驚異の切れ味がずっと続く…そんな包丁を探しました
料理中に食材がうまく切れなくて、イライラしたことはありませんか?
切れ味の悪い包丁では、皮がついた鶏肉やふんわりとした質感のショートケーキなどは、特に切りにくいですよね。また、切れ味の悪い包丁を使っていると、作業ペースが落ちるのはおろか、余計な力を使いがちに…。
そこで紹介したいのが貝印の三徳包丁です。
貝印
関孫六 ダマスカス 三徳包丁
実勢価格:7620円
サイズ:165㎜
7000円を超える金額が気になるところですが、「これに替えてから料理の楽しさが増した」との声が相次いだ、注目の一品なんです。その切れ味や使い心地は、どのようなものなのでしょう。
ダイソーで販売されている万能包丁と比較しながら、その切れ味や切れ味の持続性を調査。すると、この7000円を超える貝印の三徳包丁の真の価値とおすすめするべき3つの理由が見えてきたんです。
[おすすめの理由1]潰さずにショートケーキがストンと切れる
貝印の三徳包丁でとり肉や長ねぎ、ショートケーキやフランスパンなど、様々な食材を切ってみました。すると、硬くても柔らかくても、どれも難なく切ることができたんです。その結果を見ていきましょう。
▼貝印の三徳包丁でショートケーキの切ると…
特に違いが出たのはショートケーキ。硬さが違ういちごとスポンジの組み合わせにも関わらず、形を崩さず綺麗に切れたんです。写真を見ると包丁が入っているにも関わらず、形がキープされていますね。
▼貝印の三徳包丁で長ねぎの切ると…
厚みのある長ネギの薄切りでも、押し潰すことなく、綺麗な円形状の切り口です。
▼貝印の三徳包丁でとり肉の切ると…
切れにくくて手こずりがちな皮付きのとり肉でも、皮ごとスパスパ切れました。
▼貝印の三徳包丁でフランスパンの切ると…
外側が硬く、刃先がギザギザなパン専用ナイフでないとうまく切れないフランスパンも写真のようにストンと切れます。これならパンくずも出ないから片付けも簡単ですね。
また、これは貝印の三徳包丁で食材すべてを切った場合に言えるのですが、「波模様のある綺麗な刀身」なので、形だけでなく断面も美しく切れるのも大きな特徴。
食感も損ねないので、普通の包丁よりより美味しく感じられます。
一方、100均ダイソーの万能包丁で切った場合、どのような結果になるのでしょうか。貝印の万能包丁と比較しながら、ダイジェスト的に見ていきましょう。
▼ダイソーの万能包丁で切ると残念な結果に…
ショートケーキは潰れてグチャグチャ…。これだと食べたくないですよね。
ご覧の通り、長ねぎは薄切りが不可能。押し潰されたのが丸わかりです。
案の定、とり肉を切る際は皮や繊維を切るのに苦戦。何度も包丁を引いて、やっと切れました。
フランスパンには刃が入りませんでした。これだと論外ですね。
100均ダイソーの包丁では、食材に刃が入りづらいので、押しつぶして切ることになり、見た目も台無しになってしまいました。ダイソーと貝印。基本性能がここまで違うんですね。
[おすすめの理由2]トマトが刃こぼれしてもスパスパッ!
日常で使い込んだ後の切れ味も調べるため、わざと刃こぼれさせた状態でトマトを切ってみました。
▼刃こぼれした貝印の三徳包丁の切れ味
吸い込まれるようにトマトに刃が入り、カットした断面もなめらか。切れ味の衰えをまったく感じさせない切り心地です。
連続して切っても皮がめくれることなく、整った形で切ることができました。もちろん食感も申し分なしです。
一方、刃こぼれしたダイソーの万能包丁は、どんな結果になったのでしょうか。残念な切れ味を見ていきましょう。
▼刃こぼれしたダイソーの万能包丁の切れ味
刃がすべって、押しつぶして切る結果に…。刃を何度も押し引きするので、皮もちぎれてしまいました。
連続して切った場合がこちら。皮がちぎれて見栄えが悪くなってしまいました。
ということで、貝印の三徳包丁は刃こぼれしても衰えない切れ味でした。これなら多少手入れを怠っても安心ですね。
[おすすめの理由3]手にフィット職人さんも絶賛の疲れにくさ
最後に注目したいのが、職人も絶賛したという貝印の三徳包丁自体の握りやすさ。柄のサイズ感と重心の位置が絶妙なんです。
貝印の三徳包丁の柄は手にスッポリ収まる太さなのが特徴。
持ちやすくて、押し切りやすい形なんです。
また、重心が包丁の中央にある理想的なバランスにも注目。
これが、疲れにくいと職人が絶賛した持ちやすさの理由なんですね。
以上、100均ダイソーの万能包丁との比較から見た、7000円超えの貝印の三徳包丁がおすすめな3つの理由でした。お値段が張ることにはそれなりの理由があったんですね。包丁の買い換えや購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。