Amazonの専用デバイス20製品を徹底比較しました!
2007年11月にリリースされた電子書籍リーダー「Kindle」を皮切りに、Amazonはタブレットやスマートスピーカーなど次々と専用デバイスをリリースしています。
「Amazon専用デバイス」なので、どの製品もAmazonのサービスがより快適に使えるように設計されている訳ですが、スペック違いのモデルが次々と登場してくるので、正直、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
という訳で編集部は、4種類のAmazonデバイス(計20製品)を集めて徹底比較を行いました。
今回はその中から、元祖Amazonデバイス「Kindle(キンドル)」の比較結果をお送りしたいと思います!
電子書籍リーダーKindleの現行3モデルを比較しました
ご存知の方も多いと思いますが、「Kindle」はAmazonのKindleストアで販売されている電子書籍が快適に読めるよう開発された電子書籍リーダーです。
先ほども申しましたが、2007年に登場した元祖Amazon専用デバイスということで、エントリーモデルの最新版はすでに「第10世代」となっています。
画面表示はFireシリーズとは異なり白黒で、カラーの雑誌なども白黒で表示されます。また、以前は目に直接光が届くバックライトを使っていましたが、現在では目を照らさずに画面を照らすフロントライト方式が採用され、目が疲れにくくなっています。
そして、「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」の3モデルが販売されていて、画面サイズや容量、フロントライトの明るさなどが異なります。
お手頃エントリーモデル無印の「Kindle」
無印の「Kindle」はもっとも安いエントリーモデルで、解像度が低く、容量も4GBのみです。さらに防水タイプでもありません。最低限の機能があればいい、とにかく安いものが欲しいという方はアリかもしれません。
Amazon
Kindle
2019年発売モデル(第10世代)
実勢価格:8980円 (広告つき)
実勢価格:10980円(広告なし)
サイズ:W113xH160xD8.7mm
重量:174g
防水機能:なし
明るさ自動調整機能:なし
接続:Wi-Fi
高解像度でお買い得な「Kindle Paperwhite」
「Paperwhite」の画面は先述の「無印Kindle」と同じ6インチですが、解像度は上位モデルの「Oasis」と同等です。容量や通信方式が選べますが、特にオプションを付加せずとも十分快適に使えます。
Amazon
Kindle Paperwhite
2018年発売モデル(第10世代)
実勢価格:1万39800円~
サイズ:W116×H167×D8.18mm
重量:182g(Wi-Fiタイプ)、191g(Wi-Fi + 無料4Gタイプ)
防水機能:あり
明るさ自動調整機能:なし
接続:Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G回線
LEDライトは少ないけど高解像度で読みやすい
LEDの数は「Oasis」が25個なのに対し、「Paperwhite」は5個と少なめ。でも解像度は「Oasis」と同じ300ppiなので十分読みやすく感じます。
使いやすい機能満載の最上位モデル「Oasis」
最上位モデルの「Oasis」はLED25個の明るい7インチスクリーンを搭載。ページ送りボタンなど、独自の使いやすい機能が満載です。
Amazon
Kindle Oasis (Newモデル)
2019年発売モデル(第10世代)
実勢価格:2万9980円~
サイズ:W141×H159×D3.4~8.3mm
重量:194g
防水機能:あり
明るさ自動調整機能:あり
接続:Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G回線
持ちやすくて使いやすい形状・機能が魅力的
人間工学に基づいた段差のあるデザインが採用されていて、持ちやすくなっています。
「Oasis」独自のページ送りボタンは左右どちらの手でも扱いやすく、縦方向でも横方向でも快適に読書が楽しめます。
以上、Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」の3モデル比較でした。
まずはお試しでという方は、お手頃価格のエントリーモデルがいいかもしれません。編集部的には最上位モデルと同じ解像度でありながら、価格が半分以下の「Paperwhite」がおすすめです。
でも「Oasis」の使い勝手のよさもかなり捨てがたい! 予算に余裕があって、Kindleストアのヘビーユーザーの方ならば、最上位モデル「Oasis」を選べば読書がより快適に楽しめることでしょう。Amazonの電子書籍リーダー選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。