簡単に薬剤散布・水やりできる 噴霧器が欲しい!
自宅の庭や畑でガーデニングや家庭菜園をしているという人も多いかと思いますが、雑草の手入れはとっても大変ですよね。
そこで除草剤をまきたい、と地道にじょうろで散布する…となると、これまた大変。ですが、噴霧器や蓄圧式噴霧器を使えば、ノズルから霧状に薬剤などを散布することができます。
除草剤のほかにも、病害虫の消毒、液肥の散布、水やりなどにも使えます。
噴霧器には様々な種類があります
噴霧器にはさまざまな種類があり、それぞれ適している使用シーンが異なります。ここでは噴霧器の種類とメリット・デメリットについてご紹介します。
手動式噴霧器
手動式噴霧器は名前の通り、手動で動かすタイプの噴霧器です。そのため低コストで動かすことができるのが特徴。家庭用などの小さな庭であれば手動式でじゅうぶんです。今回はこちらをランキングにしました!
手動式噴霧器で注意したいのは、使い続けると疲れてしまうこともある点。タンクの容量や本体の重さが持ち歩くのに適切か、プッシュしないといけない回数が多すぎないかなどを見ながら選ぶと良いでしょう。
電池式噴霧器
電池を使って作動するので、手動式噴霧器と比べて楽に使用することができます。電池の数に対してどれくらいの時間作動するのかを事前にチェックしておきましょう。手動式噴霧器に比べて広範囲作業できるのが嬉しいポイント。
充電式噴霧器
充電式噴霧器は、バッテリーを充電して作動させます。そのため、無くなったら買い替える必要がある電池式と比べて経済的なのが特徴です。1回の充電にどれくらい時間がかかるのか、フル充電での連続使用時間はどれくらいなのかを確認すると良いですよ。一度充電が切れたら作業を中断するしかなくなるので、素早く噴霧作業を行うと安心です。
電気式噴霧器
電気式噴霧器は、コンセントに接続したまま使用するタイプです。電池や充電が切れてしまうなどといった心配がなく、長時間の噴霧が可能です。ただし、コンセントの長さによって行動範囲が限られてしまうので注意が必要です。行動範囲を広げたい場合は、延長コードなどを併用するのがおすすめです。コードに引っかからないよう注意しながら使用してくださいね。
エンジン式噴霧器
エンジン式の噴霧器は、燃料を使用して作動するためパワーが強いのが特徴です。広範囲の噴霧を行いたい場合におすすめのタイプです。長く使う為には、定期的にエンジンのメンテナンスが必要になるので忘れないようにしましょう。
背負い式の他に、キャリー式もあります。背負うのが辛い場合には、キャリー式がおすすめです。この際には吐出ホースの長さが十分に足りているかどうかのチェックも重要になります。
選び方のポイントは?
ここでは、噴霧器を選ぶ時に抑えておきたポイントについてご紹介します。
持ち運びやすさ
容量が少ない噴霧器ではそれほど考えなくても問題ありませんが、容量が多くなるほど持ち運びやすさは大切なポイントになってきます。
背負い式は多少重くても自由に動き回りたい方におすすめで、キャリー式は力を使わずに噴霧器を使いたい方におすすめです。どんな噴霧器にもメリットとデメリットは存在するので、納得できるバランスのものを見つけてくださいね。
蓄圧式を含む噴霧器5製品の 使い勝手と機能性を徹底検証!
今回は、そんな効率よく散布してくれる噴霧器(スプレー)を探すため、噴霧器の噴射機能などを比較することにしました。
テストするのはホームセンターで売られている手動の噴霧器と、手動の蓄圧式噴霧器(蓄圧式スプレー5製品)。小さな庭であれば、手動式で対応できます。
テスト項目は、使い勝手と機能性の2点です。テストの結果はA~Dの4段階で評価し、ランキング化しました。
それでは、ランキング結果を発表します!
1位 マルハチ産業 蓄圧式スプレー 霧の連続噴射で簡単に水やりできる
マルハチ産業
蓄圧式スプレー 1L
ハイパーロングロータリー
実勢価格:1343円
▼テスト結果
評価 :A
使い勝手:◎
スプレー:◎
1位はマルハチ産業 蓄圧式スプレー 1L ハイパーロングロータリー。水を入れポンプを押して圧力をためると連続噴射できる蓄圧式です。広いプランターや庭でもラクに水やりができます。
実際に噴射すると、このように広範囲に散布できます。ノズルが上向きでも噴射可能なので、葉の裏に薬剤を散布するときにも便利です。
シャワーみたいにかけられてスピードアップ! まんべんなく水やりできるので、繊細な花壇の水やりにも便利です。
2位 フルプラスウィング SN500 本体を逆さにしても噴射可能
フルプラ
スウィング SN500
実勢価格:518円
▼テスト結果
評価 :A
使い勝手:◎
スプレー:◯
2位はフルプラ スウィング SN500。蓄圧式ではないですが、本体を逆さにしても噴射可能な設計が高評価でした。
3位 DCMオートハンドスプレー 2本の突起ラインが安っぽい
DCM
オートハンドスプレー
実勢価格:645円
▼テスト結果
評価 :A
使い勝手:◯
スプレー:◎
3位はDCM オートハンドスプレー。蓄圧式ですが、上向きで噴霧はできません。水やりだけであれば、問題なく使えます。
4位: 4位 DCMハンドスプレー
何度もプッシュするので疲れる
DCM
ハンドスプレー
実勢価格:192円
※リンク先は色違いのものになります。
▼テスト結果
評価 :B
使い勝手:◯
スプレー:◯
4位はDCM ハンドスプレー。3位のオートハンドスプレーとは異なり、蓄圧式ではなく一般的なハンドスプレーです。広い庭の水やりだと、何度もプッシュする必要があり疲れます。鉢植えの霧吹きに。
5位: 5位 マルハチ産業キングスプレー
霧が粗くて広範囲の噴射は不向き
マルハチ産業
キングスプレー
実勢価格:204円
▼テスト結果
評価 :C
使い勝手:◯
スプレー:△
5位はマルハチ産業 キングスプレー。霧が粗く、広範囲の噴射は不向き。プッシュするとき力が必要でした。
以上、蓄圧式噴霧器と噴霧器ランキング5選でした。広範囲に噴霧&薬剤散布もしたいなら、1位のマルハチ産業の蓄圧式スプレーが便利です。スピーディーに水やりができて手が疲れないので、作業が楽になりますよ!