアンプが必要となり送り出し機器に負担がかかります。
「EC Mini」の音と使い勝手をプロがチェックしました
音質編:その場にいるかのようなリアルなライブ感が最高
音質は、テストしたプロが「以前に聴いた他メーカーの30万円クラスのCDプレイヤーと変わらないどころか、勝っているかも」と言うほどのハイクオリティ。
CD再生については「解像度が高くて鮮明」、USB-DACで聴いたスマホ音源は「CDよりなめらかで心地よい音」と大絶賛でした。特に低音は量感たっぷりで、ロックのキレのよいビート、オーケストラの重厚な楽器の響きをうまく鳴らしています。
中域から高域の解像感も高く、ボーカルの情感が迫り音の鳴る位置がリアルでライブ感も抜群です!
CD再生とUSB-DACにスマホを接続し試聴しました
「EC Mini」に搭載しているUSB-DACとスマホを接続します。スマホのデジタル音源をバランス端子につないだヘッドホンで視聴して検証しました。
ジャズ、ロック、オーケストラのCDを視聴して、女性・男性ボーカルの歌声やさまざまな楽器の音色をもとに評価しました。
低音域
CD:ロックのリズミカルな音色は量感とキレのあるビートでした。
USB-DAC:ほどよい量感と響きで、楽器の音色が自然に立ち上がります。
中音域
CD:粒立ちがよく、ピアノを弾いた瞬間の立ち上がりが力強い!
USB-DAC:ピアノのペダルを踏む音がわかるほど細かな音まで描写します。
高音域
CD:ピアノの高域の響きがリアル。鮮明で伸びのある音色です。
USB-DAC:女性ボーカルの甘くてやわらかな響きがなめらかで艶っぽい。
大音量
CD:耐えられないぐらいボリュームを上げても「音」は崩れません。
USB-DAC:かなり大きな音量にしても歪まず、破綻していません。
小音量
CD:小音量でも問題ない音色ですが、ややメカニカルなノイズが出ます。
USB-DAC:ボリュームを絞っても細かな音色も描写できて厚みも感じます。
解像感
CD:さまざまな音色の細かい「音」までしっかり再生していました。
USB-DAC:CDで視聴したときよりも粒立ちがほどよく聞きやすいです。
レスポンス
CD:「音」が出始めてから一定の音量になるまでの速度はスムーズ。
USB-DAC:設定した音量になるまで歌声や音色の移動がなめらかでした。
音の広がり
CD:センターの音色が厚めで、左右の広がりも一定以上感じました。
USB-DAC:左右に広がりはまずまずですが、中央から響く音の厚みは十分です。
【内蔵スピーカーは非搭載です】
「EC Mini」はスピーカーを内蔵していないため、これ単体では音楽を聴けません。イヤホンやBTスピーカーなどの対応する機器との組み合わせが必要です。
使い勝手編:コンパクト機と思うないほど機能が豊富
デスクに置いてもジャマにならないサイズですが、USB-DAC、RCAプリアウト、microSDスロットなど入出力が充実。ほかにBluetooth対応で、さまざまな機器と連携できます。
液晶はタッチパネルかつスマホアプリから操作もできて使い勝手は優秀です。
どこに置いても邪魔にならないサイズ感
コンパクトなボディサイズに加え、本体上部ではタッチパネルによる操作も対応しています。
入出力は充実。スマホアプリでの操作もできる
RCAプリアウトのほか、micro SDスロット、入出力対応のUSBポートを搭載しています。
リモコンはないですが、専用アプリ「Eddict Player」で操作できます。
【まとめ】プロも驚く高音質と充実の機能でした!
一般的なポータブルプレイヤーと同じぐらいのサイズですが、とにかく多機能なのが特徴。高品質な「音」につながるUSB‒DAC、バランス端子を搭載しており上位価格帯に劣らない程の高音質再生を可能としています。
ほかにもUSBポートやマイクロSDスロット、ブルートゥース接続も利用でき、液晶画面はタッチパネル式。コンパクトな外見から想像できないほどの高機能モデルです。
高音質と高機能を両立するコスパ最強のCDプレーヤーといえるので気になる人はぜひ導入してみてください。
SHANLING「EC Mini」
- SHANLINGEC Mini
- 実勢価格: ¥53,500〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥53,500〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥62,370〜
- 低音域
- 中音域
- 高音域
- 大音量
- 小音量
- 解像度
- レスポンス
- 音の広がり
- 使い勝手
価格を超えた高音質と機能に脱帽
「EC Mini」はCD以外にもBluetoothやUSB-DACなど様々な接続ができるので多くのソースを再生できるデジタルデバイスです。
音質はCD再生とUSB‒DACでつないだスマホでテストしましたが、どちらも「5万円台とは思えない高音質」とプロも大絶賛。
キレのよいロックの低音ビートや重厚感にあふれたオーケストラの響き、つややかなジャズの歌声や抜けのよいロックのシャウトなど、楽器やボーカルの音を繊細かつリアルに描写していました。
- おすすめポイント
-
- ハイレゾに迫る高音質なCD再生
- コンパクトで操作もスムーズ
- USB-DACでデジタル音源も変換
- がっかりポイント
-
- 内蔵スピーカーは非搭載
- サイズ
- 155×190×35mm
- 重量
- 1.2kg(約)
- 電源
- USB Type-C
- スクリーン
- 2.33インチ LCDタッチスクリ ーン
- microSDカード
- 2TB対応(最大)
- DAC構成
- ES9219MQ×2
- 連続再生(CD)
- 7.5時間(最大)
- Bluetooth規格
- 5.0
- 対応フォーマット
- Bluetooth送信:LDAC、aptX、 AAC、SBCなど
- 型番
- EC MINI SILVER
楽器や歌声の聞こえる位置が明確でライブ感のある音楽を楽しめます。