見えないムダ出費をへらせばラクに節約が叶います!
外出機会が減ったにもかかわらず、前より出費が増えているというご家庭ありませんか? 欲しいモノをガマンして節約しているつもりなのに、なぜか貯金は増えていないことも……。
今回はケチらずに貯まる「節約家計術」のご紹介。毎日の生活の中に隠れていて気づきにくい“ムダ出費”をへらすことで、じつはラクに節約できちゃいます。
マネするだけでOKなので、今日からさっそく始めましょう。
エアコンはつけっぱなし&サーキュレーターで省エネ!
おうち時間が増えて、光熱費が上がったという人も多いかと思います。中でも気になるのが、エアコン使用時の電気代。まさか、省エネだからと、こまめにオンオフしていませんか?
実は、エアコンはつけっぱなしがいいんです。室温は一定にしておくのが節電のポイントなんです。
ポイント1:気温が上がるお昼前後はエアコンつけっぱなし
日中に短い時間お出かけをするなら、帰宅してからONにするとグンと電気を使うから、つけっぱなしがお得です。
でも、つけっぱなしにするかどうかは、出かける時間の長さよりも、外の気温を目安にしましょう。むやみにオンオフせず、室内外で気温差があるときはつけっぱなし、ないときはこまめに消すのが◎です!
ポイント2:気温が落ち着く夕方以降はこまめにオンオフ
涼しくなったらこまめにオンオフしたほうが節電に! 換気ついでに外の気温確認の習慣をつけるとムダがありません。
エアコンをつけたら、サーキュレーターを使って部屋の空気をかき混ぜると、エアコンが安定した温度で動き、余計な電力を使わずにすむから節電になります。
そこで今回は、室温を一定にして省エネを叶えるサーキュレーター4製品を「風量」「持ち運びのしやすさ」「操作性」で比較しました。おすすめ順にご紹介します!
強力な風で空気を循環するアイリスオーヤマ「コンパクトサーキュレーター PCF-HD15N-W」
アイリスオーヤマ
コンパクトサーキュレーター
PCF-HD15N-W
実勢価格:2618円
サイズ:約W241×D175×H266mm
重さ:約1.4kg
※Amazonは2個のセット販売です
▼テスト結果
風量:3.1m(風量「強」のとき)
持ち運びやすさ:◎
操作性:◎
アイリスオーヤマ「コンパクトサーキュレーター PCF-HD15N-W」は、風量も十分なうえに使いやすくて、コスパ◎です。
ポイント1:風量が多くて部屋の空気をかき混ぜる
風量は3段階、首は6段階の角度で調節できるので、空気をバッチリ循環してくれます。
ポイント2:気軽に別の部屋に持って行ける
1.4kgと軽めで、持ち手がしっかりしているので運ぶときも重さを感じません。
4製品中最大の風量のツインバード工業「サーキュレーター KJ-D994W」
ツインバード工業
サーキュレーター
KJ-D994W
実勢価格:2880円
サイズ:約W280×D160×H280mm
重さ:約1.7kg
▼テスト結果
風量:3.3m(風量「強」のとき)
持ち運びやすさ:◯
操作性:◯
ツインバード工業「サーキュレーター KJ-D994W」は、今回比較した中で風量が最大でした。
持ち手のつまみが後ろについていて、持つときに指がつまみにぶつかってしまうのは残念です。
C評価: 音が静かな分風量も弱い無印良品「サーキュレーター(低騒音ファン) MJ-CF18JP-W」
無印良品
サーキュレーター(低騒音ファン)
MJ-CF18JP-W
実勢価格:4990円
サイズ:約W284×D228×H297mm
重さ:約2.2kg
▼テスト結果
風量:1.8m(風量「強」のとき)
持ち運びやすさ:△
操作性:△
無印良品「サーキュレーター(低騒音ファン) MJ-CF18JP-W」は、音が静かですが風量は弱めでした。
つまみが後ろについていて、首を真上に傾けるとつまみが回しにくいので、ちょっと不便かもしれません。
D評価: 作りが安っぽいのが残念なテクノス「18cmサーキュレーターメカ SAK-23」
テクノス
18cmサーキュレーターメカ
SAK-23
実勢価格:2741円
サイズ:約W298×D175×H308mm
重さ:約1.65kg
▼テスト結果
風量:2.7m(風量「強」のとき)
持ち運びやすさ:×
操作性:△
テクノス「18cmサーキュレーターメカ SAK-23」は、全体の作りが少しチープなのが残念でした。つまみの作りがヤワで、回すたび不安な気持ちになるかもしれません。
持ち手がないのも運びづらいです。
エアコンの「冷房」「除湿」どっちがオトクに使える?
▼消費電力量の比較
・再熱除湿...冷房の効き目:なし
・冷房......冷房の効き目:◎
・弱冷房除湿......冷房の効き目:○
弱冷房除湿は、弱い冷房とほぼ同じ機能で高湿度で室温は高くない梅雨に使うと節電になります。冷房は部屋を冷やすときに湿気も一緒に取り去ってくれます。再熱除湿は、部屋を冷やさず除湿し、もう一度暖めるので冷房より電気代がかかります。
暑い夏は冷房は効き目もコスパもいいんです。
湿度の高い夏は冷房に頼るがGood!
以上、省エネできるサーキュレーター4製品比較でした。サーキュレーターで部屋の空気を循環させれば、あとはエアコンが快適な風で動いてくれます。ぜひ実践してみてください。
部屋の温度が外と差がないときは消して節電しましょう