性能がよくてオシャレに使えるチープカシオはどれ?
チープカシオとはカシオが90年代から発売しはじめた格安時計の総称。「チプカシ」という略称で昔から愛されています。
チープカシオはとにかく種類が豊富で、その数はなんと数百以上。低価格から想像もつかないほどの機能と性能を兼ね備えていてるだけでなく、レトロ風でポップな見た目のものから、スーツに合うシックなものまで幅広いデザインが揃っています。
しかし、これだけ種類が多いとどれを選べばいいかわからないですよね。
そこで『家電批評』2021年11月号では膨大な種類のなかから35種のチープカシオを選りすぐり、性能とデザインを徹底検証しました。
スタイリスト厳選! チープカシオ35種を徹底検証
まず、家電批評編集部で通販ですぐ購入できる150種をリストアップ。その中で、ファッションの専門家・日野火雅利さんに色味やデザインを確認してもらい35種を実際に購入。そして、以下の2項目をチェックしました。
テスト1:ファッション
35種の実物を一つひとつ確認し、「インフォーマル」「フォーマル」「アウトドア」「カジュアル」の4つの場面を想定。各カテゴリーごとにオシャレなモデルを決めました。
テスト2:性能
性能面のテストでは、特に気になる4つのポイントを検証しました。
1:液晶・文字盤の見やすさは?
時計にとって一番重要な時刻の確認しやすさ。いくら見た目がよくても使いにくかったら意味がありません。逆光時や暗いところで使うライトの明るさまで確認しました。
2:文字盤の耐久性は? すぐ割れない?
時計を硬いものにぶつけてしまい液晶が割れた経験がある人は多いのではないでしょうか。気になる液晶の耐久性もチープカシオだからできる方法でチェックしてみました。
3:アナログ針は遠心力では取れない?
チープカシオが発売されはじめた当時、アナログの針がすぐ取れてしまうとのウワサがあったのだとか。そこで大きな負荷をかけて針が取れないか確認してみました。
4:防水性能ってどれくらい優秀?
防水機能がついてるとはいえ、価格も安いし、本当に壊れないか心配。お風呂ぐらいは大丈夫? そんな気になるポイントも実際に水に長時間浸けて確認してみました。
さて今回は、休日外にラフに出かけるときにおすすめしたい、見た目とつけ心地重視の「カジュアル部門編」です。5製品を検証した結果、上位だったおすすめ3製品を紹介します。
男心をくすぐるデザイン! 「AE-1200WHB-1B」
カシオ
AE-1200WHB-1B
実勢価格:3220円
サイズ・重量:約45×42×12mm・約39g
防水性:10気圧防水
電源・電池寿命:約10年
カジュアル部門で1位に輝いたのは、「AE-1200WHB-1B」。男心をくすぐるグリーンのミリタリーチックなデザインが高評価。ワールドタイマー表示も童心をくすぐります。
ネイビーカラーが珍しい「F-200W-2A」
カシオ
F-200W-2A
実勢価格:1810円
サイズ・重量:約44×40×11mm・約27g
防水性:日常生活防水
電源・電池寿命:約10年
※リンク先は並行輸入品の商品販売ページです
2位は「F-200W-2A」。白でも黒でもないネイビーが休日感を出します。小ぶりなので一日身に着けても気にならないのもポイント。
モノトーンでシンプルな「MW-59-7E」
カシオ
MW-59-7E
実勢価格:1760円
サイズ・重量:約40×36×9mm・約23g
防水性:5気圧防水
電源・電池寿命:約3年
※リンク先は並行輸入品の商品販売ページです
3位は「MW-59-7E」。モノトーンのデザインはどんな服にも合います。アナログの見やすさと軽さも高評価でした。
以上、「カジュアル部門」でオススメのチープカシオ3製品でした。次回は、「アウトドア部門」の上位3製品を紹介します。
ぜひ、お気に入りの1本を見つけてみてくださいね。
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『家電批評』2021年11月号
晋遊舎
『家電批評』
2021年11月号
実勢価格:700円
『家電批評』2021年11月号では、「アマゾン・楽天安くて良いモノ辛口採点簿」の特集を掲載しています。今回のチープカシオの検証の詳細も掲載。こちらもぜひチェックしてみてください。