AV機器リスニングポイントは
正三角形の頂点に

どんなスピーカーも、その部屋に合わせたセッティングが必要不可欠です。基準となるのがスピーカーを左右対称に置いて正三角形の頂点で聴くことです。これはあくまでも基準で部屋の形や広さ、窓やカーテン、家具などの配置によってもベストポジションは変わってきます。しかし、まず基準を決めなければセッティングは始まりません。

AV機器スピーカーは耳の高さにセット
左右の高さがズレるのはNG

ツイーター(高域を担当するスピーカーユニット)が再生する高域は低域よりも指向性が狭く減衰しやすいため、効率よく耳まで届かせる必要があります。そのため耳の高さにセットするのが鉄則です! 女性ボーカルや高音楽器の音が明確になるだけでなく、音の遅延が改善され、正確な臨場感の再現が期待できます。

また、ツイーターの高さが大幅にズレていると音像定位や音場感に悪影響を与えるので、左右の高さもきっちり揃えておきましょう。

ツイーターの高さが耳より低すぎたり高すぎたりした場合はスピーカーを内振りにして対応します。高域のエネルギーが集中するようになり低域とのバランスがとれますが、やりすぎると音場が狭くなることもあるので注意です。

AV機器大工道具「レーザー墨出し器」が
高さの微調整に大活躍!

スピーカーの位置を厳密に揃えるには【レーザー墨出し器】を使うことをオススメします!

墨出し器とは水平・垂直などの基準線を印すための大工道具で、これにレーザー光を使うのがレーザー墨出し器です。価格はピンキリですが、スピーカーのセッティングをする上で必要なのはタテ・ヨコラインなので、安価な製品でも十分対応できます。

BLACK&DECKER:BDL310S:スピーカー

BLACK&DECKER
BDL310S
実勢価格:6045円

レーザー墨出し器は自動水平調整機能があるので、スピーカーの置きたい高さにセットするだけで、水平線と垂直線を同時に赤いレーザー光で示してくれます。壁に印をつける必要が無いのは嬉しいポイントです!

具体的な使い方は墨出し器を三脚に取り付けて高さを調整して、水平ラインをレーザー照射してスピーカーの高さを揃えます。さらに垂直ラインをチェックすれば完璧です。

レーザー光なので、壁だけでなくスピーカーにも線が映し出され、色々な角度で厳密に位置を揃えることが出来きます。

かなり厳密に揃えられるので、几帳面な人にはもってこいです。

AV機器スピーカーの高さ調節には
専用スタンドを使おう!

スピーカーの高さ調整にはなるべく専用スタンドを使うことがオススメです。定番は鉄製で重くてガッシリしたスタンドでスピーカーを鳴らしても振動しないのが理想的です。スタンドの支柱は空洞なので分解可能なタイプは内部に吸音材を詰めてなるべく振動を抑えましょう。

タオック:EST-60HL:スピーカー

タオック
EST-60HL
実勢価格:1万2290円
サイズ:W174×D260mm(天板)、H600mm
重量:約9kg

【ポイント】ブックシェルフ型スピーカーなど小型のもので、高さが取れない場合はスピーカーを傾けることで問題を解消します。最大30度を目安に仰角を付けるのが効果的で、角度を付けるためのスピーカースタンドも販売されています。自分のスピーカーに合ったサイズを探してみてください!

HAMILEX:SBシリーズ:スピーカー

HAMILEX
SBシリーズ
実勢価格:5800円~

高いスピーカーを買ったら、専用スタンドやレーザー墨出し器を使って、とことんレイアウトにも拘ってみてはいかがでしょうか? 音質にいい影響があること間違いなしなので、ぜひ試してみてください。