2020年の大感動を発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
いろいろあった2020年も、『家電批評』はおうち家電を中心に、4Kテレビや冷蔵庫など大型・定番品まで3521の家電製品をテストしてきました。そこで今回は、使った瞬間に思わず歓声が上がった感動品を総まとめ!「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
特に気を張って頑張った一年。ご褒美にもギフトにも早く買えば良かったと思えるベスト家電カタログです!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2020】記事はコチラ!
今回は、画質・機能性が最高評価だった有機ELテレビです。
人をダメにする超快適テレビ! 東芝「REGZA X9400シリーズ」
東芝
REGZA X9400シリーズ
実勢価格(55X9400):24万9235円
(55X9400)●サイズ・重量/W1234×D279×H738mm・32.5kg(スタンド含む) ●チューナー/BS4K・CS4K×2、地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3
2020年『家電批評』がテストした有機ELテレビの中でももっとも高評価だったのは 東芝「REGZA X9400シリーズ」です。
▼評価
画質 :36/35
機能性:31/30
操作性:20/20
音質 :19/20
合計 :106
※ 従来の有機ELテレビの画質最高点が35点でしたが、それを超えたため36点配点となっています。
特徴はなんといってもリモコンなしで音声操作できること。部屋でリモコンを探す必要がなくなるのは想像以上の快適さでした。またタイムシフトも搭載しているので細かい録画予約も必要ない、究極の「だらけテレビ」といえます。もちろん東芝らしく、地デジ・4Kともに最高レベルに高画質となっています。
画面の近くでも驚きの美しさ! 輝度の質感、黒の締まり具合、色調や精細感など映像描写が非常に優秀です。ハイレベルな画質調整には、やはり日本の技術が欠かせません!
ベストな理由:ハンズフリーの音声操作は体験したら戻れない快適さ
リモコンなしで電源のON/OFF、番組検索などが自由自在。録画済みの過去番組やネット動画も呼び出せるのでラクチンです。
パナ最新有機ELは録画は弱いけど画質音質は歴代最強レベル
登場が遅かった各社のフラッグシップモデルを追加でテストしたところ、パナソニックのビエラシリーズは、画質・音質が歴代最強でした。ただ、録画の点で東芝レグザには及ばず2位でした。
パナソニック
VIERA HZ2000シリーズ
実勢価格(TH-55HZ2000):30万5000円
(TH-55HZ2000)●サイズ・重量/W1229×D355×H780mm・34kg(スタンド含む) ●チューナー/BS4K・CS4K×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3
※検証モデル、スペックはTH-55GZ2000
▼評価
画質 :36/35
機能性:28/30
操作性:19/20
音質 :20/20
合計 :103
▼2020年検証の有機ELテレビランキング
※ すべて55インチクラスを基準としています。
比較1:画質
パナソニック・ビエラ(HZ2000)
東芝・レグザ(X9400)
パナソニックの有機ELテレビの4K画質は暗部もきっちりで現状最高峰。地デジ画質は東芝に分があり、結果、画質評価は引き分けになっていますが、映画派にはパナソニックはオススメです。
比較2:録画機能
使い勝手は向上も録画機能はほぼ変わらずです。
スタンド回転で動かしやすい!
音質補正搭載で最適化!
パナソニックのVIERA HZ2000シリーズはAVアンプのように音質補正機能があり、最適化できるので、音がかなりわかりやすいものになります。
以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2020」に選出された東芝「REGZA X9400シリーズ」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。
『家電批評』 2021年1月号
晋遊舎
家電批評
2021年1月号
700円
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4K画質と音質は最高です。映画派なら選んでほしいモデルです