美髪になるには頭皮ケアが大事でした!

頭皮ケア、意識してますか? 髪のケアは頑張っていても、頭皮ケアについて意識している人は意外と少ないのではないでしょうか?

じつはフケやかゆみのほか、髪のパサつきやダメージ、うねりといった髪悩みの原因の多くは頭皮からきているんですって。

そこで、髪問題を一気に解決し、美髪になるための頭皮ケアのテクニックとアイテムを、雑誌『LDK』の姉妹誌でコスメ誌の『LDK the Beauty』がご紹介します。

今回は、チェックしたい「毎日の頭皮ケア習慣」についてです。

適量のお酒はむしろ頭皮にイイ!

飲酒が髪に悪いという話はただの噂。アルコールが毛根にダメージを与えるという医学的根拠はないんですって。

適量のお酒はむしろ頭皮にイイ! イメージ

むしろ適度な飲酒は血行が促進されるので○。楽しいお酒はストレス解消にも。

ただし、当たり前ですが飲みすぎは肝機能の働きが低下して血行不良につながるので厳禁だそうですよ。

佐藤卓士 先生
アヴェニュー表参道クリニック 院長
佐藤卓士 先生 のコメント

直接的な害はありませんがほどほどにしましょう!

適度な糖質制限は頭皮の環境をよくする!

現代の食事は炭水化物の割合が多く、何も考えずに食べ続けると脂肪がつきすぎてしまいます。脂肪が増えると皮脂も倍増するため、食事の見直しも大切です。

ただし、過度な糖質制限は体内の栄養バランスが崩れ頭皮にとっても負担に。ご飯の量を減らすなど少しだけ意識して食生活を改善しましょう。

体内がキレイになると髪も生き生きするんですって。

ついつい髪を触っちゃう人は抜け毛に注意!

髪をいじるだけなら平気ですが、引っ張るクセがある人は黄色信号。イライラして髪を抜いてしまう人は赤信号です!

髪は多少ねじれたくらいでは傷つきませんが、手櫛などで引っ張るクセがある人は気をつけましょう。

毛穴がダメージを受けて抜け毛の原因になってしまうほか、誤って頭皮を爪で引っ掻くと傷口から雑菌が入って炎症の原因にもなります!

井上哲夫 氏
生活習慣病予防指導士 / 国際毛髪皮膚科学研究所 所長・理事
井上哲夫 氏 のコメント

毛穴を損傷するとうねりや切れ毛も増えてしまいます。

肌同様頭皮もUV対策は必須 !

頭皮も顔と同様、季節に関係なくUVケアを心がけるのが大切なんですって。紫外線の浴びすぎは頭皮環境を悪化させます。

UVスプレーはベタつくとホコリを寄せつけ炎症の原因になるので、サラッとした髪用がオススメです。

肌同様頭皮もUV対策は必須 ! イメージ

ムレや汗は頭皮の大敵。帽子は通気性で選んだり、ときどき脱いでムレを防ぎましょう。

肌同様頭皮もUV対策は必須 ! イメージ2

日傘は紫外線カット率の高いものを選んでくださいね。

佐藤卓士 先生
アヴェニュー表参道クリニック 院長
佐藤卓士 先生 のコメント

紫外線は頭皮の老化につながってしまいます。

激しすぎる運動はダメ! 毛根にダメージを与える場合も

有酸素運動は、頭皮の血流を改善してくれます。頭皮の血流を促すには、1日20分の有酸素運動が効果的。少し汗ばむ程度が適切です。軽い運動を毎日続けるのがコツですって。始めてみませんか。

激しすぎる運動はダメ! 毛根にダメージを与える場合も イメージ

ストレスも解消されるうえに末端の血流まで促進され、いいこと尽くし! ただ、激しい運動は血中の活性酸素が増え、毛根にダメージを与える場合もあるので注意。やりすぎは禁物です。

浜中聡子 先生
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 院長
浜中聡子 先生 のコメント

体にいい行動は頭皮にもいい影響をもたらします!

かゆみがひどいなら、まず枕カバーを替えて!

頭皮のかゆみの主な原因はムレと雑菌。髪だけではなく頭皮までしっかり乾かしてから寝ましょう。

かゆみがひどいなら、まず枕カバーを替えて! イメージ

枕は通気性がいいものに交換を。カバーは目に見えない雑菌が繁殖しやすいので、3日に1度を目安に交換してください。

以上、チェックしたい「毎日の頭皮ケア習慣」についてご紹介しました。

ちなみに、「今、始めるべき頭皮ケアのハナシ。」特集を掲載した『LDK tne Beauty』2021年2月号はこちらで読むことができます。

『LDK the Beauty』2月号

『LDK the Beauty』2月号 イメージ

LDK the Beauty
2021年2月号

ぜひ、記事を参考にしてみてください!