令和最強のベスト家電66部門決定!!「どこがスゴかったか」解説します
“ネットを疑う家電購入ガイド”として日夜家電をレビューし続ける『家電批評』誌上でも、思いがけない良品の発見や、今一歩な製品の発掘など、さまざまな出会いがありました。
そこで今回、2019年に家電批評誌が扱った製品の中から「絶対に素晴らしい!」と断言できるベスト家電ばかりを集めた「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を選定いたしました。
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー】入り口はコチラ!
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まさに“令和最強”の名がふさわしい、全66部門のベストバイたち。
ここでは、ベストに選ばれた一製品をピックアップし、どこが素晴らしかったのかを解説します。
▼ベスト家電を厳選したテスト誌はコチラ!
晋遊舎
『家電批評 2020年1月号』
700円
それでは早速ご覧ください!
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本気で日本を獲りにきた“らしくない”ダイソン
コードレス掃除機部門を制したのは、日本市場向けに開発されたという、ダイソンの「V8 Slim Fluffy」でした。
ダイソン
V8 Slim Fluffy
実勢価格:4万9790円
サイズ:W250×H210×D1123mm
重量:2.15kg(スティック時)
稼働時間:最大約40分(通常モード時)、約7分(強モード時)
充電時間:約5時間
軽いてスイスイもちろん、パワフル
雑誌『家電批評』では、じゅうたん、タイルカーペット、コーナー付近、フローリングで性能テストをしましたが、軽量モデルにもかかわらず、いずれも素晴らしい結果を残しました。
特に川砂やコーヒー粉といった細かいゴミ対しても丁寧な吸引力をみせてくれたのが印象的です。
吸引力テスト1:フローリング
フローリングに3種のゴミ(川砂・コーヒー粉2g・紙片6枚)をまいて吸引。溝の吸い残しもありませんでした。
吸引力テスト2:フローリング(壁際)
フローリングの壁際に砂をまいて吸引したところ、一往復ですべて吸い取りました。フローリングを手でふれてみたところ、ザラザラ感もありませんでした。
吸引力テスト3:タイルカーペット
表面のパイルがループ状になっているループタイプのタイルカーペット(素材はポリプロピレン100%)の上にコーヒー粉をまいて吸引したところ、ごくわずかですが吸い残しが見られました。
吸引力テスト4:毛足の長い絨毯
ポリエステル100%、毛足の長さ20cmの絨毯に髪の毛を散布してテスト。1本だけ残りましたが、ほぼキレイになりました!
ちなみに、自宅でも実際に使用してみたところ、滑りが良くて非常に軽く感じました。ヘッドが薄くて小さいので、ソファーやベッドの下にもスッと入って使いやすかったです。
日本市場に向けたダイソンの新たな一手
クリーナーヘッドは小型・軽量化と同時に空気の流れが改善され、より効率的にゴミを吸引できるようになりました。さらにパイプが短くなり、サイズ感も日本向けに改良されています。
この軽量感を数値として表そうと、ラボで計測をすると、手にかかる負担は1.55㎏。2019年4月当時、同社の最軽量モデルとして登場した「V7 Slim」より軽くなっていました。
同時に騒音値も測りましたが、こちらは72.8dB。ダイソンは駆動音が気になるという方も多いと思いますが、スティック掃除機としては優秀な静音性も備えています。
パワフルさはそのままですが、イメージとは少し異なる“らしくない”ダイソン。絶対注目です。
以上、「家電批評オブ・ザ・イヤー」に選ばれたダイソンの「V8 Slim Fluffy」の紹介でした。
引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。