『家電批評』2023年ベストバイを発表!
2023年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこでテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評2023年ベストバイ」として発表します。
自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評2023年ベストバイ】の記事一覧はこちら
今回は「家電批評2023年ベストバイ」の「高級ホットプレート部門」に選ばれた、本格的な鉄板焼きを楽しめるバルミューダ「BALMUDA The Plate Pro」です。
バルミューダ「BALMUDA The Plate Pro」
- バルミューダBALMUDA The Plate Pro
- 実勢価格: ¥35,280〜
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目と舌で楽しむプレートはエンタメ感満載で楽しい!
バルミューダが発売した 「BALMUDA The Plate Pro」は、鉄板焼きのような“ライブキッチン”で見てるだけで楽しそうなホットプレートです。
実際にステーキ、クレープ、餃子を焼いてみましたが、コテやナイフなどで調理する工程は予想以上にワクワクしました。また、食材が焼ける香りや完成していくまでの変化もあり、見ているだけでも飽きません。
検証していた料理研究家や編集部員たちも調理を見て笑顔を浮かべ、ワイワイと盛り上がっていました。
油煙は出ますが、モクモクというほど多くないのもポイント。また、ダイヤルを合わせるだけで設定した温度になるため、スムーズに操作できます。
肝心な料理のおいしさはというと、ステーキは文句なしに美味! 表面にしっかり焼き色がつき、中身はレアで肉の旨みもたっぷりです。蓄熱性が高く、余熱で火の通りを調整できます。
ただ、クレープと餃子はレシピ通りだとパサつきや焦げつきが気になりました。微調整したらうまくいきましたが、料理によっては何度か試して、合うようにレシピを工夫する必要がありそうです。
イベントの日はもちろん、ちょっとしたおうちパーティーが、いっそう楽しくなる一台です!
- おすすめポイント
-
- 厚切り肉をジューシーに焼ける
- 操作やお手入れがカンタン
- がっかりポイント
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- レシピ通りだとうまく仕上がらない場合も
- 一般的なプレートより価格が高い
- 幅
- 573mm(クラッドプレート含む)
- 奥行
- 334mm(クラッドプレート含む)
- 高さ
- 88mm(クラッドプレート含む)
- 重量
- 5.2kg(約)(クラッドプレート含む)
- 消費電力
- 1120W
- 温度設定
- 160・180・200・220℃
- 型番
- K10A-BK
「家電批評2023年ベストバイ」に選ばれた理由とは?
ステーキが文句なく美味しく焼ける!
テストでは、公式サイトのレシピ通りに「ステーキ」「餃子」「クレープ」の3品を作ってみました。
まずはステーキから紹介します。
▼ステーキのレシピ
1:温度を200℃に設定する
2:牛肉の両面に塩胡椒をふる
3:プレートにオリーブオイルを引き、肉の表を1分、裏を1分焼く
4:肉の側面全体に焼き色がつくように計1分焼く
5:バットに移して3分休ませる
6:肉をプレートに再度のせて表裏をそれぞれ45秒焼く
7:仕上げに表裏を30秒ずつ焼き、プレート上でカットする
完成!
ステーキの表面には、鉄板焼きらしいこんがりした焼き色がついています。
中身はレアでジューシー! 噛むと肉の旨みがたっぷり広がります。
お肉のサイズや厚さで火加減や調理時間の調整が必要です。
シンプル操作&メンテが楽で使い勝手も良し!
温度設定は4段階を選べ、ライトが点滅から常時点灯になると準備完了。シンプルで操作しやすいです。
プレート上で包丁を使えてなめらかにカットできるうえ、お皿の代わりにもなります。肉を焼いた後の汚れは軽くこするだけで落ち、使い勝手も良好です。
プレートは重いですが、天面を軽くこすると簡単に汚れが落ちます。
クレープ&餃子はレシピの工夫でおいしくできた!
次に、「クレープ」と「餃子」もレシピ通りに作ってみました。
▼シュガーバタークレープのレシピ
1:ボウルに薄力粉、グラニュー糖、卵を入れる。牛乳を3回に分けて加え、都度ホイッパーでよく混ぜる
2:1に溶かしバターを加えて混ぜ、冷蔵庫で2時間寝かせる
3:プレートの温度を160℃に設定
4:サラダ油を引き、生地をおたまに軽く1杯分落とし、トンボやおたまで円形に伸ばす
5:軽く焼き色がついたら裏返し、1分焼く
6:有塩バターを塗り、グラニュー糖をふる
7:生地を半分に折り、さらに半分に折る
8:皿に盛り付けて、粉糖をふる
プレートに落とした生地をおたまで伸ばすのに少しテクニックが必要ですが、完成したクレープは予想以上に本格的な味わい。しっとり食感の生地がおいしいです。
なお、温度設定はレシピで指定されている160℃だとパサつきやすいので、しっとり感がアップする200℃がおすすめ。シンプルな粉糖もいいですが、フルーツやアイスと合わせても最高です!
レシピの火加減より強い200℃で焼くと、さらにおいしく出来上がります。
▼羽根付き餃子のレシピ
1:温度を180℃に設定し、片栗粉小さじ2を100ccの水で溶く
2:プレートが温まったらサラダ油を引き、餃子を12個のせる
3:1の水溶き片栗粉を半量かけてフタをし、蒸し焼きにする
4:水分の蒸発音がしなくなったらフタを開け、残りの水溶き片栗粉をかけてフタをする
5:水がなくなったらフタを開け、ごま油を全体にかけてきつね色になるまで焼く
注意! レシピ通りだと記事がくっつきやすい
バルミューダの公式レシピどおりに餃子を焼くと、皮がプレートに焦げつきうまく焼けないこともあるので要注意。専門家が作っても失敗する場合もありました。
レシピ通りだと生地がくっつきやすいので、注意が必要です。
そこで、プレートの温度をレシピの180℃から220℃に上げて油を多めに引き再挑戦したら、カリカリの羽根付き餃子が完成。中身もジューシーでバッチリでした!
以上、「家電批評2023年ベストバイ」の「高級ホットプレート部門」に選ばれた、バルミューダ「BALMUDA The Plate Pro」の紹介でした。
ステーキのほかにクレープと餃子も焼いてわかったのは、料理に合わせてレシピを微調整するのがうまく調理するコツということ。特に温度設定は、パサつきや焦げつきを防ぐために重要です。
プレートが温まるまでの時間がけっこう長いのは気になりました。
餃子とクレープはレシピの温度より高いほうが上手に出来上がりました。
何度か試してみて適温を探る必要はありますが、試行錯誤してうまく完成した料理はバツグンの美味しさ! また、卓上で料理ができていく様子を見ながら調理するのは楽しいので、ホームパーティーにはもってこいの一台。おすすめの調理家電です。
引き続き、「家電批評2023年ベストバイ」をご紹介していきますので、お楽しみに!
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厚みのある肉もしっかり焼けて、霜降り肉ならやわらかくなります。