AV機器 Amazonの専用デバイス20製品を徹底比較しました!

2007年11月にリリースされた電子書籍リーダー「Kindle」を皮切りに、Amazonはタブレットやスマートスピーカーなど、次々と専用デバイスをリリースしています。

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「Amazon専用デバイス」なので、どの製品もAmazonのサービスがより快適に使えるように設計されている訳ですが、スペック違いのモデルが次々と登場してくるので、正直、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

という訳で編集部は、4種類のAmazonデバイス(計20製品)を集めて徹底比較を行いました。

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今回はその中から、「Fire TV」の比較結果をお送りしたいと思います。

AV機器 セットトップボックス「Fire TV」現行2モデルを比較しました

当360.lifeにも“おすすめのAmazonデバイス”として幾度となく登場している「Fire TV」

セットトップボックス「Fire TV」現行2モデルを比較しました イメージ

ご存知の方も多いと思いますが、「Fire TV」はテレビのHDMIに挿すだけで、Amazonプライム・ビデオを始めとする数多くの動画配信サービスが楽しめるようになるSTB(セットトップボックス)です。

現行では4K対応の「Fire TV Stick 4K」と、4K非対応の「Fire TV Stick」の2モデルが販売されています。

セットトップボックス「Fire TV」現行2モデルを比較しました イメージ2
写真左:旧モデルのボックス型Fire TV 写真右:現行のスティック型

ちなみに以前はボックス型モデルもありましたが、現在はどちらもスティック型となっています。(近日「Fire TV Cube」が発売予定です)

現行モデルのリモコンはAlexa対応&テレビ操作もOK

現行モデルのリモコンはAlexa対応&テレビ操作もOK イメージ

現行モデルのリモコンはどちらもAlexa対応で、音声認識ボタンを押しながら話せば声で検索や操作ができるだけでなく、天気予報やニュース、試合結果などの確認も可能です。

Alexa対応リモコンでできること
●対応した映画やテレビ番組の検索
●早送りや巻き戻しなどの操作
●スポーツの試合結果の確認
●天気予報や近所の施設の検索 など

現行モデルのリモコンはAlexa対応&テレビ操作もOK イメージ2
写真左:旧モデル 写真右:現行モデル

そして旧モデルのリモコンよりも少しコンパクトになっていて、「電源」「音量」「ミュート」が追加されています。Fire TVのリモコンで音量などテレビの操作ができるのは想像以上に便利!

現行Fire TVの大まかな特徴は以上の通りなのですが、ここからは「Fire TV Stick」「Fire TV Stick 4K」各モデルの特徴を、もう少し詳しくみていきたいと思います。

まずは4K非対応の「Fire TV Stick」の方からご覧ください。

AV機器 少しでも安く済ませたい方は4K非対応「Fire TV Stick」

少しでも安く済ませたい方は4K非対応「Fire TV Stick」 イメージ

Amazon
Fire TV Stick(2019年発売)
実勢価格:4980円


サイズ:85.9×30×12.6mm
重量:32g
HDR-10対応:なし
Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac対応
映像対応:最大1080p
CPU:クアッドコア1.3GHz
ストレージ:8GB
オーディオ:Dolby Audio

4K非対応モデルは最大1080pまでの動画に対応しています。価格は4K対応モデルよりも2000円安いのですが、HDR-10やDolby Atmos、一部のゲームアプリには非対応です。

「Fire TV Stick」は4K映像不要で、少しでも安いものが欲しいというライトユーザーの方におすすめです。

つづいて、4K対応モデル「Fire TV Stick 4K」のご紹介です。

AV機器 4Kテレビじゃなくても快適に使える「Fire TV Stick 4K」

4Kテレビじゃなくても快適に使える「Fire TV Stick 4K」 イメージ

Amazon
Fire TV Stick 4K(2018年発売)
実勢価格:6980円


サイズ:108×30×14mm
重量:53.6g
HDR-10対応:あり
Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac対応
映像対応:4K Ultra HD/HDR/HDR10/Dolby Vision/HLG/HDR10+
CPU:クアッドコア1.7GHz
ストレージ:8GB
オーディオ:Dolby Atmos

4K非対応モデルとの大きな違いはCPUで、こちらのモデルのほうが高性能です。CPUのスペックは画面表示の速度などにも影響するため、4Kテレビを使っていない人でも4K対応モデルを購入するのがベターです。

やっぱり画像は4Kの方がキレイです

やっぱり画像は4Kの方がキレイです イメージ

4K非対応でも画像はさほど悪くありません。離れて見る分には大きな違いは感じられませんでした。しかし、画面に近づいてみたところ、4K映像は精彩さがまるで違うことがわかりました。

対応ゲームは4Kの方が豊富です

対応ゲームは4Kの方が豊富です イメージ

Fire TVは主な動画配信サービスに対応。4K対応・非対応モデルで、利用できる動画配信サービスに違いはありません。

対応ゲームは4Kの方が豊富です イメージ2

しかし、一部の動作の重いゲームは「Fire TV Stick 4K」のみの対応となります。

CPUが高性能だからサクサク動きます

先ほど、4K対応モデルと非対応モデルの大きな違いは「CPU」だとお伝えしましたが、「Fire TV Stick 4K」はCPUの処理速度がはやい分、画面の切り替えや操作感がスムーズです。

CPUが高性能だからサクサク動きます イメージ

4K非対応モデルも数年前の旧型に比べればかなり動作が機敏になっていますが、4K対応モデルに比べればやや劣ります。

4Kテレビでなくてもこの操作性のよさは反映されるので、4Kテレビを使っていない方もコチラのモデルを選ぶとより快適に使えます。プラス2000円の価値は十分にありそうです!

CPUが高性能だからサクサク動きます イメージ2

4K非対応モデルもクオリティが低い訳ではないので、ライトユーザーの方はさほど問題ないと思います。

でも4Kテレビの有無に関わらず「Fire TV Stick 4K」を選んだ方が、よりプライム・ビデオなどの動画サービスが快適に楽しめます。Fire TVの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

以上、AmazonのSTB「Fire TV」の現行2モデル比較でした。