作業服のおじさんか、はたまた学生に逆戻のアイテムはこれ!
暖かくなってくるこの時期は、淡い色のブルゾンやジーンズや淡い色のチノパンなど、カジュアルなものを選ぶことが多いと思います。でも一歩間違えると、作業着や部屋着に見えてしまうことも……。
有名ファッションバイヤーのMBさんによると、「明るい感じの服でも、色や大きさ、バランスを考えないと、一気にダサくなってしまいます」とのこと。たとえ春っぽくても、それが即オシャレにはならないこともあるので注意が必要です。そこで今回は、手軽に買ってしまいがちなユニクロから、これは避けておいたほうがいいアイテムをご紹介したいとおもいます!
作業服にしか見えない…スイングトップブルゾン
じわじわと人気上昇中のスイングトップブルゾン。ですが、映画俳優ならサマになるかもしれませんが、一般人が着ると、作業着風に見えてしまいます。特にベージュなどの薄いカラーは、着こなすのが難しいです。
ユニクロ
スイングトップブルゾン
実勢価格:4305円
カジュアルというより、仕事着のように見えてしまいます。こうしたブルゾンを選ぶなら、色はネイビーなど、やや濃いめにするのがオススメです。
脱いだときにチラリと見える赤いチェックの印象もイマイチ……。かなりのオシャレ上級者でなければ、着こなしがムズかしいかも。
安っぽいオトコになっちゃうデニムのジョガーパンツ
こちらは薄い色のインディゴデニムのジョガーパンツ。裾がゴムになったリラックスシルエットになっています。ただ、見た目が「部屋着感」全開でオシャレからは遠のいてしまいます。
ユニクロ
ジョガーパンツ(デニム・丈長め76cm)+EC
実勢価格:990円
素材は良いのですが、裾ゴムのデザインがすべてを台無しにしてしまっています。
色合いもシルエットも部屋着っぽく、普段使いはちょっと厳しいかもしれません。
“高校生感”満載のスクエア ボストンバッグ
耐久性と、素早く出し入れできるサイドポケットが2つあって便利なボストンバッグです。が、学生が持つようなスクエア型で、持つだけで一気に大人っぽさがなくなってしまいます。
ユニクロ
スクエア ボストンバッグ+E
実勢価格:4305円
こうして持ってみると、サイズがかなり大きく、主張が激しいのもオススメしません。一気に高校生の修学旅行スタイルに変貌してしまいます。
撥水性があるので雨の日でも使えますが、肝心の素材が安っぽいのがマイナスです。大人の春スタイルなら、レザーなどがオススメです!
春は、淡い色のものや軽い素材のものを選びたくなりますが、ものによっては着こなすのが難しいものも。こちらをご参考に、ぜひ間違いのない春服を選んでくださいね!
今回オススメしてくれたのは、こちらの方です。
MBさん
ファッションバイヤー&ブロガー。年間1000着以上の洋服に袖を通すプロバイヤーとして活躍する傍ら、自身のWEBサイトも運営。著書に『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』(集英社)があります。