キッチン 自動調理鍋「ヘルシオ」はごはんづくりの救世主なのか?

毎日ごはんのメニューを考えるのって、ほんとに大変! 「たまには誰かにつくって欲しい~」なんてときもありますよね。

そんなときに気になるのが、シャープの自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」。自動メニューが255以上搭載されていて、材料を入れて待つだけで、本格的な料理ができちゃうとのことですが、本当に頼りになる鍋なのか? 編集部では実際にヘルシオでいろいろな料理をつくり、その実力のほどをチェックしてみました。

まずはヘルシオ ホットクックの基本機能などからご覧ください。

キッチン 材料を切って入れるだけ!鍋が料理をつくってくれます

ヘルシオ ホットクックの最新モデルは、Wi-FiとAIを搭載し、スマホからリモートで操作したり、AIがユーザーの好みを学習してメニューを提案してくれるというもの。毎日献立を考える時間すら省いてくれます。

シャープ:ヘルシオ:ホットクック:KN-HW24C-R:鍋

シャープ
ヘルシオ
ホットクック KN-HW24C-R
実勢価格:5万4780円
サイズ:幅395×奥行305×高さ249mm
重量:約6.5kg

材料を切って入れるだけ!鍋が料理をつくってくれます イメージ

「聞いてボタン」が点滅しているときに押すと、必要な食材や調理手順など、さまざまなことを音声で教えてくれるので……

材料を切って入れるだけ!鍋が料理をつくってくれます イメージ2

あとはお鍋の言うとおりに、ただ食材を切って入れるだけ!

材料を切って入れるだけ!鍋が料理をつくってくれます イメージ3

フタ裏に取り付ける「まぜ技ユニット」が、加熱状態や料理に応じて自動でかき混ぜてくれます。これがあるおかげで、ほったらかしておけるんです。

材料を切って入れるだけ!鍋が料理をつくってくれます イメージ4

本体はWi-Fi機能を搭載しているので、スマホを使って出先からメニューのダウンロードを指示したり、予約時間を変更したりできちゃいます!

それではさっそく、自動メニューで料理をつくってみましょう!

キッチン カレーはプロも絶賛!ただしパスタはザンネン……

今回は、自動メニューから3品をピックアップし、すべて指示通りに調理し、手間や味を比較してみました。果たして本当に美味しい料理をつくることができるのか? ご覧ください!


【チキンと野菜のカレー】◎

カレーはプロも絶賛!ただしパスタはザンネン…… イメージ

調理時間:65分
水を一切使わない無水調理のチキンカレーで、カレー好きも大満足のひと品に! 市販のカレールウを使いましたが、トマトの酸味がきいて、本格的な味わいに仕上がりました。


【麻婆なす】○

カレーはプロも絶賛!ただしパスタはザンネン…… イメージ2

調理時間:20分
油を使っていないので、麻婆なすにしては味付けが優しいのですが、食べているうちに慣れました。混ぜ方が甘いのか、ひき肉がダマになってしまったのがザンネン!


【ナポリタン風パスタ】△

カレーはプロも絶賛!ただしパスタはザンネン…… イメージ3

調理時間:25分
乾麺も野菜も水もケチャップも、全部一緒に入れてこの状態になるのは驚きですが、味はというと、水っぽくて麺もやわやわ。麺の太さを変えるなど、材料や味付けにアレンジが必要かもしれません。


実際につくってみると、メニューによって得意、不得意はあるようですが、毎日の献立づくりを助けてくれるという点では、忙しい人の強い味方であることは確か。多少、お高いものではありますが、料理のレパートリーも増えそうでオススメです。