「フリースタイル家電評」って?

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ヒップホップグループ『梅田サイファー』のMCであるKennyDoesさんによる、「元家電量販店の販売員視点でみたお客様(読者)の家電に対する悩みを解決する」家電批評の人気連載。

現役中は家電批評を参考にしながら接客をしたこともあるというKennyさんのもとに届いた悩みや家電の選び方のコツを、忖度・馴れ合いなしでバシッと解決してくれます! Twitterにて「#家電ダズ」で読者の皆様から家電の悩みを募集中!

最後にはラッパーらしく“恒例の韻踏み”もあるのでお見逃しなく!


今回は特別編です!

360LiFEの読者のみなさま、お疲れ様です。梅田サイファーなどで音楽活動をさせてもうてる、KennyDoes(ケニーダズ)と申します。少し間が空いてしまってすみません!

本連載はTwitterで「#家電ダズ」のハッシュタグに寄せられた家電にまつわるお悩みを解決しながら、楽しく色々なモノをフリースタイルでご紹介していく読み物になっております。

が、飛ぶように過ぎゆく時間の中、今年も師走になりまして、昨年に引き続き、ベストバイをご紹介させて頂ければと思います。お悩み解決は次回から再開します(すみません)!

ソニーさんのヘッドホン「WH-1000XM5」が最強でした

ソニーさんのヘッドホン「WH-1000XM5」が最強でした イメージ

※画像はAmazonより
ソニー(SONY)
WH-1000XM5
実勢価格:4万1200円

重量:250g
充電時間:約3.5時間
Bluetooth:Ver5.2、Class1
コーデック:SBC、AAC、LDAC

早速ですが、今回の製品はこちら。

私は、常時Appleさんの「Airpods Pro」を使用していたのですが、かなり長いことヘビーユースしていたのもあってか、最近ノイズキャンセリングやバッテリーの部分から調子の悪さを感じるようになりました。

これはそろそろ買い替え時かーと思っていたタイミングで、AirPodsの新製品が発表されましたが、とにかく長距離移動が増えたたことからカナル型イヤホンを耳の中にずっと入れておくことを辞めたいのもあり、ヘッドホンを買うことにしました。

そしてたどりついたのが、ソニーさんの製品というわけなんです!

ノイキャンは「無音」ではないけど自然さが好み

ノイキャンは「無音」ではないけど自然さが好み イメージ

商品選定の条件としては、ノイズキャンセリングと音質の両立

Boseさんの「QC45」や「700UC」、Beatsの「Studio3 Wireless」などといったライバルを含めて量販店の店頭で試聴・比較し、最終的に先述の商品を購入しました。

さて、そのファーストインプレッションです!

ノイズキャンセリングに関しては少し期待をしすぎたかもしれない、という印象。無音の世界を期待していたのですが、どうしてもヘッドホン型というのもあり、少しそれには遠いかなといった感覚でした、、、。

が、使っていくにつれ、その自然な音の消え方がかなり好きになってきました。そういえばpekoさんてApple Watch使ってないですよね!?

ノイズキャンセリング特有の「詰まってる」感覚が比較的少ないように感じ、付けて寝るのも違和感がありません

そしてこの品、ヘッドホン装着時の個人差(ズレやメガネなど?)、周囲の気圧に合わせてノイズキャンセリングの具合を調節してるとのこと。

そのおかげもあってか、ただただ慣れただけなのか、今では違和感なく音楽を聴くことができ、気に入っています。

ドンシャリではなく、中音域がクリアなんです

ドンシャリではなく、中音域がクリアなんです イメージ

音質に関しては中音域がクリアな印象で、自分の好みでした。

私はそこそこ大きめの音量で聞くことが多いので、いわゆる「ドンシャリ」だとハイで耳が痛くなることもあり、聞き比べても合格点で、その印象のままで使えているのでここもグッドなポイントです。

そして、バッテリー持ちが素晴らしいです。

ノイズキャンセリングONで30時間ということで、気づいた時に充電していれば、外で切れてしまうことも今のところありません。安心してずっと付けていられます。

さらにもう一つ付け加えると、このヘッドホン、通話時のマイクの性能が良いです。結構うるさい渋谷の駅前で通話しても、私の声だけを拾って相手に届けることができました。

逆に言うと近くで大きい声を出されたりするとそれを不自然に拾っちゃったりしますが、Web会議なんかにはもってこいの製品だと思いました。

弱点は折りたためないこと。盲点でした!

弱点は折りたためないこと。盲点でした! イメージ

と、いいことづくめのベストバイ!と思って使っていたのですが、弱点としてひとつ感じている点があります。

それは、折りたためない、というところです。

移動してレコーディングや収録、ライブなどに挑む中で、耳から外して置いておくときにひと工夫必要な場面がかなり多かったです。

ずっと頭に付けとくか、首にかけるか、諦めて付属ケースが入るサイズのカバンにするのか。持ち運べば運ぶほど、意外と邪魔でした(笑)。

そういった点も踏まえ、実はBoseさんの「QC45」も気になっています。

ノイズキャンセリング、音質ともに二番手~三番手の実力を常に持っていて、かつ値段的にも安く、コスパで考えると最強クラス。

そして購入の際にはあまり気にしていなかったですが、何より折りたためるというところがあり、ベストバイの紹介記事やのに、こっちも買ったろかなと思ってきました。

話を元に戻すと、そういった細かな点はありつつも、今まで買ったヘッドホンの中で抜群に良くて、さすがソニーさんの最上位機種です。利便性が高くて音質もいい!(持ち運び以外は)最高のヘッドホンだと、今は言えます!

でもBoseも気になる!

結論:ヘッドホンなんて、なんぼあっても良いですからね

さあ、今回のキメの韻です

では、最後に恒例の韻を……。

「ノイズキャンセリング」でより詳細にビートの「ノリを掴んでいく」

ちょっと意味わかんないですけど、硬さ重視でお願いします。

ほなまた!

新作アルバム販売中!

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『NEVER CHANGE』
KennyDoes & Cosaqu

KennyDoesさんの新作アルバム。iTunesほかで配信中です!