家電 ティファールスチーマーを鬼テストした担当が嘆いたのは…

かつてハンディスチーマーのテストのため108枚のシャツのシワを伸ばし、「ベストバイ」認定を与えたティファール「アクセススチーム」を、自分へのご褒美用に購入した編集部・平山が悲鳴をあげました。

そのそっくりさんである格安モデルが「シャツをハンガーにかけたまま、片手で素早くシワを取り除くことができる」という、十分なクオリティを証明してみせたからです。

その一部始終をくわしく解説いたしましょう。

家電 見た目だけじゃなくて使った感じもそっくり

まずは元祖(?)であるティファールのスチーマーがこちらです。

ティファール:アクセススチーム:スチーマー

ティファール
アクセススチーム
実勢価格:9493円
サイズ: 11.5×15.4×28.3cm
重量:960g(実測値)
注水量:約200ml
消費電力:1200W
付属品:ドアフック、アタッチメントブラシ、ヘッドカバー

並みいるライバルの中で「もっともカンタンに、手早くシャツのシワを伸ばせた」ベストバイモデルです。

そしてこちらが件の格安モデル。

Moregem:衣類用スチーマー:スチーマー

Moregem
衣類用スチーマー
実勢価格:3599円
サイズ:120×170×280mm
重量:712g(実測値)
注水量:約280ml
消費電力:1000W
付属品:計量カップ、ブラシ(2種)

ならべてみると、Moregemのスチーマーがティファールに近しいスタイルであることがおわかりいただけるかと思います。

見た目だけじゃなくて使った感じもそっくり イメージ

いかがでしょうか。

見た目だけじゃなくて使った感じもそっくり イメージ2

やっぱり似ているのではないでしょうか。

ちなみに、そっくりなのはパッと見だけではありません。

見た目だけじゃなくて使った感じもそっくり イメージ3

ティファールスチーマーのテスト担当だった編集部平山は「ちょっと電源コードが短いくらいで、あとはほとんど一緒です……」とひとこと。

使用感をグッと近づけた理由がこちらです。

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ティファールが使いやすい理由のひとつに、スチームを出しっ放しにできるロック機能の存在があるんですが、なんとその構造はMoregemにも採用されているんです。左がティファール、右がMoregemです。使った感覚も近しいものでした。

なお、肝心の仕上がりも……

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右が使用前、左が使用後です

ご覧の通りきちんと仕上がったことがわかるのではないでしょうか。

さらに、ティファールにはない長所まであるんです!

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※いずれも実測値

Moregemは立ち上がりがティファールに比べておよそ半分! おまけに、ボディが軽いのでパパッと使えるんです。

でもぶっちゃけイイところだけじゃありません。蒸気の温度や出力、その他の細かなつくりはティファールが上であることは間違いないです。

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それに、余った水が捨てにくかったり……

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先述した通り、電源コードが短いなどの弱点も。

……ですが!値段を考えれば妥当以上という評価。「ティファールより雑だけど、安くて十分使える」というのが素直な評価です。

「3600円っていう価格に嫉妬が抑えられない」

先にご紹介した編集部員平山の嘆きが、本製品の真価

細かい部分に目を光らせるタイプの方には向きませんが、大雑把でOKというジャッジが下せるなら間違いなく買いです!