Fire TV Stickの第1世代と第2世代って何が違う?
アマゾンSTB(セットトップボックス)のFire TV Stickシリーズに、第2世代として「4K」と「4K MAX」が登場しています。でも、見た目もほぼ同じだし、買い換えるほど違いがあるのか正直わかりにくいですよね?
そこで雑誌『家電批評』編集部がその違いを徹底調査しました!
Q. そもそも、Fire TV Stickって何?
A. テレビでアプリを利用できるツールです。
Fire Stick TVシリーズはテレビやディスプレイのHDMI端子に接続すると、動画やゲームなどのアプリを楽しめるセットトップボックス(STB)です。
第1世代と第2世代を比較!
今回のテストでは「Fire Stick TV 4K」「Fire Stick TV 4K MAX」の第2世代を前モデルとなる第1世代と比較しました。ストレージやWi-Fiなどのスペック差に加えて、実際に試用してリモコンや応答速度、使いやすさも採点して比較しています。
Fire Stick TV第2世代の実力は?
Amazon「Fire TV Stick 4K MAX 第2世代」
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- リモコン
- 応答速度
- 使いやすさ
- ストレージ
- Wi-Fi
直感的な操作もデキてコスパ◎
テレビにウィジェットを表示できるアンビエントディスプレイ機能を搭載したり、リモコンに履歴や設定のダイレクトボタンが追加させるなどより細かい操作も設定できるのが魅力。第1世代よりレスポンスなども若干向上しています。
- おすすめポイント
-
- 動画はサクサクで快適
- ストレージ容量が増加
- がっかりポイント
-
- 9980円は少し高め
- 「4K」との差が少ない
- 幅
- 108mm(本体)、38mm(リモコン)
- 奥行
- 30mm(本体)、157mm(リモコン)
- 高さ
- 14mm(本体)、17mm(リモコン)
- 重量
- 43.5g(本体)、51g(リモコン)
- 型番
- 53-033340
Amazon「Fire TV Stick 4K 第2世代」
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- リモコン
- 応答速度
- 使いやすさ
- ストレージ
- Wi-Fi
4つのアプリボタンでよりネットに強い
リモコンにダイレクトボタンが4つ追加されているので、複数のネットアプリを巡回するのも簡単になっています。また第1世代では非対応だったeARC/ARCにも対応しているので他の機種との連携もスムーズにできるように進化しています。
- おすすめポイント
-
- 操作感はスムーズで良好
- アプリボタン搭載で便利に
- OSの使いやすさもアップ
- がっかりポイント
-
- ストレージ容量は変わらず
- 幅
- 108mm(本体)、38mm(リモコン)
- 奥行
- 30mm(本体)、142mm(リモコン)
- 高さ
- 14mm(本体)、16mm(リモコン)
- 重量
- 43.5g(本体)、43.4g(リモコン)
- 型番
- 53-033341
第2世代の2機種は進化は小幅だがコスパは良好です!
第2世代となった2モデルを実際に使ってみるとアプリの起動速度は新旧ともにほぼ互角で、OSの使い勝手もそこまで差はありませんでした。ただし、リモコンについては旧タイプからボタンが追加されて、使いやすくなっています。
では、第1世代から買い替えるほど進化したかといえば、否というのが正直なところ。まだ第1世代を使っているのであれば、わざわざ買い換える必要はありません。一方、これから新しく購入するならコスパも考慮して「4K」の第2世代がおすすめです。Apple TV 4KのWi-Fiモデルが1万9800円、ダイレクトボタンが2つのChromecastが5980円と考えると、ボタン4つで7480円は高コスパです。
第2世代はスペックが向上してサクサク動く!
第1、2世代の主な違いは、「4K」が「メモリの増量」「Wi-Fi 6対応」の2つ。一方で、「4K MAX」は「CPUの向上」「ストレージの増量」「Wi-Fi 6E対応」と、両モデルともパフォーマンスは向上。使ってみても、若干ですが新モデルの動きが速い印象でした。
Fire TV Stick第2世代の改良ポイントをチェック
第1世代からスペック向上!処理速度がアップしている
新モデル2機種ともに、CPUやGPU、Wi-Fiなどのスペックが向上して、動作や操作性が進化しました。
リモコンの操作性も向上
新モデル2機種のリモコンは前モデルよりボタンの数が増加。手元で操作しやすくなりました。
「4K MAX」限定でアンビエントディスプレイ対応
4K MAXはテレビがスマートディスプレイになる「アンビエントディスプレイ」を新搭載。カレンダーや天気などのウィジェットをテレビに表示可能です。
OSの使い勝手は新旧でそこまで変わらず
Fire OSは「4K」が「6→8」に、「4K MAX」が「7→8」にバージョンアップ。ただ、Fire OS 6と若干表示レイアウトが違いましたが、実際の操作性や利便性に大きな違いは感じられませんでした。
リモコンは新モデルのほうが使いやすい
第1、2世代を比べて、最も大きな変化を感じたのがリモコン。Fire TV Stick 4Kは4つのアプリボタンが新たに追加されたことで、ダイレクトでアプリに飛べて便利です。「4K MAX」は設定や履歴のダイレクトボタンを新搭載。両モデルともに手元の操作がより快適になっていました。
リモコンの音声認識の精度やレスポンスは新旧ともにスムーズでした。
レスポンスは新旧ともに問題なし
「スリープから」はスリープ状態からアプリボタンで立ち上げ。「ホームから」はホーム画面のアプリアイコンから立ち上げました。
代表的なネット配信サービスであるNetflixとPrime Videoの2つのアプリが立ち上がるまでの秒数を計測しましたが、第1世代、第2世代ともに僅差という結果に。体感的にどちらも待たされている感じはなく、スムーズに起動していました。
また、カーソルや画面移動などの動作についてもモニターテストで調査したところ、若干ですが「新モデルのほうがなめらかで快適かも」という評価に。あくまで体感ですが、第1世代の「4K」が少しカクカクしていて、他の3モデルはヌルヌルしてスムーズに動作する印象でした。
以上、Fire TV Stickの新モデル、「4K」と「4K MAX」の2機種の紹介でした。リモコン操作がより便利になった最新Fire TV Stick。気になる人はぜひチェックしてみてください。
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ただ、第1世代でも不満を感じるほどではありません。