つっぱり棒の強さは 壁にあたる面で決まります

つっぱり棒の強さは壁にあたる面で決まります イメージ

クローゼットはもちろん、日本家屋の押し入れでも、つっぱり棒を使って服をつるすことが多いと思います。重たいものをかけていると、徐々にズリ落ちたり、壁を傷つけてしまったなんてことはないでしょうか? そんなお悩みを解消すべく、最強のつっぱり棒を調査。ポイントは、壁と接着するキャップの構造にありました。

支える面が広いので安定して使える 平安伸銅工業のつっぱり棒がおすすめ

編集部で検証した結果オススメしたいのは、平安伸銅工業のつっぱり棒です。平安伸銅工業のつっぱり棒は、数多くの種類が売られているAmazonでも、売れ筋ランキング1位から5位を独占中なんです。今回、テストしてみると、それも納得の実力でした。

つっぱり棒:収納:平安伸銅工業:NGP-110

平安伸銅工業
NGP-110
実勢価格:1800円(113-193cm)、2353円(178-283cm)

ポイントのひとつは、壁への接着面が広いという点です。壁に掛かる圧力を分散できるため、壁を傷めづらいという特長があります。特に押し入れ内部の壁は材質的に弱い場合があるので、広さは重要となります。

こちらが、平安伸銅工業のキャップ部分です。

支える面が広いので安定して使える平安伸銅工業のつっぱり棒がおすすめ イメージ

合わせて検証した別メーカーの製品は……

支える面が広いので安定して使える平安伸銅工業のつっぱり棒がおすすめ イメージ2

このくらい。平安伸銅工業の方が、かなり大きいのがわかります。また、キャップ部分にバネが付いている点も、オススメしたいポイントのひとつです。

支える面が広いので安定して使える平安伸銅工業のつっぱり棒がおすすめ イメージ3

このバネのヒンジ効果によって、ポール全体が安定。服などをたくさん引っかけた時に生じるたわみにも対応することができます。

支える面が広いので安定して使える平安伸銅工業のつっぱり棒がおすすめ イメージ4

こちらのアマゾンに掲載されている説明写真がわかりやすいかと思います。

負荷をかけて耐荷重をチェック 壁への負担は一番少なかった

負荷をかけて耐荷重をチェック壁への負担は一番少なかった イメージ

売れ筋のつっぱり棒3種を、強度や壁への優しさの点でチェックしました。テスト方法は、ペットボトルやお米など約40kgの荷物をかけて一日後の変化をチェックするというもの。先述の平安伸銅工業の製品に加えて、A社、B社合わせて2社の製品もテストしました。

本テストでは、いずれのつっぱり棒もズリ落ちることはありませんでしたが、A社は中央部分がたわみました。B社はA社のようにたわむことはなかったですが、壁紙への負担は、平安伸銅工業の方がやはり小さかったです。

Amazonランキングの上位を独占する平安伸銅工業のつっぱり棒、その実力は確かにホンモノでした。