ホームチェックすべきは耐久性と
着脱のしやすさ

今回は掃除に使用する上で、特に気になる以下の2点を重視して評価を実施しました。

①耐久性テスト:洗剤を直に吹きかけ、手を洗う要領で200回こすった後の変質具合をチェック

使用中に手袋が破れるなどのリスクを検証。酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤それぞれで確認を行いました。


②着脱しやすさテスト:実際に手袋をはめて掃除をし、汚れや水に対しての使用感、着脱のしやすさをチェック

掃除中には何度か着脱を強いられる場面も。製品ごとに意外に差がつく結果となりました。

普段の掃除はもちろん、大掃除の時にも用意しておきたい手袋は一体どれなのか。テスト結果のよかったものから順にご紹介していきましょう。

S評価薄くて使いやすく
コスパも抜群

薄手で繊細な作業をこなせるにも関わらず、高い耐久性を示し、着脱も簡単だったのがこちらの「やわらか手袋」です。

金石衛材:やわらか手袋

金石衛材
やわらか手袋
実勢価格:868円(100枚入り)

<耐久性(アルカリ性):A>

<耐久性(酸性):A>

酸性でもアルカリ性でも変質は認められませんでした。手をこすり合わせた事による摩耗もなく、薄手ながら耐久性はバッチリでした。


<着脱しやすさ:A>

塩化ビニール製の本製品はゴムのように引っかかる感覚はありません。サラサラしているので着脱は実にスムーズ。

汚れたらすぐに捨てることもでき、手元はいつでも清潔。1枚あたり約8.6円とコスパも高く、気兼ねなく使い倒すことができます。

A評価肘付近までしっかりカバー
水を使う作業に使いたい

高い耐久性とカバー範囲の広さがウリとなる手袋で、指先への水の浸入を防止します。キッチンの掃除など、大量に水を使う作業にはもってこいです。

ダンロップ:樹から生まれた手袋:プリティーネ

ダンロップ
樹から生まれた手袋
プリティーネ
実勢価格:324円

<耐久性(アルカリ性):A>

<耐久性(酸性):A>

使い捨ての製品ではないため、耐久性は他よりも高く、どれだけこすっても変質は認められませんでした。


<着脱しやすさ:B>

肘付近までカバーするのが利点の1つですが、その分、着脱自体の手間が増えてしまっています。

A評価ゴム製で安心の耐久力
着脱には難が残る

同じく耐久性を重視するなら選択肢に入るのがこちらのゴム製手袋。洗剤にまみれても不快感は感じませんでした。

ショーワグローブ:ニトリストフィット

ショーワグローブ
ニトリストフィット 100枚入
実勢価格:960円

<耐久性(アルカリ性):A>

<耐久性(酸性):A>

酸性、アルカリ性ともに変質は見られませんでした。多少強めに引っ張っても破れない頑丈さも魅力です。


<着脱しやすさ:C>

肌に密着するため、作業自体はしやすいものの、着脱のしにくさがちょっと気になりました。

B100均の手袋は
耐久性が気になる

作業用手袋は100均でも気軽に手に入れることができます。ただ、耐久性には少々難が残りました。

セリア:天然ゴム:極薄手袋

セリア
天然ゴム
極薄手袋 左右両用 6枚入
実勢価格:108円

<耐久性(アルカリ性):B>

<耐久性(酸性):B>

耐久性テストを行ってみると表面が軽く溶け、握るとべたつきを感じました。交換しようにも1枚ごとの単価が案外高めなのも悩みどころ。


<着脱しやすさ:A+>

パウダーが付着しており、スッキリと外すことができるのはすべての製品の中でもトップクラスでした。

Bアルカリ性洗剤を使うと
表面が溶け出すのがマイナス

こちらは10枚入りと、セリアのものよりコスパは高め。その分、耐久性が犠牲になってしまった感もあります。

キャンドゥ:ナチュラルフィット

キャンドゥ(オカザキ)
ナチュラルフィット 10枚入
実勢価格:108円

<耐久性(アルカリ性):C>

<耐久性(酸性):B>

酸性はべたつく程度で済みましたが、アルカリ性の洗剤では表面が溶け出し、くっついてしまいました。


<着脱しやすさ:A+>

パウダーのおかげで着脱は簡単に行えます。ただ、外した際にパウダーが付着するのと、洗剤による溶け具合が気になりました。

C評価: 密着する感覚が
長所であり短所

ダイソーの手袋は100均の製品の中では一番密着度が高く、作業がはかどります。ただ、耐久性の問題が気になります。

ダイソー:手にぴったり指先フィット

ダイソー
手にぴったり指先フィット
10枚入
実勢価格:108円

<耐久性(アルカリ性):C>

<耐久性(酸性):B>

酸性はべたつく程度。しかし、アルカリ性だと穴が空かないか不安になるほど……。


<着脱しやすさ:B>

パウダーは付着していますが、密着する分、着脱は難しくなりました。

ホーム実はこんなテストも
裏で行っていました

今回のテストでは以下のような項目に関してもテストを実施していました。製品ごとに大きな差がつかなかったため、評価には加えませんでしたが、ご参考までにどうぞ。

<冷水テスト>

ウェットスーツのように、冷たい水の中でも作業しやすいといいなと思いながら検証しましたが、どれも冷たい水には勝てず、寒い思いをしただけになってしまいました。


<パウダーテスト>

100均の手袋のパウダーで手形が取れるかをテスト。実際に手形が取れるほどについてしまうので気にはなりますが、差はつきませんでした。

うっかりお気に入りジーンズを触ってしまうと、こんな事態に。


<ナノブロックテスト>

細やかな作業に差が出るかを検証しようとしましたが、どの手袋でも綺麗に組み立てることができてしまいました。


どれも同じように見える作業用手袋ですが、実際に使ってみると汎用性と機能性に大きな差が出ました。今回のオススメは「プリティーネ」をキッチンで使い、それ以外を「やわらか手袋」でカバーする方法。洗剤の種類を問わず使えるので、掃除が一段とはかどること請け合いですよ。