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※情報は『家電批評』2020年3月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

“デジタル×アナログ”が進化!
電子ぺーパー端末が増加中です

小説や漫画などの紙媒体は、今やスマホやiPadなどデジタルで持ち運べる時代。「読む」だけではなく、「書く」のデジタル化もどんどん進んでいて、iPad ProやSurface Proの登場で実用レベルに到達しました。しかし、紙とペンの書き心地には及ばないのもまた事実です。

“デジタル×アナログ”が進化!電子ぺーパー端末が増加中です

「やっぱり紙とペンの書き心地にこだわりたい」という人におすすめしたいのが電子ペーパーのタブレット。最近では驚くほど紙に近い書き心地を追求した電子ペーパーが増えているんです。

紙とペンに迫る書き心地!
手書きをデジタル化する魅力とは?

紙とペンに迫る書き心地!手書きをデジタル化する魅力とは?

紙とペンで自由に書ける良さに加えて、書類の分類や検索ができるなど、アナログとデジタルの強みが融合されているのが電子ペーパー端末の魅力。メリットは色々ありますが、おすすめするポイントは大きくこの4つです。

ポイント1:紙に近い書き味が魅力!

ペンで書くことを想定された電子ペーパーは非光沢でさらっとした手触り。ペン先に適度な抵抗感があり、滑り過ぎることがない紙に近い書き味が特長です。

ポイント1:紙に近い書き味が魅力!

ポイント2:PCやスマホと連携できる

本体だけでクラウドにアクセスして連携できる端末もあれば、スマホやパソコンなどのアプリを使う端末もあります。どの端末も書類の出し入れ、手書きノートの書き出しなどに対応しています。

ポイント3:重量は10.3インチで360gくらい

紙とペンを目指すなら、気軽に持ち歩ける軽さも重要。10インチ前後のサイズで比べると、iPad Airの456gに対し、ソニーの端末は390gと大幅に軽量。さらに、薄いこともあり携帯性は抜群です。

ポイント4:モノクロだけど、バッテリーは一週間以上!

ポイント4:モノクロだけど、バッテリーは一週間以上!

電子ペーパーなのでモノクロ(16階調のグレースケールなど)ですが、省電力なので1度フルに充電すると1週間は近くは持ちます。目にもやさしく、長時間使っていても疲れにくい点もメリットです。

電子ペーパーを徹底比較!
「用途別ベスト」を考えました

そこで、ネットを疑う家電購入ガイド『家電批評』では、電子ペーパーの書き味やアプリの対応、筆圧感知などを比べて「用途別」ベストを考えました。比較したのは、以下の5機種7モデルです。

・Supernote(A5、A6)
・Onyx BOOX Max3
・Onyx BOOX Note2(A5)
・ソニー デジタルペーパーDTP-RP1(A4、A5)
・Remarkable Tablet(A4)


その結果、
「文字が書きやすい」
「イラスト向き」
「長時間使っても疲れにくい」

の3部門でベストが決定! 優秀だった製品を検証結果とあわせて発表します。

PDF閲覧と手書きが同時に使える
「文字が書きやすい」ソニー

PDF閲覧と手書きが同時に使える「文字が書きやすい」ソニー

ソニー
デジタルペーパー
DPT-RP1(A4)
実勢価格:7万4800円


サイズ:224×302.6×5.9mm
重量:349g
ディスプレイ:13.3型フレキシブル電子ペーパー(解像度1650×2200ドット・静電容量方式ペン入力対応タッチパネル)
ストレージ:16GB
充電池持続時間:最長約1週間(Wi-Fi機能オン時)

抵抗感が強めの書き心地と視野角の広い電子ペーパーのおかげで、比較した端末のなかではもっとも紙に手書きしている感覚に近いのが「ソニー」のデジタルペーパーでした。

筆圧感知ができない分、均一な線が引けるため手書きに集中しやすいんです。また画面を分割して使える機能は電子ペーパー端末の中では珍しい存在。惜しいのはアンドゥ機能がないことです。

▼比較結果
書き味 :◎
アプリ :○
筆圧感知:非対応

画面を分割し、PDFと手書きを組み合わせて使えます。軽い端末1台で実現できるのはタブレット端末にない魅力です。

PDF閲覧と手書きが同時に使える「文字が書きやすい」ソニー

ペンの下側にあるシーソー式のスイッチの下を押すと消しゴムになります。

PDF閲覧と手書きが同時に使える「文字が書きやすい」ソニー

本体上部のハードウェアボタンを押すと、書類管理や本体設定などのメニューが表示されます。

PDF閲覧と手書きが同時に使える「文字が書きやすい」ソニー

パソコン用のアプリが用意されていて、ノートを取り出したりPDFを送り込むことも可能です。

PDF閲覧と手書きが同時に使える「文字が書きやすい」ソニー

富士通から兄弟機が登場!
「FMV-DPP03/FMV-DPP04」

富士通から兄弟機が登場!「FMV-DPP03/FMV-DPP04」

富士通
FMV-DPP03(A4)
実勢価格:7万1090円(DPP03)

富士通
FMV-DPP04(A5)
実勢価格:5万710円(DPP04)

富士通から登場した兄弟機、「FMV-DPP03/FMV-DPP04」です。手書きを邪魔しないシンプルなデザインで、タブレット、ペンともに基本的な性能はソニー版と同じ。パソコンやスマホと連携するためのアプリはメーカーが違うと認識できないので注意です。

鉛筆のようなカスレも表現できる
「イラスト向き」reMarkable

鉛筆のようなカスレも表現できる「イラスト向き」reMarkable

reMarkable
reMarkable
Paper Tablet
実勢価格:7万5800円


サイズ177×256×6.7mm
重量:約350g
ディスプレイ:10.3インチモノクロデジタルペーパーディスプレイ(解像度1872×1404ドット・226dpi)

reMarkable」は今回評価した電子ペーパー端末の中で、最も画面の書き換えが高速でストレスも感じませんでした。手書きノートで使用できるツールが多く、イラストでも活躍します。ツールメニューはセンスよくまとめられていて快適です。

▼比較結果
書き味 :○
アプリ :◎
筆圧感知:あり

搭載されている豊富な手書き用ツールは、シンプルに整理されているのでツールを探してしまうことがありません。使い勝手は良好です。

鉛筆のようなカスレも表現できる「イラスト向き」reMarkable

レイヤーは、イラストを描いたり、手書きノートに重ねて注釈を入れるときなどに便利です。

鉛筆のようなカスレも表現できる「イラスト向き」reMarkable

適度な太さでペンが持ちやすい
「疲れにくい」Onyx

適度な太さでペンが持ちやすい「疲れにくい」Onyx

Onyx
BOOX
Max3
実勢価格:9万6984円

s
サイズ:227.8×309.8×6.8mm
重量:約490g
ディスプレイ:フラットカバーレンズ付き13.3インチEinkフレキシブルスクリーン

Android OS搭載でスマホやPC連携に優れているOnyx「BOOX Max3」 。搭載されている専用手書きノートの他に、Android用アプリをインストールして使うことができます。

また、ノートアプリで直線、三角形、四角形、円を書ける図形描画機能が用意されているのも特長です。ペンは高級感こそありませんが、形状が工夫されていて長時間手書きしても疲れにくかったです。これは高く評価できるポイントです。

▼比較結果
書き味 :○
アプリ :○
筆圧感知:切り替え

コミックスの見開きもほぼ原寸で表示できます。本体が軽いので電子書籍を快適に楽しめます。

適度な太さでペンが持ちやすい「疲れにくい」Onyx

Android用のアプリをインストールし、タブレット端末としての性能を好みに合わせて拡張できます。

適度な太さでペンが持ちやすい「疲れにくい」Onyx

以上、おすすめの電子ペーパー専用端末のご紹介でした。

電子ペーパーと聞いてアマゾンの「Kindle Paperwhite」に代表される電子書籍専用端末を思い浮かべる方も多いと思いますが、今回評価した端末のほとんどはレスポンスが高速で十分実用的でした。「Kindle Paperwhite」にあったような手書きのストレスはかなり軽減されています。これからは、“新世代の文房具”として電子ペーパー端末に注目です!