限られた移動時間だからこそ 高速充電タイプがベスト!
Amazonで人気の「カーチャージャー」ジャンル。「急速」という文句の製品が目立ちますが、いったいどの程度の差があるのでしょうか。実際に、急速対応2機種と急速非対応の激安製品1機種で比較してみました。
シガーソケットに挿すだけでスマホやタブレットの充電ができます。場所も取らないので1台に1個準備しておいて損はありません。テストでは電流チェッカーで電流・電圧を計測しつつ、実際に60分間iPhoneを充電して充電量を記録しました。
王者アンカーに僅差で勝利したのが 「Aukey」の超コンパクトモデル!
検証でもっとも優秀だったのがAukeyです。非急速の製品と比べると1.5倍近いスピードで充電できました。Ankerとの差は誤差のレベルなので、本体の形状などの好みで選んでも問題ありません。コンパクトさに優れますがソケットによっては抜きにくいこともあります。
Aukey
USBカーチャージャー
実勢価格:899円
急速非対応のものと比べると最大電流が1.5倍あり、実測値でも充電時間に大きな差がつきました。
ほぼベストと変わらない性能で 抜き差しも簡単なアンカー
Aukeyとほぼ変わらない好成績だったのが充電王者のAnker。ただ、大きな差はないので、どちらを選んでもいいでしょう。サイズはAukeyより大きいですがその分取り外しはしやすいので、ずっとつけっぱなしにしない人はコチラがオススメです。
Anker
Power Drive 2
実勢価格:999円
計測電流はもっとも優秀でしたが、電流量には多少のブレもあるので、実測値ではわずかにAukeyに劣りました。
「急速」非対応は確実に遅く 今やほとんど販売ナシ
急速充電非対応の本製品は計測値、実測値ともにふるいませんでした。その分価格は安いですが、大差ないので急速対応を購入した方がいいでしょう。ポートも一口なので複数機器の充電もできず、一昔前の製品といえます。
iBUFFALO
超小型USBシガーチャージャー
購入時価格:5980円
※現在では在庫少のため、価格が高騰しています。
急速充電に対応していないため、実測値はふるいませんでしたが、スペック通りの実力は発揮できています。
今回、検証を行なった「iPhone 6s plus」のスペック値では許容電流は2.0Aとなっています。それに対して急速対応「Aukey」「Anker」の2機種はスペック値に近いところまで電流が流れていました。
ケーブル品質などにも影響され、流れる電流も一定ではないため、あくまで目安ではありますが、急速非対応機種との差はデータとしてもしっかりと出たと言えるでしょう。
今、古いタイプのUSBカーチャージャーを使っている人であれば、目に見えて充電スピードがアップするのは間違いないので、ぜひ試してみてください。