プロと検証！ユニクロとGUの定番服はどこが違う？
外着からインナーまで全部が揃うユニクロとGU。ユニクロは「形がキレイで着やすい」GUは「デザインが若い子向けっぽい」というイメージがありませんか？
テストする女性誌『LDK』読者にどっち派かアンケートしたところ、ユニクロ派が半数以上を占めるという結果に。GUは縫製などが甘く不安という声が多かったですが、本当にそうなのでしょうか？
そこで、パーカーやデニム、パジャマからインナーまでファッションのプロと一緒に同じアイテムを比較。ユニクロ＆GUの定番服の本音レビューを紹介します。
今回は、「パーカー」「スウェット」の2アイテムを比較してみました。
パーカー対決：ユニクロは体型カバー！GUはすっきり見え
パーカー選びで重要なのは丈感とサイズ感。ユニクロは裾のリブで丈を調整できて、お腹やお尻の目隠しに活躍しそうです。一方GUはサラッとした素材と裾のスリットで、前横後ろのどこから見てもキレイなシルエットに着こなせます。
ユニクロ「スウェットプルパーカ」
ユニクロ
スウェットプルパーカ（長袖）
実勢価格：2990円
▼レビュー結果
- 4/5点
オールシーズンいける柔らか素材のユニクロ「スウェットプルパーカ（長袖）」。一着あると使えるアイテムですが、カジュアル感が強いのでダサ見えには注意しましょう。
着回し【評価：◎】
ボトムにはタイトなものを合わせるとダサ見えを防げます。
着心地【評価：◎】
脇に切り替えがあるデザイン。身幅にほどよいゆとりがあって楽です。
シルエット【評価：○】
お腹周りを隠せるサイズ感で、丸みが出るけど腰まで伸ばせば、お尻も隠せます。
GU「ダブルフェイススリットパーカ」
GU
ダブルフェイススリットパーカ（長袖）
実勢価格：990円
▼レビュー結果
- 4/5点
GU「ダブルフェイススリットパーカ（長袖）」は、ハリのある素材感が高見えする一枚。パーカーでも部屋着感はゼロ。くすんだブルーが春コーデにもピッタリです。
着回し【評価：◎】
前が短く幅広めのスカートにも合わせやすいです。
着心地【評価：○】
裾のサイドにスリットがあるのでずり上がる心配がありません。腰回りがもたつかず動きやすいです。
シルエット【評価：◎】
裾が腰で止まらないデザイン。前も後ろもストンと落ちてもたつきがなく、背中がスッキリ見えます。
スウェット対決：キレイめならユニクロ！ワイドならGU
ユニクロはコンパクトなサイズ感で、上半身を華奢見せできちゃいます。GUはワイドなAラインのシルエットなので、着回ししやすく、楽しておしゃれが叶います。ワイドな身幅で楽ちんに着たいならGUがおすすめです。
GU「ダブルフェイススリットプルオーバー」
GU
ダブルフェイス
スリットプルオーバー（長袖）
実勢価格：1690円
▼レビュー結果
- 3.5/5点
GU「ダブルフェイススリットプルオーバー（長袖）」は、ハリがある質感で高見えする一枚。かなりワイド幅なので、広がりが気になるならワンサイズダウンもアリです。
着回し【評価：◎】
細身のボトムやタイトなスカートなどに合わせやすいです。
着心地【評価：○】
生地にハリがありAラインに広がります。
シルエット【評価：○】
袖や身頃にゆとりがあり動きやすいです。
ユニクロ「クロップドスウェットシャツ」
ユニクロ
クロップドスウェットシャツ（長袖）
実勢価格：1990円
▼レビュー結果
- 3/5点
ユニクロ「クロップドスウェットシャツ（長袖）」は、身幅のサイズがコンパクトなのでワンサイズアップしてもよさそう。綿混素材なので一年中着倒せます。
着回し【評価：○】
ボリュームがあるボトムと合わせればメリハリが出ます。
着心地【評価：○】
生地のもたつきがなく、細見えします。
シルエット【評価：○】
袖口がやや細身で邪魔になりません。
着こなしポイント：インナーを重ね着して丈感を調整
短め丈のスウェットだと腰回りが見えてしまうのが気になるときは、丈が長いインナーで隠しちゃうのがおすすめです。
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以上、ユニクロ＆GUの定番服の検証レビューでした。
テストの結果、見た目や着心地、着回しが同じアイテムでも実は結構違いがあるということがわかりました。ぜひ、お買い物の参考にしてみてくださいね。
『LDK』2022年3月号
晋遊舎
『LDK』
2022年3月号
実勢価格：650円
『LDK』2022年3月号では、「GU&ユニクロのホンネの定番服レビュー」の特集を掲載しています。こちらもチェックしてみてくださいね。
ベージュ系のカラーなら大人っぽく着こなせます。