謎の真相を調査！「美容液」ってそもそも何？
雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌・コスメ雑誌の『LDK the Beauty』編集部では、今まで200本以上の美容液を検証してきました。そして、最近重要なことに気づきました。それは、「美容液が誤解されている！」ということ。
編集部が公式SNSで行った、「美容液を使用しているか」というアンケート調査では、現在美容液を使用していると答えた人は7割という結果に。
▼美容液を使用しているかのアンケート結果
「どんな種類を使っていますか？」という質問では、お悩みNo.1は「毛穴」でした。
日常的に美容液を使っている人が大多数という結果でした。ですが、ほどんどの人が、美容液でシミ・シワ・毛穴が抹消されると思っていたり、高いものを使っていればいいと思っていたり……。
美容液を勘違いしている人多すぎ問題があるんです。
しかも、約7割の人が使っているのにほとんど知られていない事実があります。それは、実は美容液自体に明確な定義はない！ ということ。全成分を見たら化粧水や乳液とあまり変わらないという場合もあるんです。
そこで、選び方から使い方まで、“効く”美容液の真相を、徹底的に調査！ 美容液の真相に迫ります。
今回は、「医薬部外品」についての調査結果をお届けします。
ナゾ1：医薬部外品とそれ以外って一体何が違うの？
真相：有効成分が一定量入ってるのが「医薬部外品」
医薬部外品は、特定の効果が認められた有効成分を一定濃度で配合しているのに対し、化粧品には規定がありません。美容液選びで迷ったら、内容がある程度保証された医薬部外品を優先するのがオススメです。
▼医薬部外品（薬品）の例
有効成分アリの美白美容液。容器の裏側にきちんと｢有効成分｣の表示がされています。
透明白肌
薬用Wホワイトエッセンス
［医薬部外品］
実勢価格：2200円
内容量：50ml
▼化粧品の例
化粧品には有効成分の表記ナシ。配合量の規定がなく、メーカーによって配合量が異なります。
医薬部外品はパッケージですぐ見分けられます！
パッケージや製品に「医薬部外品」という記載があるのが目印。ちなみに薬用は医薬部外品と同じ意味で使われています。
トランシーノ
薬用ホワイトニングエッセンスEXII
［医薬部外品］
実勢価格：3800円
内容量：30g
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ナゾ2：あまりに安すぎる美容液って大丈夫？
真相：値段と効果は必ずしも比例するわけではない！
値段は関係ないとはいえ、あまりに安すぎる製品は開発費を削っている可能性があり効果は期待薄。費用対効果を考えると、3000円以上1万円前後あたりが手頃です。
プチプラでも実力派は存在します
美容液の検証を行ったときのものです。
↑上の写真は、お値段8000円の美容液ですが、シワの減少度はそこそこという結果。
↓下の写真はお値段3000円前後の美容液。プチプラながらも大健闘。
ザ・レチノタイム
リンクルデイ ミルク UV
【医薬部外品】
SPF50+/PA++++
実勢価格：3200円
容量：30ml
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安すぎる100均はあまり期待できません
100均でも保湿力の高い美容液はありますが、美白やエイジングケアについては高い効果は期待できません。
以上、美容液の基礎知識のナゾについての調査結果でした。
ちなみに、「“効く”美容液の真相ぶっちゃけます」特集を掲載した『LDK the Beauty』2021年3月号はこちらで読むことができます。
『LDK the Beauty』2021年3月号
晋遊舎
『LDK the Beauty』
2021年3月号
ぜひ、記事を参考にしてみてください！
使用感も香りの質も△です。