家電2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!

【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら

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今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」のオートバイ用インカム部門で選ばれた、サインハウス「B+COM SB6X」です。

家電サインハウス「B+COM SB6X」​

サインハウス「B+COM SB6X」​ イメージ
サインハウス「B+COM SB6X」​ イメージ2

サインハウス
B+COM SB6X
実勢価格:4万700円

サイズ・重量(本体):W106×H45.7×D24.9mm(アンテナ部除く)・53g
連続使用時間:インカム通話:最大約16時間
携帯通話・音楽再生:最大約18時間(それぞれ単体での使用時)
電波到達範囲:最大約1.4km
最大通話人数:6人

総合評価:S

▼評価

総合
評価
設定のしやすさ
(30点)
操作性(走行時)
(15点)
自社グループ通話
(25点)
他社通話
(15点)
音質(音楽用途)
(15点)
82点 24点 15点 17点 15点 11点

家電「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?

サインハウス「B+COM SB6X」​は接続・通信が優秀で通話がクリアです。

テストではバイク用インカム5製品で比較しましたが、他の製品では、通話時に声がこもったりノイズが乗ったり、音が割れたりするものもありましたが、本製品ではそれが皆無。通信が切れ出すほど離れなければ、とてもクリアな音で会話ができました。

音楽は、低音が少なめではあるものの、総合的には十分高音質。低音の迫力にこだわりを持つ人でなければ、こちらも十分に満足できるでしょう。

通話性:これで間違いなし!

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通話品質をチェックした際には、会話が始まった瞬間「これがベストだ」と皆が口をそろえるほど、ずば抜けてクリアでした。本体ボタンは3つ(後方のボタンはつまみを上下に動かせる)で、複雑な操作もありません。

自社製品同士の通話も、他社製品との通話もほぼ完璧です。通信距離の実測や同時に通話できる人数の仕様で点数を落としましたが、日常利用で問題になることはほぼないはず。

音質:接続・通信が飛び抜けて優秀

音質:接続・通信が飛び抜けて優秀 イメージ

音楽を聴く用途であれば、ほかのメーカーにもっと高音質なものがありましたが、通話で印象が変わります。B+COMは、通話がクリアで声もナチュラル。会話が途切れるほど離れなければ、ストレスは皆無でした。低音が少なめですが、移動中のBGMとしては十分すぎる音質です。

原田裕弘 氏
東京音研放送サービス代表
原田裕弘 氏 のコメント

音楽も十分高音質ですが、インカムの通話はこれが一番クリアで聴き取りやすいですね。

ここは惜しい:配線やアプリは手間&初見ではわかりにくい

ここは惜しい:配線やアプリは手間&初見ではわかりにくい イメージ
ここは惜しい:配線やアプリは手間&初見ではわかりにくい イメージ2

他社のインカムはケーブルと各ユニットが分離していますが、B+COMは各ユニットまで1本という他社にはない独特な配線です。ヘルメットに装着しやすい反面、充電時には不便を感じました。

他社のアプリ

他社のアプリ イメージ

わかりやすい!

「B+COM」のアプリ

「B+COM」のアプリ イメージ

わかりにくい……。

わかりやすく目的の設定に辿り着けるアプリもあるなか、「B+COM」は初見だとどこで何の設定ができるのかわかりづらいのが残念でした。

以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」のオートバイ用インカム部門で選ばれた、サインハウス「B+COM SB6X」​の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!

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