家族が毎日使う玄関は気づくと要らないモノがたくさん!
家族全員が毎日使う玄関は、不要なモノがたまりやすい場所です。
引っ越した当初は「大きい靴箱だから安心ね!」と笑顔で入居してきたマンションでも、気づいたときにはモノが外に溢れていて、足元がつまずいてしまいそうになっていませんか? せっかくの大きな靴箱も、生かさないとムダなスペースになってしまいます……。
この記事では、マンションの大型シューズボックスの捨てるテクニックをご紹介します!
ではさっそく、4人家族のモニターさんのお宅の玄関を拝見してみましょう。
奥底に不要なモノが眠っていませんか?
一見キレイで収納もたっぷりありそうですが、実は不要なモノがたくさん詰まっていたんです!
こういう片隅に寄せられた傘、よくありますよね。突然雨に降られたときに買ってしまうビニール傘はたまりがちですが、よく見ると家族の人数よりはるかに多かったり!
この靴箱には、4人家族で68足もの靴が入っていました。平均して1人につき17足分……ですが、実際によく履いている靴は限られています。
大型で大容量の靴箱だからといって、油断大敵! スペースがあるだけ、かえって不要な靴が眠りやすいんです。
ほかの収納スペースには、季節物のパラソルや折り畳み傘などでキツキツでした。たしかに扉の中に隠せてはいますが、これでは家族が使いづらくなってしまい本末転倒です。
もっと使いやすく、キレイに片付けるにはどうしたらいいのでしょうか? その法則は、次にご紹介する「捨てチェックリスト」にあります!
「いつか使うかも…」は卒業!捨てチェックリストでどんどん処分
こちらが捨てる極意を3つにまとめた「捨てチェックリスト」です。無意識にモノを置いてしまう玄関だからこそ、ルールを徹底するとスッキリしますよ。
この三カ条にしたがって物量を減らしてみたところ、明るく、広く感じられるようになるんです。これなら、お客様をお迎えしても安心ですね!
それでは、三カ条を実践した詳細をご覧ください。
【その1】使う時期が決まっている靴以外は処分
まずはメインのシューズボックスの中身から見直します。先ほどの4人家族の靴箱(68足!)から、20足ほど処分しました。すべての靴がきちんと収納できています。
無理やり積み重ねることをやめて、取り出しやすくなりました。
【その2】雑貨は使うモノだけ
使っていないものを押し込んでいた戸棚。思い切って処分すると、収納スペースに余裕が生まれます。
これなら、本当に必要なときに探せなくて慌てることもありません。
【その3】傘は「家族分+2本」
ビニール傘や壊れたものなど、ついついとっておきがちな傘類。「玄関に置くのは家族分プラス2本」と決めましょう。
【捨てる前】
汚れたものや骨が曲がっているもの、錆びてしまっているものは大変危険なので即捨てましょう。古くなって、水をはじかなくなっているものも処分対象です。
またビニール傘は2本だけ残し、お客様用にしましょう。これが「家族分+2本」というわけです。
【捨てた後】
はるかにボリュームダウンしました。まだ使える傘は、会社や学校の置き傘にするなど、別の場所に移動させましょう。
今使っている傘だけを置くようにしたら、すっきりして清潔感もアップしました。玄関のスペースを圧迫することもなくなりました。
いらないモノを処分して本当に使うものだけ置くと決める!
玄関は、お客様がやってきて最初に目にする「家の顔」です。すっきりとさせておくためにも、玄関に置くのは「今、ここで使うものだけ」にしましょう。今回の捨てチェックリストは、どれも簡単に試せるものばかりです。さっそく試して、広々とした玄関を手に入れてくださいね。