あの美容法はホント? 専門家に取材&徹底検証

「同じスキンケア製品は使い続けない方がいい」「ダイエットといえば断食」など、雑誌やSNS、テレビなど巷に溢れるいろいろな美容法。いつまでもキレイでいたい、毎日気持ちよく過ごしたいと願う人なら、あれもこれも気になりますよね。

でもなかには、「コレ本当に効果あるの?」、「逆効果じゃないの?」と疑問に思うものもあるのではないでしょうか。そこで、「スキンケア」、「ボディケア」、「ヘアケア」にまつわる、巷のさまざまな美容法をピックアップし、専門家に取材、ウソか本当か大検証しました!

今回は、「スキンケア」編から、シミ・シワのケアにまつわるウワサをチェックしていきます。

お米のとぎ汁で洗顔すると美白に?

A. そうでもない! 効果はあるけどだいぶ弱め

お米のとぎ汁で洗顔すると美白に? イメージ

とぎ汁に美白効果はあります。ですが、美白系スキンケアに比べたら効果は微々たるもの、だいぶ弱めです。しかも生ものなので、時間をおいて使うのはタブー。常に新鮮なとぎ汁で洗顔できるなら、試してみてもよさそうです。

シワは美容医療じゃないと治せない?

A. そうでもない! 目立つ深いシワでなければ改善できます

シワは3段階に分けることができ、浅めの乾燥ジワなら保湿ケアで治ります。もう少し深い真皮性のシワも、医薬部外品のクリームを使えば改善可能。目立つ深いシワの場合は、美容医療で治療することも検討しましょう。

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シワは美容医療じゃないと治せない? イメージ

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リサージ「リンクルシューター」は、読者モニターのシワ減少度が高かったクリームです。

水分不足だとシミができやすい?

A.一部はホント! シミができやすいのは本当

肌の水分が不足すると、シミができやすいのは本当です。なぜなら、乾燥すると肌のバリア機能が落ち、紫外線ダメージを受けやすくなってメラニンが増えてしまうから。シミ対策の美白も重要ですが、同時に保湿にも力を入れましょう。ただし「水分不足」といっても、飲み水の量を増やしても関係ありません。

水分不足だとシミができやすい? イメージ

こんにゃくパフでシワなしツル肌に?

A.そうでもない! ツルツルになるのは一時的です

こんにゃくパフでシワなしツル肌に? イメージ

残念ながら、ツルツルになるのは一時的なもの。古い角質を取ると肌がつるんとする反面、角層を過剰に除去することで角質の再生産能力が高まってしまい、むしろ肌がガサガサになります。

やわらかいとはいえ肌をこするものなので、使用頻度は少なめに。

肝斑は美容液で治る?

A.一部はホント! トラネキサム酸で目立たなくなります

肝斑は体質なので、完全に消すのを目指すのは難しいのですが、トラネキサム酸入りなら肝斑を薄くする効果が期待できます。効果の順は美容医療→サプリ→美容液。ただし美容医療でも消すのは困難なので、あくまで薄くするという気持ちで。

肝斑は美容液で治る? イメージ

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ETVOS「薬用ホワイトニングクリアセラム」は、塗るだけでも効果あり。敏感肌や乾燥肌でも刺激を感じず安心して使えますよ。

ダイエットをしすぎるとシワが増える?

A.一部はホント! 油分を控えすぎるとシワシワ肌に……

油は細胞膜やホルモンの材料になる大切な栄養素。ダイエットで油を制限しすぎると、肌のうるおいやハリの低下につながり、カサカサ肌やシワ肌の原因になります。たとえダイエット中でもオメガ3系やエゴマ油など、良質な油を適度に摂ることを忘れずに。

ダイエットをしすぎるとシワが増える? イメージ

エクストラバージンオリーブオイルも◎

以上、「スキンケア」編から、シミ&シワに関するウワサをチェックしました。

ちなみに、「美容のウソホントぜ~んぶ暴きます!」特集を掲載した『LDK tne Beauty』11月号はこちらで読むことができます。

『LDK the Beauty』2020年11月号

『LDK the Beauty』2020年11月号 イメージ

『LDK the Beauty』
2020年11月号

ぜひ、参考にしてみてください。