障害物を避けられる製品のボーダーは1万円以上
高い性能を備えた人気のロボット掃除機はほとんどが5万以上する高級品ばかり。「賢くなくてもいいから安くて、『これでいーじゃん』と納得できるのはないの?」 そんな意見の人も少なくないはず。そこで、大体3万円以下で使える「これだけできれば十分」な格安ロボット掃除機を探します。
「これでいーじゃん」レベルの目安
【LEVEL1】だいたいゴミを吸ってくれる
【LEVEL2】ゴミの始末がラク
【LEVEL3】あまり音がうるさくない
【LEVEL4】障害物は自分でよける
【LEVEL5】部屋のすみずみまで掃除する
[エントリー]
V-BOT
自走式ロボットクリーナー VBM01 macaron
実勢価格:4980円
ツカモトエイム
ロボットクリーナー ミニ ネオ AIM-RC03
実勢価格:5800円
ILIFE
V3s Pro
実勢価格:1万6900円
Anker
Eufy RoboVac 11
実勢価格:2万2800円
ZEBOT
Tulip101
実勢価格:2万4800円
エコバックス
DEEBOT M81PRO
実勢価格:2万9349円
iRobot
ルンバ 622
実勢価格:3万4500円
ここでは【LEVEL4】の、障害物にどれだけ対応できるのかを比較しました。ロボット掃除機をストレスなく使うために重要なポイントです。気になる検証結果は、1万円以上の製品であれば、障害物を乗り越えられて、段差でも落下しない機能がついている印象でした。
「これでいーじゃん」しっかり障害物を避ける4台
ルンバ622は落下センサーがしっかり働いていて直前でしっかり止まりました。障害物も難なく越えていていたので、心配することはあまりないでしょう
iRobot
ルンバ 622
実勢価格:3万4500円
ラグ:○
スッと乗り越えます
コード:○
コードにも引っかからず。
落下センサー:○
ピタッと止まる!
2万円台アンカーも負けていません
アンカーも余裕のオールクリア。ラグはたまに避けようとする動きがありましたが、ほとんど問題なく越えていきました
Anker
Eufy RoboVac 11
実勢価格:2万2800円
ラグ:○
ラグも楽に乗り越えます
コード:○
コードも余裕!
落下センサー:○
しっかり反応して落ちる心配は無用です。
1万円台のILIFEも力強く乗り越えた!
ILIFEもすべての障害を難なくクリア。今回の中で一番パワフルで、ラグは端が一瞬めくれるくらい勢いよく越えていきました。「障害物は任せろ!」感がある一台です。
ILIFE
V3s Pro
実勢価格:1万6900円
ラグ:○
すごい勢いで乗り越える!
コード:○
コードも物ともしません
落下センサー:○
直前でピタッと止まりました
上品な動きで落下しないエコバックス
エコバックスも、なんの問題もなくすべてクリアしました。スーッと静かに動き、段差ではやさしく止まる印象です。
エコバックス
DEEBOT M81PRO
実勢価格:2万9349円
ラグ:○
しっかり乗り越えてくれます
コード:○
コードも何のその
落下センサー:○
優しく止まるのが印象的
「少し悩む?」ちょっぴりドジで世話がやける3台
5000円台にもかかわらず、落下センサーがついているツカモトエイム。ラグは斜めからなら乗り越え可能でした
ツカモトエイム
ロボットクリーナー ミニ ネオ AIM-RC03
実勢価格:5800円
ラグ:△
ラグは斜めからなら乗り越えました。正面は厳しそう。
コード:×
コードも乗り越えられず。
落下センサー:○
落下せずにピタッと止まります。
段差でセンサーがしっかり反応ただし障害物は不得意
価格の割に障害物系はやや苦手な様子を見せたZEBOT。落下センサーはきちんと機能しているようで、まったく落ちませんでした。
ZEBOT
Tulip101
実勢価格:2万4800円
ラグ:×
ラグは障害物と認識してしまうみたいです。
コード:×
コードも乗り越えられませんでした。
落下センサー:○
落下センサーは優秀でした。
落下センサーなし障害物も乗り越えられず
価格の限界か、障害物をすべてよける行動に出たのは最安値のV-BOT。落下センサーもないようで、スグに落ちてしまいました。
V-BOT
自走式ロボットクリーナー VBM01 macaron
実勢価格:4980円
ラグ:×
ラグは乗り越えられまんでした。
コード:×
コードもどうしても避けてしまいます。
落下センサー:×
やはりこのラインナップでもっとも安いためか、落下センサーもないので、落ちてしまいました。
いかがでしたか? 低価格なロボット掃除機ですが、こんなに障害物を物ともしない上位の製品たちなら、安心してお掃除をおまかせできますね。