2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」のガジェット部門で受賞した紛失防止タグ、Apple「AirTag」です。
Apple「AirTag」
Apple
AirTag
実勢価格:3896円
サイズ・重量:φ31.9×H8mm・11g
▼テスト結果
- 見つけやすさ:◎
- 音量(実測値):83.8dB
- クラウド追跡方法:Appleコミュニティ
- ディスプレイ検知:方向探知
- 接続距離:非公表
- 電池寿命:1年以上
- 電池交換:○
Apple「AirTag」は大雑把な位置しか探知できなかった従来製品と異なり、紛失物の正確な位置を教えてくれる優れたスマートタグ。
「クラウド追跡」はユーザー同士が相互にコンタクトをとることでタグのありかを発見するシステムですが、ユーザーが多いAppleは必然的に検出精度が高くなります。そのうえAirTagは近距離の位置検出を可能にするUWB(※)を利用して、正確な位置まで導いてくれます。
※UWB(Ultra Wide Band):超広帯域無線システム。近距離であれば高精度な測距・測位が可能でiPhone 11以降のモデルでサポートされています。
Appleストアや量販店などで購入可能で、4個セットだと実質2800円引きとなり、お得です。
検証方法:タグを隠して都内を探索!
テストでは、任意の場所(新宿駅のコインロッカー) にタグを隠して、1日後に捜索を開始しました。
1:置き忘れを想定して1日後にタグの位置を探索
まずはじめに各タグがクラウド追跡を行えているかを確認。その次に居場所を特定できるかを確認しました。
2:盗難を想定しタグを持ち運び30分後に居場所を探索
直線距離で6kmほどの場所に移動されたタグを30分後に追跡開始。通知の有無、各タグがコミュニティを活用できているかを確認後、実際にたどり着けるかテストしました。
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?
テストで判明:紛失物の1m以内まで案内してくれる
1:紛失物が地図上に表示される
紛失物が地図に表示されます。「経路」に従い大体の位置まで追跡できます。
2:タグとスマホが接続される
タグとの接続エリアに入るとスマホが反応。詳細な位置を探知 します。
3:タグの位置が矢印で表示される
距離と方向が表示されるので、 縮まる方向に歩を進めていきます。
4:紛失物にたどり着けた !
残り1mほどまで近づくと、 画面が緑色に変わり、場所を特定します。
電池交換式で残量も確認可能
電池交換式になっており、残量はスマホから確認可能。不意の電池切れが防げます。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」のiPhone向け紛失防止タグ部門で選ばれた、Apple「AirTag」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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