<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。
※情報は『家電批評』2019年11月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
高価格=良い音となりがちなセオリーを覆しませんか?
良い音質のオーディオ製品を手に入れるには、ある程度高額な投資が必要という常識はもう古いかもしれません。
ハイレゾなどの音源の進化やメーカーの技術力の向上により、低価格な製品でも十分に「感動する音」を再生するようなチカラを持ったものがたくさん存在するんです。その中でも、特に価格帯のスペックを超えた性能を持つ、傑作製品をまとめて紹介します。
わずか4万円が10万円クラスになる高音質セット
オーディオライターのゴン川野氏が推薦するのは、4万円のアナログ&ハイレゾ対応オーディオシステム。それぞれの機器は安価なものとなっていますが、価格、サイズとどちらも規格外な製品で構成されています。
【その1】コンパクトな全部入りアンプ
システムの中心となるのは、ハイパワーなDクラス方式を採用しているプリメインアンプ「YD-202J」。手のひらサイズのコンパクトボディーながら、20W+20Wの出力を誇り、入力もデジアナ3系統に対応した、採算度外視? な全部入りアンプ です。
FX-AUDIO
YD-202J YDA138
実勢価格:5480円
サイズ・重量/W117×H35×D100mm・約360g
【その2】ギリギリの設計で高音質を実現
スピーカーの「NS-BP2000」は1万円以下の低価格モデルですが、ピアノフィニッシュ仕上げで高級感すら感じる出来となっています。3点支持の脚もあるので床置きでも使えます。
ヤマハ
NS-BP200
実勢価格:7047円
サイズ・重量/W154×H274×D287mm・.9kg
【その3】フルオート機能搭載の入門機
レコードプレイヤーはハイコスパの「AT-PL300」。フルオート機能があるので、初心者でもOKです。
オーディオテクニカ
AT-PL300
実勢価格:1万2220円
サイズ・重量/W360×H97×D357mm・2.7kg
【その4】1万円で買えるハイレゾ機
1万円で買えるラインアウト付きのハイレゾ対応DAP「NANO-D3」。8GBの内蔵メモリーを持ち、連続再生時間約20時間と弱点ナシのロングセラープレイヤーです。
xDuoo
NANO-D3
実勢価格:9310円
サイズ・重量/W45×H83×D10mm・約70g
以上の組み合わせで合計3万4057円。これで10万円クラスレベルの高音質で再生できるシステムとなっています。
低音の量感がばっちりでボーカルはなめらか。アナログ音源とも相性のいい音なので、ぜひとも試してもらいたいところです。とくに、アンプとスピーカーのコスパに脱帽ですよ!
6万円台でデジアナ対応の純国産システムが組めます!
予算6万円なら、Bluetooth対応の汎用性の高いシステムも実現可能です。国内メーカー品なのでアフターケアにも強いシステムです。
アンプ
ソニー
STR-DH190
実勢価格:1万5148円
サイズ・重量/W430×H133×D284mm・6.9kg
対応インピーダンス/6~16Ω
再生周波数帯域/10Hz~100kHz
スピーカー
パイオニア
SP-BS22-LR
実勢価格:2万2220円
サイズ・重量/W180×H320×D215mm・4.2kg
形式/2Wayバスレフ型
再生周波数帯域/55Hz~20kHz
出力音圧レベル/85dB
プレイヤー
デノン
DCD-50-SP
実勢価格:2万4280円
サイズ・重量/W200×H86×D240mm・2.4kg
出力端子/音声出力端子 アナログ出力×1、同軸デジタル出力×1
こちらの組み合わせで、システム合計6万1648円で純国産システムが完成です。ジャズでもロックでも何でもよく鳴りますよ。
以上、価格を超えた大当たり製品で音楽環境をパワーアップできるセットをご紹介しました。好きな音楽をより良い音で聴く、しかも格安で! というご要望も夢ではありません。どうぞよい音楽ライフをお送りください。
ワイヤレスオーディオが全盛期ですが、ここでは、あえてハイレゾ音源からレコードまで再生するコンパクトなシステムを。サイズは小さいですが、再生スケールは大きく、普段の音楽が別次元で再生できるようになります。