楽しいことをあきらめない!「大人の趣味活」って?
感染症対策による外出自粛や旅行控えなどが長引き、楽しい話題が少なくなっていた昨今。ただ、お家時間が増えたことで新しい趣味に目覚めた人も多いのではないでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌「MONOQLO」は、「どんな時だって楽しいことを探すのをあきらめたくない」と大人の趣味活を徹底検証。インドアでも少人数でもとことん楽しめる趣味の数々とおすすめアイテムを紹介します。
今回はお気に入りの中古スニーカーを蘇らせる最強の道具とお手入れ方法です。
長年履いたスニーカーも最強の道具で簡単に修繕できる
スニーカーは履いているとどんどん傷や汚れが目立ってきますが、お気に入りシューズはいつまでもきれいに履き続けたいですよね。
そこで今回は中古で購入したスニーカーが蘇るおすすめアイテムとケア方法から「表面の汚れ・色落ち、黄ばみの補修」について、靴磨き職人・伊藤由里絵さんに教えてもらいました。
おすすめアイテム3選
まずは表面の汚れ落とし、色落ちや黄ばみの補修のためのおすすめアイテムをご紹介します。
おすすめアイテム1:コロニル「馬毛ブラシ ブラウン」
コロニル
馬毛ブラシ
ブラウン
実勢価格:1480円
砂ホコリなどの軽い汚れはコロニル「馬毛ブラシ ブラウン」で払いましょう。
おすすめアイテム2:ブートブラック「TOW FACE レザーローション」
ブートブラック
TOW FACE
レザーローション
実勢価格:1320円
ブートブラック「TOW FACE レザーローション」は、こびりついた汚れを磨いて落とすローションです。
おすすめアイテム3:コロンブス「アドカラー チューブ ホワイト」
コロンブス
アドカラー
チューブ
ホワイト
実勢価格:818円
なかなか落ちない頑固な黄ばみや黒ずみは靴補修用のカラー、コロンブス「アドカラー チューブ ホワイト」で塗装すると驚きの白さになります!
黄ばみのほか、色落ちの補修にもおすすめです。
それでは、以上のアイテムを使ったスニーカーのお手入れ方法をご紹介します。
CASE1:表面の黒ずみ、ソールの黄ばみ
こちらはメルカリで1800円で購入したスニーカーです。表面の黒ずみやソールの黄ばみをキレイにしていきましょう。
1:ブラシで表面の汚れを落とす
まずは毛先の硬い馬毛ブラシで、表面にたまった塵や汚れを払い落します。ナイキのスウッシュアイコンの縁にも汚れが付着しやすいのでしっかりブラッシングしてください。これだけでも汚れが落ちてきれいになります。
2:汚れをローションで拭き取る
定着した汚れは、毛足の長い布を水で濡らし、指先に巻き付けて拭きます。布の拭く面を頻繁に変えることで、1度拭いた汚れが他に移ることを防ぎます。取れない汚れは布にローションを馴染ませて拭いてみてください。
3:汚れに顔料を塗り込む
染み込んだ目立つ汚れは拭いても残ってしまうので、補修用クリームの「アドカラー」で色を塗って隠します。「アドカラー」は絵具のように、他の色と混ぜて使うこともできるので、アッパーに合わせて調色ができます。
完成:ここまできれいになりました!
ここまできれいに! やや跡は残りますが、目立たなくなりました。
CASE2:シワについた汚れ
続いてはシワについた汚れを補修していきます。こちらのスニーカーはメルカリで3300円で購入しました。
1:シワの汚れを掻き出す
歩く時につく甲の部分のシワを防ぐ方法はありませんが、馬毛ブラシで汚れを落とすだけでくたびれ感は低減します。内側から指で押し上げてシワを広げてあげると、細かいところに詰まった塵なども払い落せます。
2:シワを伸ばし汚れを拭き取る
シワによって折りたたまれるため、シワの部分の黒ずみが定着しています。CASE1と同じように、毛足の長い布にローションをなじませて拭き取ります。細かいシワは、爪を立てて拭くと落ちやすくなります。
3:顔料をシワに塗りこむ
残った汚れは「アドカラー」を使って塗りつぶします。拭く時と同じように、裏から押し上げシワを伸ばして塗ると色ムラがなくきれいに仕上がります。アッパーのベンチレーションホールを塗りつぶさないように注意を。
完成:ここまできれいになりました!
多くのシワが目立たなくなりました。
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以上、靴磨きのプロによるお気に入りの中古スニーカーを蘇らせる最強の道具とお手入れ方法でした。ぜひお試しくださいね。
初心者でも簡単にきれいな状態になります。