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家でずっと使ってる古い文房具…実はストレスに感じていませんか?
ずいぶん前におまけでもらったボールペンや、先っちょじゃないと切れない学生時代のハサミ。「家で使うだけだから」と、昔からある文房具をなんとな~く使い続けていませんか?
しかし、そんな文房具は書き味がイマイチだったり、思うようにうまく切れなかったりと、使うたびにストレスを感じることも……。
ボールペンやハサミ、のりなど、学校や仕事場だけでなく文房具は家でも意外と毎日使う大切な日用品ですよね。
10年選手の文房具を買い換えると驚くほどラク&時短が叶います
そこで、テストする女性誌『LDK』が読者を対象に、“家で使う文房具”についてアンケートを実施。すると案の定、「壊れないからずっと昔の文房具を使っている」といった声がたくさん!
普段、家で使う文房具の中で「そろそろ買い替えたい」「最近使い心地が悪くなってきた」「もっといいものが知りたい」と思うのはどんなものかを聞いてみました。
ベタついて切りにくいハサミをはじめ、固くて手が痛くなるホッチキス、字が不恰好になるボールペンといったような10年選手の文房具たち。「何となく使えるし、捨てるのはもったいない」といった理由から、買い替えていない人がほとんどだとわかりました。
実は、そんな文房具も気づいていないだけですごく疲労困ぱいでガタがきてるというのも事実。それに比べて、最新の文房具はノンストレスなものが多いため、買い替えるだけで時短が叶ってラクになっちゃうんです。
ということで、雑誌『LDK』では、事前アンケートでわかった読者のみなさんの不満を解消すべく、あらゆる文房具を徹底リサーチ。買い換えるだけでラクになる超便利な文房具を探しました。
イライラを解消してくれる地味にスゴ~い文房具の中から、今回は修正テープをピックアップ。機能性やデザイン面など、細かく検証を行いました。
修正テープってどれがいいの?使いやすい最強の1個を探します
仕事やプライベートでもボールペンを使う機会は多く、必然的に修正テープも持っているという方がほとんどではないでしょうか。しかし、近年は様々なメーカーからたくさんの製品が出ていて、「いったいどれを選べばいいの?」と悩んでしまいます。
そこで今回は、修正テープを16製品集め、文房具のプロ2人に検証していただきました。さっそく結果を発表したいところですが、まずは選び方のポイントを簡単に解説しましょう。
コスパや使い勝手にも影響する3つの選び方をマスターしよう!
選び方1:コスパ重視なら詰め替え型
消耗品である修正テープは、テープが切れる度に本体ごと買い替えていてはもったいない! 詰め替えできるタイプを選んだ方が長い目ではお得です。
もちろん同じ商品を使うことが前提なので、文房具は使い切る前になくしたり壊れたりする場合も多いので、自分の使い方を考えてからタイプを決めましょう。
選び方2:「たるみ防止」があると便利
実は修正テープの故障で一番多いのが、テープがたるんで戻らなくなることなんです。
詰め替え型だと、ケースを開けて直接テープを巻けますが、できれば外側から簡単に対応できるものか、たるみ防止機能があるものが望ましいです。
選び方3:ヘッドカバーは使い勝手に影響大
ヘッド部分のカバーは様々な形状があり、どれを選ぶかはかなり重要なんです。ヘッドカバーはテープの汚れを防ぐのに必須ですが、キャップ式だとなくしてしまう可能性があります。様々な形状があるので、使い勝手を考慮して選びましょう。
●ノック式
ノック式は「片手で扱えて楽」と識者の評価が高い形状です。ただ、16製品中1つしかなく、今のところこの形状は少ないのが現状です。
●カバー式
一番多いタイプです。テープ面だけを覆うものも多いので、ゴミが付く心配やペンケースの中で動いて外れることもあります。
●スライド式
スライド式には2タイプあり、こちらはヘッド周りに伸縮するスライドカバーが付いているタイプです。これも周りのものに当たると動いてしまうのと、ゴミ付着の心配があります。
こちらはヘッドが本体に収納できるタイプです。何かに当たっても動きにくいので、カバースライドよりは防御力が高めです。
●キャップ式
本体と分離するキャップ式はどうしてもなくなる心配があります。
いよいよ16製品をテスト!実際に使ってみて採点しました
それでは、次はテスト方法を解説していきましょう。ご協力をいただいたのはこちらの方々です。
(左)文房具ライターのきだてたくさん
(右)文具プランナーの福島槙子さん
【評価項目】
次の5項目を合計100満点で評価しました。
1: 持ちやすさ[15点]
手になじまないと、使うときにストレスを感じてしまいます。男性と女性の手のサイズで違いはあると思いますが、今回は女性向けに評価をつけました。
2:機能性[30点]
ヘッドの性能、テープ自体の性能、内部ギアの性能の3つの視点でチェックしました。
3:仕上がり[30点]
きちんと文字が隠れるか、テープの上からしっかり文字が書けるか、重ねてテープを貼ることができるかを評価しました。
4: デザイン[20点]
見た目のオシャレ感はもちろん、ヘッド部分のカバーが機能的かなども評価に入ります。
5: エクストラ(その他)[0.5~5点]
リムーバーなどがついている、カラバリが豊富といった、独自の付加機能がある場合に0.5~5点をエクストラ点として評価しています。
それでは、いよいよランキング結果の発表です!
浮気できない圧倒的な軽さ!トンボ鉛筆 MONO AIR
識者も編集員も全員が「MONO AIR最強!」と声をそろえるほどダントツの1位でした。
トンボ鉛筆
MONO AIR
実勢価格:270円
※Amazonは3個セットの商品です
テープ幅:5mm
長さ:10m
使い切り型
ヘッドカバー式
MONOは14種類の修正テープシリーズを用意するほど力を入れており、その中から1位が出るのは納得です。とにかく本当に軽くてスイスイ消せます。
[採点結果]
「AIR」の名にふさわしく、引きが軽いのが最大の特徴。テープのヨレや剥がれもなく、ササっと消せました。
テープ幅とカラバリも多く、持ち運びやすいサイズ感もうれしいポイントです。
立て置きできてオシャレなデザインゼブラ クルティア
ゼブラ
クルティア
実勢価格:165円
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
スライド式
[採点結果]
引きが軽く、テープ切れも良く機能性は文句ナシ。360°回転ヘッドで、ラフに引いてもキレイなのが感動。
修正テープとは思えないデザイン性の評価も高く、福島さんの個人的ベストはこれでした。
まるでペンのような使い勝手!トンボ鉛筆 MONO ps
トンボ鉛筆
MONO ps
実勢価格:259円
テープ幅:4.2mm
長さ:6m
使い切り型
スライド式
[採点結果]
テープを引くときヘッド部分がしなるので貼りやすく、ペンのような感覚で縦にも横にも引けます。
ただし、ボディが長すぎる点と、せっかく付属しているリムーバーは、使うと結構紙が傷んでしまった点が惜しい!
4位: カワイイけどちょっと大きめ
プラス ホワイパーPT
プラス
ホワイパーPT
実勢価格:216円
※Amazonは交換テープ(3個)付きのセット商品です
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
ヘッドカバー式
[採点結果]
テープは引きやすいですが、完全に女性をターゲットにしたペール系カラーと見た目は、好き嫌いが分かれそうです。
機能性や仕上がり自体は良いです。福島さんの個人評価でも同率2位のうちの1つでした。
5位: 使いやすさを追求した
トンボ鉛筆 MONO PGX
トンボ鉛筆
MONO PGX
実勢価格:248円
※Amazonはあわせ買い対象商品です
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
ヘッドカバー式
[採点結果]>
長さ11.5センチと大きめですが、女性にも持ちやすく使い勝手の良さが特徴です。
テープ幅とヘッド幅のサイズ差が少なく、引いていてヨレないのもポイント。コレといった特徴はありませんが、平均的に高評価で家やオフィスに置いておきたい1本です。
6位: 大きなサイズで安定感あり
トンボ鉛筆 MONO 2way
トンボ鉛筆
MONO 2way
実勢価格:324円
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
スライド式
[採点結果]
約10.5×2cmとかなり大型で、サイズ的に家や職場向きですが、長さは6mと短くコスパが悪いのが少々残念。
また、キレイに消せますが、テープ切れが良くないのも惜しい! 消しゴム付属(エクストラ加点分)ではあるものの、使う機会がどこまであるかは考えどころです。
7位: きれいに切れる補助付き!
ぺんてる カチット
ぺんてる
カチット
実勢価格:267円
テープ幅:4mm
長さ:10m
詰め替え型
スライド式
[採点結果]
「カチッ」と音がするまで紙に押しつけるとキレイにテープが切れて、修正テープを使うのが苦手な人にはうれしい機能付きです。
ただ、その機能のせいでボディがゴツくなり、重くなってしまったのがマイナスに働きました。
8位: カラバリとテープ幅が豊富
トンボ鉛筆 MONO CC
トンボ鉛筆
MONO CC
実勢価格:216円
テープ幅:5mm
長さ:6m
使い切り型
ヘッドカバー式
[採点結果]
本体の長さが約7.2cmと、持ち運びにピッタリで女性に持ちやすい小さめサイズです。
テープ幅とカラバリの豊富さでエクストラ加点がつきましたが、ギアとサイズの関係か、引くときに少し重さを感じて評価の足を引っ張りました。
9位: デザインやギミックが男性向けな
プラス ホワイパースライド
プラス
ホワイパースライド
実勢価格:194円
テープ幅:5mm
長さ:10m
詰め替え型
スライド式
[採点結果]
スライド式ヘッドでテープたるみを防ぐ、うれしい機能つき。引きやすいですが、強く押し付けないとヨレることもありました。
ボディの大きさや、スライド時にガチガチと鳴るギア音はメカっぽくて男性ウケしそう!
9位: 16製品中でもっともミニサイズ!
プラス ホワイパー プチ
プラス
ホワイパー プチ
実勢価格:216円
テープ幅:5mm
長さ:6m
使い切り型
ヘッドカバー式
[採点結果]
持ち運びに便利な約5.5×1.5cmのミニサイズで、携帯性に特化した修正テープです。
仕上がりは問題ありませんが、長さ6mと短めなので、普段遣いは別に持ったほうがよさそうです。カラーとテープ幅の豊富さ、ボディの小さによりエクストラ加点がありました。
11位: 昔ながらのタイプでヨレに不安あり
トンボ鉛筆 MONO YS
トンボ鉛筆
MONO YS
実勢価格:302円
テープ幅:5mm
長さ:10m
使い切り型
スライド式
[採点結果]
昔ながらの修正テープですが、テープの性能はまずまずです。
横引きタイプで持ち手からヘッドまでが遠く、コントロールが難しく感じました。スライドカバーの止めが弱く、意図せずズレるほか、丁寧に消さないとテープがめくれる場合がありそうです。
12位: ノック式は便利だけどあと一歩…
プラス ホワイパー ラッシュ
プラス
ホワイパー ラッシュ
実勢価格:270円
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
ノック式
[採点結果]
16製品の中で唯一のノック式は、片手で操作できると高い評価でした。
ただ、テープ幅に対してヘッドが大きすぎるので貼る位置が合わせにくく、テープ切れもイマイチ。クリップ機能も使い道が思い浮かばずエクストラ加点とはなりませんでした。
13位: 引きが重くて男性向き?
パイロットコーポレーション フィッティ
パイロットコーポレーション
ホワイトライン
フィッティ
実勢価格:324円
テープ幅:5mm
長さ:10m
詰め替え型
ヘッドカバー式
[採点結果]
横引きタイプは手のサイズによって使いやすさが変わるので、識者の意見も割れました。男性は難なく使えますが、女性にはテープの出が重く、力加減が難しく感じます。
基本性能は満たしていますが、重ね貼りはあまり得意ではなさそう……。
14位: ボディの丸みが仇となった
トンボ鉛筆 MONO ergo
トンボ鉛筆
MONO ergo
実勢価格:324円
テープ幅:5mm
長さ:10m
詰め替え型
ヘッドカバー式
[採点結果]
MONOシリーズの中では最低点に……。ボディが曲線的でオシャレですが、「ここに親指を置く」といった強要感が強く、合わない人にはツラく感じそうです。
背面が膨らんでいるので、前面を下にして置かないとくるくる回ってしまうのも残念。
14位: シンプルだけど使い勝手は厳しめ…
無印良品 修正テープ
無印良品
修正テープ・本体
実勢価格:273円
テープ幅:5mm
長さ:7m
詰め替え型
キャップ式
[採点結果]
軽く引けて使いやすいですが、テープ切れはイマイチです。なくしやすいキャップ式のヘッドカバーもマイナス要素になりました。
無印ならではのシンプルさが、デザイン性に活かしきれていないのもガッカリ。
16位: 見た目重視で使い勝手はイマイチ
ぺんてる フレンチポップマイカラー
ぺんてる
フレンチポップ マイカラー
実勢価格:234円
テープ幅:5mm
長さ:6m
詰め替え型
キャップ式
[採点結果]
16製品中残念ながら最低点で、ワーストバイです。デザインやカラバリは可愛いですが、なくしやすいキャップ式がネック。
また、持ちにくさがハンパなく、テープの引きも重くてとにかく使いにくい製品でした。
いかがでしたか?
修正テープは使いやすさとデザインのバランスがとても大事! ぜひご購入の際の参考にしてみてください。
これを使い慣れると、他のものは重く感じてしまいます。