洗濯槽が汚れていたら 洗濯物にイヤなニオイが移る…
ちゃんと洗剤や柔軟剤を入れて洗濯機で洗ったのに、ニオイが取れないどころか、変なニオイがついたり、黒っぽいカビのような汚れが付着したりしていませんか?
それ、洗濯槽が汚れているのが原因です。
今回は、LDK編集部が2018年行ったさまざまなテストの中から、しっかり汚れを落としてくれた洗濯槽専用クリーナーのご紹介から、洗濯にまつわる読者の心に刺さったグッズ&アイデアまでをランキングでご紹介します。
ナンバー1の洗濯テクは このクリーナーが決め手!
日立
洗濯槽クリーナー SK-1 1500ml
実勢価格:2154円
洗濯機を製造している日立から発売されているだけあって、洗濯槽の洗浄力は強力。10年もののこびりついた洗濯槽の汚れをすっきり落とせました。
洗濯機を分解して洗濯槽を取り出すとこんな感じ。全体的に茶色っぽい汚れがびっしり付着しています。
パーツも全体的に茶色っぽく汚れています。
洗濯槽の底の部分は、洗剤カスやカビがびっしり付いてドロドロの状態に。下の白い部分がほとんど見えないくらい、しつこい汚れが付いていました。
そんなヒドイ汚れも、この日立の洗濯槽クリーナーを使うと…
茶色かった汚れの色が薄くなり、本体がよく見えるようになりました。
パーツの汚れもほとんど落ちて、元の白さを取り戻しました。
洗濯槽の底にこびりついていたドロドロの汚れも、1回の洗浄ですっかりキレイに。
このテストでは、本当に効果のある洗濯槽クリーナーはどれかを調べるため、洗濯機を分解して結果を見定めました。家庭で使うだけでは、槽の汚れがどのくらい落ちているのか目で確認できませんが、このテストなら一目瞭然! と多くの読者が感動しました。
このクリーナーは、試す価値がある逸品ですね。次は、洗濯物のすすぎテストで、わかった真実です!
すすぎは回数が重要! 急いでいても「標準コース」で!!
多くの場合、洗濯機の標準コースでは、すすぎを2回行いますが、ボタン1つですすぎを1回に変更できるものもあります。
急いでいるときなど、ついついすすぎを1回にしてしまいがちですが、標準コースのすすぎ2回と比べると、果たして汚れはどのくらい落ちているのでしょうか。
まず、こちらがすすぎ1回で洗ったシャツです。胸元に付いたシミがくっきり残ってしまっています。
標準コースで洗ったシャツがこちら。すすぎが2回になっただけで、汚れがキレイに落ちています。
すすぎを十分にすることで、水圧がより長時間かかり、服同士の摩擦も起きるので、汚れが落ちやすくなりました。
目の当たりにした読者モニターさんも、「急ぐとき以外は標準コースで洗うようにします」と心に決めたテスト結果が第2位でした。
続いて、くず取りネットの紹介です。
低価格なのに優秀! 3位のテクはくず取りネット
ダイソー
全自動専用 くず取りネット
実勢価格:108円
ダイソーで販売しているフック式の「全自動専用 くず取りネット」。低価格ながらもゴミをしっかりキャッチしてくれます。
くず取りネット4製品の使いやすさを比べたテストが、読者の心をつかんで3位にランクイン。「付属のネットがボロボロのままだったので即買った(笑)」という読者もいました。
洗濯槽の穴にフックを引っ掛ければOKなので簡単に使えます。付け外しが楽なところもポイントです。
最後はニットを長持ちさせるアイデアです。
4位: 4位の洗濯テクは
ニットを長持ちさせる「V字干し」
ニットやセーターを家で洗うとき、洗濯ネットに入れて洗う人は多いはず。でもそれだけが、ニットを長持ちさせる方法ではありません。
上の写真の2枚重ねたニット。上にあるものはニット本来の形のままです。これがご紹介する「V字干し」の効果です。
干し方を工夫するだけで、服の伸び縮みが変わってきますよ。
まずは、細かい目のネットに入れて洗濯しましょう。こうすると、水流を抑えて型崩れがしにくくなります。
干すときは、服を半分に折りたたんでV字になるように置きます。その上にハンガーをセットして…
袖と身ごろをハンガーに差し込みます。こうすれば、ほぼ均等に重みがかかるので、干している間にずれることを防ぎ、服が伸びるのを最小限に抑えられます。
読者からは、「お家でも安心して洗えてます」という反響があった洗濯テクニックでした。
以上、「LDK」で読者の反響が大きかった、洗濯のベストアイデアを1位から4位まで紹介しました。
洗濯機を分解しての実験など、家庭ではできないガチテストが、読者の日々の暮らしに役立ったようです。みなさんもぜひ参考にしてみて下さいね。