ファッションのプロが判定コレは買っちゃダメです!
有名ファッションバイヤーのMBさんに、“ビジネスシーンに向いてそうで、実は向いていない”ユニクロアイテムを教えてもらいました。
「ビジネスシーンではツヤ感が大事!」(MBさん)
MBさん
ファッションバイヤー&ブロガー。年間1000着以上の洋服に袖を通すプロバイヤーとして活躍する傍ら、自身のWEBサイトも運営。著書に『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』(集英社)があります。
ツヤなしワッフル素材はOFFで着るのが無難です
ユニクロ
ワッフルクルーネックセーター(長袖)
実勢価格:1990円+税(期間限定価格)
フォーマルなスーツ、シャツ、靴には“ツヤ”があります。実はこの“ツヤ”がビジネスアイテムを選ぶ際の重要ポイントなんです。
こちらのワッフル素材のセーターはOFFの日に着る“街着”としては悪くないですが、ツヤがないのでビジネスシーンには不向きです。
色ムラや編み目の粗さが目立ち、ツヤは見られません。
「シャツ+ニットセーター」というビジネスカジュアルの定番スタイル。ビジネスシーンでニットセーターを着たいなら、密に編み込まれたハイゲージのものを選ぶのが正解です。
温かいのはいいけどスーツとの相性最悪…
ユニクロ
フランネルチェックシャツ(長袖)
実勢価格:990円+税
こちらも“ツヤ”がなく、ビジネス感がまったくありません。
起毛素材で温かいのはいいですが、このシャツはOFFの日にとどめておくのが無難。ONではブロードや細糸のオックスフォード素材などツヤのあるものが正解です。
黒のビジネス向きパンツと合わせても、休日感がにじみ出ます……。カジュアルなチェック柄と相まって、ビジネスシーンからもっとも遠いシャツと言えそう。
ダラしなさ全開…チノパンは禁忌の域
ユニクロ
スリムフィットノータックチノ
実勢価格:2990円+税
ビジネスカジュアルでチノを選ぶ人も多いですが、ウール素材のスラックスなどの方が無難です。こちらのチノもツヤがなく、デニムと同様でカジュアルすぎ。
ダラしなく見えるので、ビジネスシーンで“シワ”は大敵。それなのに、このチノは見事なまでにシワが入ります……。
知らず知らずのうちに“ダラしない”アピールになってしまう恐れがあるので、職場用のファッションとして安易にチノを選ぶのはキケンです。
以上、「ビジネスカジュアル」に向いていないユニクロアイテムでした。なお、「休日用として」ならアリですので、ぜひ、選ぶ際の参考にしてください。