アウトドア この夏、絶対トライしたい!カタマリ肉バーベキューって?

バーベキューによく登場する薄切りのバラ肉…。

この夏、絶対トライしたい!カタマリ肉バーベキューって? イメージ
すぐ焼けるけど、すぐ焦げる薄切りバラ肉…。

網に置いて焼けば、すぐに食べられるけど、焦げやすいから目が離せず、取り分け続けるのも大変。気付いたら焼き担当になっていて「ゲ、全然食べてないんだけど!」なんてことも…。

そこで、この夏のバーベキューに取り入れていただきたいのが、今回からシリーズで紹介するカタマリ肉を使った最強バーベキューメニュー

この夏、絶対トライしたい!カタマリ肉バーベキューって? イメージ2

「カタマリ肉って大変そう…」なんて不安を持っている人でも大丈夫。実はカタマリ肉バーベキューは、コツさえ掴めばほぼ放置+様子見でOK!

焼き方のノウハウが分かれば、焼きながら家族や仲間と談笑することも可能。少ない手順で極上の焼き上がりになるため、初心者でも必ずマネできるのです。

ということで、すぐに本題に入りたいのですが、まずは、マネするだけでラクになるBBQグリルの基本テクからご説明しますね。

アウトドア 知っておけばラクになる!BBQグリルのマネしたい基本テク

本題に入る前に、火起こしから消火、次回のバーベキューに向けた下準備などで使えるBBQグリルの基本テクをご紹介します。

これからご紹介するカタマリ肉バーベキューのすべてのメニューだけでなく、いつものバーベキューにも使えるテクなので、ぜひ取り入れてみてください。

【基本テク①】
着火は「スターター」で時短!

大変そうなイメージの火起こしもアイテム任せ!「スターター」と呼ばれる火起こし器があれば、炭受け部分に炭を入れ、下に新聞紙などを入れて火を付けて放置するだけでOK。

手間なく安全に炭を起こせます。

【基本テク①】着火は「スターター」で時短! イメージ
とにかくラクチン。放置でOK!

【基本テク②】
炭の量を調整し、弱火・中火・強火を作る

炭は均等ではなく、量を調整し、3つの異なる火力のエリアを作っておくのがおすすめ。

【基本テク②】炭の量を調整し、弱火・中火・強火を作る イメージ

カタマリ肉を焼くときは、特に「弱火ゾーン」を作っておくことが重要です。

【基本テク③】
燃えすぎたら、水鉄砲でシュッシュ

サシの多い肉を焼くと、網やグリルが炎上することもしばしば…。そんなときは、焦らず消火すればOK。

【基本テク③】燃えすぎたら、水鉄砲でシュッシュ イメージ
シュッシュッ!ピンポイントで狙える水鉄砲がオススメ。

水鉄砲があると不慣れな人や子どもでも安全に火消し作業ができます。

【基本④】火消しつぼで炭を処理

バーベキューを楽しんだ後に待っているのが、使った炭の処理。憂鬱な片付けをラクにしてくれるのが、火消しつぼです。

【基本④】火消しつぼで炭を処理 イメージ
レンタルできるキャンプ場も。事前確認してみましょう。

使い方は簡単。使った炭を火消しつぼのなかに入れ、フタを閉じて鎮火させるだけ。

【基本④】火消しつぼで炭を処理 イメージ2

火消しつぼで鎮火した炭は、次回のバーベキューで再利用できます。ラクに片付けができて、節約にもなるなんて一石二鳥ですね。

お待たせしました。バーベキューの基本テクを把握したら、次は本題の牛肩ロースを使ったローストビーフの作り方をご紹介します。

アウトドア 子ども&大人も100%大喜び!肉汁したたるローストビーフ

ローストビーフは炭火で焼くと香ばしさが倍増!まさに、バーベキューでこそ楽しみたいメニューです。調理方法はカンタン! 下ごしらえをしたら、あとは、とにかく焼くだけ。

こんなにカンタンなのに、美味しいなんて…。と驚くほど、手間をかけることなく絶品料理が完成します。

子ども&大人も100%大喜び!肉汁したたるローストビーフ イメージ

[松浦流・牛肩ロースBBQレシピ]
肉汁したたる! 絶品ローストビーフ


▼材料
[食材]
肩ロースブロック……食べたい量に応じて準備
にんにく……半カケ
オリーブオイル……適量

★“牛肩ロース”選びのコツ

子ども&大人も100%大喜び!肉汁したたるローストビーフ イメージ2

牛肩ロースを選ぶ際は、肉の色とスジをチェック。赤身はあずき色スジの少ないものがおすすめです。


[調味料]
塩……少々
コショウ……少々
マスタード、はちみつ(3:1の分量で混ぜ合わせてソースにする)

★プロおすすめ調味料:塩の場合

カークランドシグネチャー:ヒマラヤン ピンクソルト グラインダー(ミル)付き:調味料

カークランドシグネチャー
ヒマラヤン ピンクソルト グラインダー(ミル)付き
実勢価格:1234円

内容量:368.5g
原材料:岩塩

コストコの岩塩はミル付きで使い勝手が良いのでおすすめ。ヒマラヤ山脈中心部で採掘された岩塩で、ピンクや白の色合いが特徴。塩特有のしょっぱさは控えめでほんのり甘く旨味があります。肉との相性は抜群!

★プロおすすめ調味料:コショウの場合

カークランドシグネチャー:テリーチェリーペッパー ホール 粒コショウ グラインダー(ミル)付き:調味料

カークランドシグネチャー
テリーチェリーペッパー ホール 粒コショウ グラインダー(ミル)付き
実勢価格:1609円

内容量:178g
原材料:黒胡椒

こちらもコストコの商品。最高級テリーチェリーペッパーを使用した、ピリッとした辛さと強い香りが特徴のブラックペッパーです。ミル付きのため、いつでも挽きたての味を楽しめます。

★プロおすすめ調味料:マスタードの場合

ギャバン:ポメリーマスタード(粒状):調味料

ギャバン
ポメリーマスタード(粒状)
実勢価格:1800円

内容量:500 g

ワインで有名なフランス・ポメリー社で作られるビネガーを豊富に使用した粒マスタード。刺激は少なくさっぱりしていて、上品な香りが特徴です。


▼作り方
[手順1]
まずは下ごしらえから。ニンニクをお好みのサイズ感で刻み、オリーブオイルと一緒に塗り、塩とコショウを強めに降る。

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[手順2]
まずは強火で肉の表面を焼いていきます。両面がこんがりして、少し焦げ目がつく程度まで、しっかりと焼くことが大切です。

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こんがりするまでは強火!

[手順3]
焼き目がついたら、弱火に移して蒸し焼きにします。蒸し焼きをする際は、リッドという蒸し焼き用のフタがあると便利です。

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完成までほぼ放置。焦げだけは注意。

牛肉の場合、中心温度60℃を目安にすれば、うまく焼けます。このときに中心温度を図る温度計があると便利。Amazonなら千円前後で購入できます。慣れてる感も演出できるので、周囲に「すごい!」と褒められるかも。

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ブスッと刺すだけで肉の中心温度を測定。

とはいえ、生焼けだったとしても、また焼けばいいのでご安心を。そんなゆるい感じもカタマリ肉バーベキューの醍醐味なのです。

[手順4]
およそ20~30分放置で完成!程よい色に焼けたらカットして盛り付けます。香ばく焼けた牛肉をハチミツとマスタードをかけ合わせて作るソースにつけて楽しみましょう。

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生焼けが気になるようなら、もう一度焼けばOK!

肩ロースは買いやすい部位でありながら、やわらかくウマ味も強い使い勝手の良い食材。

弱火でじっくり焼きあげていくのがポイントです。牛肉はレアでも食べられるので赤くても大丈夫ですが、お好みの焼き加減で楽しんでください。

いかがでしたでしょうか。ほぼ放置で作れる簡単なメニューですが、カタマリ肉メニューは見た目も豪快なため、盛り上がること間違いなし。

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カタマリのまま、カブりつく編集スタッフ。

ハニーマスタードのソースを用意して振る舞えば、誰もが大満足の絶品肉料理が完成します。

アウトドア 調理がグッとラクになるプロおすすめ調理グッズ2選!

最後にプロ御用達の調理グッズをご紹介。

バーベキューをやる上で食材だけでなく、道具にこだわりたい人は必見です!

▼大判のペストリーボードをまな板代わりに!

富澤商店:ペストリーボード 1390:大判ボード

富澤商店 
ペストリーボード 1390
実勢価格:3078円

サイズ:W410×D560×H18mm
重量:約2.8kg
材質:サトウカエデ、カバ、ブナなどの自然木

ペストリーボードは、本来、パン生地などをこねたり伸ばしたりするための板ですが、かなり大判なモノが購入しやすい価格で販売されているため、カッティングボードとしても重宝するアイテムです。

使用時は下に布等の滑り止めを敷いて安定させれば安心です。

▼折りたためる蒸し焼きグッズ

ユニフレーム:タフグリル リッド:コンロ

ユニフレーム 
タフグリル リッド
実勢価格:3900円

サイズ:使用時/約W400×D290×H115mm/収納時/約W400×D290×H15mm
重量:約1.4kg
材質:ステンレス鋼

リッドとは"フタ"のこと。蒸し焼きするときに便利なアイテムです。

調理がグッとラクになるプロおすすめ調理グッズ2選! イメージ

折りたためるため、持ち運びもラクです。省スペースで保管できるので、車に積み込む際にも重宝します。

以上、インパクト大で盛り上がること間違いなしのローストビーフのレシピと、バーベキューで使える便利アイテムのご紹介でした。

カタマリ肉を使ったレシピの紹介は、まだまだ続きます。

調理がグッとラクになるプロおすすめ調理グッズ2選! イメージ2
イチボは牛のお尻の先の部位。

次回はイチボのシュラスコ風をご紹介します。ご期待ください!


本記事のレシピは、プロ監修のもとで作成していますが、季節やお肉の鮮度・種類によって異なるので十分に注意し、自己責任のもとで調理してください。