約70年のこだわり!ブラウンのシェーバーに大注目

約70年のこだわり!ブラウンのシェーバーに大注目 イメージ

ブラウンは、パナソニック、フィリップスと並ぶ電気シェーバーメーカーの3大ブランドです。世界初の電気シェーバー「S50」の発売によって、世界で最も知名度のあるシェーバーブランドに躍進しました。

日本では、1980年代に放映された「朝剃ったのに...」と驚く街頭レポートCMが話題となり大流行。CM効果で現在も50代以上の層からは根強い支持を集めています。

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いつの時代も、肌にやさしく密着し“1ストロークですべてのヒゲを剃りきる”深剃りを重視しているブラウン。時短、敏感肌などがクローズアップされるいま、再び勢いを取り戻しつつあります。

今回はそんなブラウンの現行シリーズにスポットを当て、各シリーズの違いや機能的特徴、選び方をご紹介します。

「滑る剃り味」「アルコール洗浄」「お風呂剃り可能」が強み

ブラウンの電気シェーバーは、輪郭に合わせて動き肌に密着するヘッドと、なめらかな感触の網刃による深剃りがウリです。

全シリーズともに深剃りを追求した機能が採用されていますが、深剃りの決め手となる「ヘッドの可動域」と「外刃の滑りのよさ」には差があります。グレードと比例し、ハイエンド、スタンダード、ベーシックの順にやさしい深剃りができました。

ブラウンの強み1:なめらかな網刃

ブラウンの強み1:なめらかな網刃 イメージ

IT・家電ジャーナリストの安蔵氏が最も評価するのは、他社を圧倒する網刃のなめらかさ。やさしい深剃りの得意なブラウンの秘密はここにありました。

ブラウンの強み2:アルコール洗浄

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ややコスパは高いのですが、3大メーカーの中では唯一洗浄液にアルコールを使っているため、しっかりと除菌ができます。

ブラウンの強み3:お風呂剃りに対応

ブラウンの強み3:お風呂剃りに対応 イメージ

あまりお風呂剃りのイメージはありませんが、多くのモデルが対応しています。シリーズ内でも可否があるので注意してください。

安蔵靖志 氏
IT・家電ジャーナリスト
安蔵靖志 氏 のコメント

網刃の肌当たりのよさと技術を高めた、“深剃り”のバランスのよさが魅力です。

シェーバー選びのポイントは2つ!ヒゲのタイプと清潔感を重視

約70年にわたって深剃りにこだわり続けるブラウンですが、モデルが多く、どの製品にしたらいいか悩みます。選び方で重視したい、2つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

選び方のポイント1:シリーズごとの特徴をチェック

ブラウンのシェーバーは最上位モデルのシリーズ9からエントリーモデルのシリーズ1まで、全7シリーズ(モバイル含む)。シリーズ9は「5カットシステム」、シリーズ8から5までは「4カットシステム」、シリーズ3は3枚刃、シリーズ1とモバイルシェーバー「M-90」は1枚刃モデルとなっています。

選び方のポイント1:シリーズごとの特徴をチェック イメージ

▼ハイエンド
シリーズ9、シリーズ8
最高の刃数のシリーズ9はあくまで濃いヒゲの人向き。普通のヒゲの濃さならシリーズ8で最上位の深剃りを実感できます。
【こんな人におすすめ!】ヒゲが濃い人、くせ毛が多い人(シリーズ9)、普通のヒゲで深剃りしたい人(シリーズ8)

▼スタンダード
シリーズ7、シリーズ5
シリーズ7はかつての最高位モデル。ハイエンドに近い性能と機能が特徴です。シリーズ5もスタンダードを超える剃り心地を誇ります。
【こんな人におすすめ!】肌の状態に合わせてパワー制御したい人(シリーズ7)、深剃り目当て(シリーズ5)

▼ベーシック
シリーズ3、シリーズ1
シリーズ3とシリーズ1はそれぞれシンプルな3枚刃と1枚刃のモデル。深剃りへの追求のては緩めていません。
【こんな人におすすめ!】不満なく使えるヒゲ剃りが欲しい人

▼モバイル
M-90
M-90は唯一の乾電池式のモデルで出張用のベストセラーです。ツイスト式のキャップは独特で深剃りも追求しています。
【こんな人におすすめ!】旅行、出張用のコンパクトタイプが欲しい人

安蔵靖志 氏
IT・家電ジャーナリスト
安蔵靖志 氏 のコメント

深剃りを求めるならシリーズ5から上位を選んでください。

選び方のポイント2:清潔感重視なら洗浄器付きがベスト

人気の3大メーカーの中では唯一、洗浄液にアルコールを使用しているため、除菌の面で安心できます。1個あたりのコストは他社より少し割高ですが、カートリッジ式なので交換がしやすいといった長所もあります。

選び方のポイント2:清潔感重視なら洗浄器付きがベスト イメージ

それでは、ハイエンド、スタンダード、ベーシックの3つのタイプ別に、現行のシリーズのおすすめ製品をご紹介します。まずはハイエンドモデルからどうぞ!

【ハイエンド】全てがプレミアム!「Series 9 9365cc」

【ハイエンド】全てがプレミアム!「Series 9 9365cc」 イメージ

ブラウン
Series 9
9365cc
実勢価格:3万9800円


充電:約1時間
使用時間目安:60分
お風呂剃り:対応
洗浄器:同梱
本体丸洗い:対応

ハイエンドモデルのおすすめ1台目は「Series 9 9365cc」。「ディープキャッチ網刃」を中心とする4枚刃に、肌を適度に伸ばし過度な押し付けを防ぐ「ストレッチスキンガード」を加えた5カットシステムを搭載。くせヒゲや寝たヒゲも逃しません。人工知能や音波振動、密着3Dヘッドなど、ブラウンの先端テクノロジーが集約されています。

【ハイエンド】全てがプレミアム!「Series 9 9365cc」 イメージ2

4枚の刃が連動することで、あらゆるタイプのヒゲを残さずに剃りきります。肌を保護しながら時短で深剃りが可能に。

【ハイエンド】全てがプレミアム!「Series 9 9365cc」 イメージ3

ボタン一つで除菌洗浄・潤滑・乾燥・充電まで行なうアルコール洗浄システム。水で洗うより清潔で充電もしてくれます。

【ハイエンド】全てがプレミアム!「Series 9 9365cc」 イメージ4

時短ヒゲ剃りに加えバッテリー持ちもよく1回のフル充電で約60分も駆動。本体は防水仕様でお風呂剃りもしっかりできます。

予算を抑えて高性能ならこちらも!「Series 9 9345s」

予算を抑えて高性能ならこちらも!「Series 9 9345s」 イメージ

ブラウン
Series 9
9345s
実勢価格:3万1399円

こちらは全自動洗浄機がない以外は、9365ccと同じシリーズ9の「9345s」です。予算を抑えて高性能を選びたいならこちらの洗濯もありでしょう。

シリーズ9には、ブラウンを代表するヒゲの濃さを自動的にセンシングして出力パワーを調節する「人工知能テクノロジー」と、毎分約3万回の振動アクションで肌を震わせてヒゲを捕らえやすくする「音波振動テクノロジー」、加えて首振りヘッドと刃が浮き沈みすることで顔の凹凸に沿う「密着3Dヘッド」が採用されています。

これに、「くせヒゲキャッチ刃」や、寝たヒゲを下から持ち上げる「チタン加工リフトアップ刃」を備えた5カットシステムで、やさしい深剃りを実現。ヘッドが横に動かないため可動域は狭いですが、卓越した深剃り技術がこの短所をカバー。本体以外に除菌に優れた付属の洗浄器の出来栄えも、シリーズ9の強みです。

【ハイエンド】最高位に迫る剃り味「Series 8 8390cc」

【ハイエンド】最高位に迫る剃り味「Series 8 8390cc」 イメージ

ブラウン
Series 8
8390cc
実勢価格:2万2000円


充電:約1時間
使用時間目安:60分
お風呂剃り:対応
洗浄器:同梱
本体丸洗い:対応

ハイエンドモデルの2台目のおすすめは、3枚刃にストレッチスキンガードを加えた4カットシステムを採用した「Series 8 8390cc」。人工知能、音波振動、密着3Dヘッドなどはシリーズ9から引き継いでいます。

【ハイエンド】最高位に迫る剃り味「Series 8 8390cc」 イメージ2

シリーズ9と比べるとディープキャッチ網刃のグレードが落ち、チタン加工のリフトアップ刃も搭載されていません。

【ハイエンド】最高位に迫る剃り味「Series 8 8390cc」 イメージ3

見た目は変わりませんが除菌洗浄・潤滑・充電の4段階タイプで、シリーズ9の洗浄器にある乾燥は省かれています。

【ハイエンド】最高位に迫る剃り味「Series 8 8390cc」 イメージ4

ラインナップの豊富なシリーズ8ですが、洗浄システムの有無で大別されます。付属するモデルは品番末尾に付いた「CC」が目印です。

シリーズ9との違いは刃の数だけではありません。「音波振動テクノロジー」の毎分の振動数(3万回)や、乾燥機能非搭載の洗浄器など、細部にグレードの差を感じる点がいくつかあります。ただし、シリーズ9は“濃いヒゲ”の人を対象にしているので、ふつうのヒゲの人であれば、シリーズ8でも最高の剃り心地を体験できます。

【ハイエンド】お風呂剃りは非対応「Series 8 8320cc」

【ハイエンド】お風呂剃りは非対応「Series 8 8320cc」 イメージ

ブラウン
Series 8
8320s
実勢価格:1万4444円

ハイエンドモデルのおすすめ3台目は、「Series 8 8320s」。本体仕様は8390ccと同じですが、全自動4段階アルコール洗浄システムは付いていません。本体は丸洗い可の防水ですが「お風呂剃り」には非対応のモデルです。

【スタンダード】人口知能搭載「Series 7 7898cc」

【スタンダード】人口知能搭載「Series 7 7898cc」 イメージ

ブラウン
Series 7
7898cc
実勢価格:2万円


充電:約1時間
使用時間目安:50分
お風呂剃り:対応
洗浄器:同梱
本体丸洗い:対応

スタンダードモデルのおすすめ1台目は、「Series 7 7898cc」。シリーズ9登場前の最上位。シリーズ8と同じ4カットシステムと人工知能&音波技術も備えています。

【スタンダード】全自動洗浄器付「Series 5 5197cc」

【スタンダード】全自動洗浄器付「Series 5 5197cc」 イメージ

ブラウン
Series 5
5197cc
実勢価格:1万4800円


サイズ:W65×H170×D47mm
重量:230g
充電:約1時間
使用時間目安:50分
お風呂剃り:対応
洗浄器:同梱
本体丸洗い:対応

スタンダードモデルのおすすめ2台目は、「Series 5 5197cc」。音波振動テクノロジーは非搭載ですが、ヘッドを5段階の角度で固定できるヘッドロック機能付きです。

【スタンダード】7898ccと同性能「Series 7 7840s」

【スタンダード】7898ccと同性能「Series 7 7840s」 イメージ

ブラウン
Series 7
7840s
実勢価格:1万9800円

スタンダードモデルのおすすめ3台目は、「Series 7 7840s」。全自動4段階アルコール洗浄システムが付属しないことと、充電表示ランプが3段階LEDに変更されていることを除き、性能面は「7898cc」と同じです。

【ベーシック】肌への密着度が快適「Series 3 3040s」

【ベーシック】肌への密着度が快適「Series 3 3040s」 イメージ

ブラウン
Series 3
3040s
実勢価格:6379円


サイズ:W57×H156×D48mm
重量:220g
充電:約1時間
使用時間目安:約45分
お風呂剃り:対応
洗浄器:なし
本体丸洗い:対応

ベーシックモデルのおすすめ1台目は、「Series 3 3040s」。3カットシステムとマイクロコームに加え、顔の凹凸に密着して動く3連サスペンションヘッドも好評です。

【ベーシック】1枚刃でも深剃り可「Series 1 190s」

【ベーシック】1枚刃でも深剃り可「Series 1 190s」 イメージ

ブラウン
Series 1
190s
実勢価格:2782円


サイズ:W59×H136×D40mm
重量:160g
充電:約1時間
使用時間目安:約30分
お風呂剃り:非対応
洗浄器:なし
本体丸洗い:対応

ベーシックモデルのおすすめ2台目は、「Series 1 190s」。輪郭に合わせて動くヘッドと、細かいヒゲも捕らえるワイドフローティング網刃で深剃りができます。

【ベーシック】低価格の3枚刃「Series 3 310s」

【ベーシック】低価格の3枚刃「Series 3 310s」 イメージ

ブラウン
Series 3
310s
実勢価格:3480円

ベーシックモデルのおすすめ3台目は、「Series 3 310s」。2つのディープキャッチ網刃とS字形くせヒゲトリマーによる3枚刃の「3カットシステム」を採用したモデル。1時間の充電で約20分の連続使用ができます。

【モバイル】乾電池で駆動するコンパクトな1枚刃「M-90」

【モバイル】乾電池で駆動するコンパクトな1枚刃「M-90」 イメージ

ブラウン
M-90
実勢価格:2440円

 

モバイルタイプのおすすめは、「M-9020」。20パターンの網目が特徴のマルチパターン網刃が上下に浮き沈みする「独立フロートヘッド」採用のトラベルシェーバー。乾電池式で約60分の連続使用が可能です。

以上、ブラウン電気シェーバーおすすめ10選でした!

なめらかな深剃りと肌当たりのバランスを実現した「Series 99365cc」は、最上位の醍醐味があります。予算に応じて、自分にぴったりの1台をお選びください。