2020年の大感動を発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
いろいろあった2020年も、『家電批評』はおうち家電を中心に、4Kテレビや冷蔵庫など大型・定番品まで3521の家電製品をテストしてきました。そこで今回は、使った瞬間に思わず歓声が上がった感動品を総まとめ!「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
特に気を張って頑張った一年。ご褒美にもギフトにも早く買えば良かったと思えるベスト家電カタログです!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2020】記事はコチラ!
今回は、その中でも編集部が「もっとも買うべき映像機能!」と言える高性能4K液晶テレビです。
過去1週間以上の番組をいつでも再生! 東芝「REGZA Z740Xシリーズ」
東芝
REGZA
Z740Xシリーズ
実勢価格(55Z740X):16万7000円
●サイズ・重量/W1237×D237×H766mm・20kg(スタンド含む) ●チューナー/BS4K・CS4K×2、地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3
2020年『家電批評』が高性能4Kテレビ部門で2年連続オブザイヤーに選出したのが東芝「REGZA Z740Xシリーズ」です。
最大の理由は全録機能である「タイムシフトマシン」を搭載した4K液晶テレビが他にないから。便利さは別格で、東芝「REGZA Z740Xシリーズ」なら設定した期間の地デジ放送は自動的に録画され、同時に作成される過去番組表から自由に再生できます。こうなるとテレビ視聴のための時間が固定されなくなるので、生活スタイルが変わるほどです。
もちろん、4K液晶テレビを比較した場合、それぞれの画質やUIの進化など見るべきポイントは多くありますが、トップメーカーに限れば、お互い高いレベルで競い合っているので、それほど決定的な差が生じることは稀です。
ベストな理由:全録タイムシフト機能で過去放送がいつでも見られる
全録機能であるタイムシフトは別売のHDDを接続することで設定できます。地上デジタルを最大6CH、1日24時間まで録画することができ、HDD容量と設定次第で1週間以上の番組をまるごと録画してくれます。これさえ設定されていればいつでも好きな番組が見られます。
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ベストな理由:スピーカー性能強化でサウンドバー並の音質に!
前モデルから大きく変わっているのが音質の強化。迫力ある低音が出ることによって映画などもより楽しく見ることができます。
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ベストな理由:自動補正機能が進化してより自然な高画質映像に!
Z740Xの特徴はクラウドAI高画質という自動補正機能。まだ特定の番組しか対応していませんが、対応番組はプロが調整したような正確な色味になります。
▼操作性重視ならソニーも傑作です
ソニー
BRAVIA
X9500Hシリーズ
実勢価格(KJ-55X9500H)
:16万3524円
サイズ:W1229×H710×D70mm
重量:18.1kg(スタンド含む)
チューナー:BS4K・CS4K×2、地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2
主な機能:タイムシフト、AndroidTV
映像配信: YouTube、Amazonプライムビデオ、Netflix、dTV、U-NEXT、Hulu、ABEMA、DAZN
※検証モデル、スペックはKJ-55X9500H
ソニー「BRAVIA X9500Hシリーズ」は、検証評価点では、Z740シリーズと同率で1位となった製品です。
全録機能こそありませんが、ネット動画アプリなどを高速起動するなどレスポンスの早さが日々の快適性を非常に向上させています。またAndroid TVなのでアプリをインストールして新たな機能を追加することも可能な点が便利です。
レスポンスが非常に早いです。
以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2020」に選出された東芝「REGZA Z740Xシリーズ」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。
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『家電批評』 2021年1月号
晋遊舎
家電批評
2021年1月号
700円
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低音の量感が増したことで外部スピーカーなしでも十分な音質です