W洗顔不要クレンジングのメリットデメリットは?
洗顔時間を短縮したいなら、W洗顔不要のクレンジングがオススメ。摩擦による肌負担を軽減することができ、クレンジングと洗顔料が1本で済むのでコスパも高いというメリットがあります。
ただし、しっかりメイクだとW洗顔不要アイテムひとつでは落としきれないことも。ゴシゴシこすると肌トラブルにもつながります。しっかりメイクの日はクレンジングと洗顔を分け、落ちやすいナチュラルメイクの日はひとつで済ませて肌負担を減らすのがオススメです。
また、強い洗浄力が配合されている製品もあり、洗い流したときに油分が落としきれないという問題も。肌トラブルを避けるためにも、しっかり落ちてうるおいが残るアイテムを選びましょう。
W洗顔不要クレンジング13製品を比較
ということで、テストする女性誌『LDK』が、W洗顔不要をうたう時短クレンジング13製品を集めて比較。以下の方法でテストを行いました。
テスト1:洗浄力
人工皮革にリキッドファンデーションを伸ばし、各製品を塗布し指でクルクルとなじませて洗い流して、落ち具合を評価しました。
テスト2:保湿力
複数の女性モニターの肌に同条件で塗布し洗い流した後、水分をオフ。30分後の肌水分量の増減の平均値を比較しました。
テスト3:肌へのやさしさ
洗浄成分(界面活性剤+油脂の組み合わせ)
洗浄成分の界面活性剤と油分の組み合わせを比較し、肌にやさしいものを高く評価しました。
保湿・抗炎症成分
肌水分量をアップする保湿成分や肌をケアする抗炎症成分が含まれていれば加点しています。
刺激成分
エタノールなど肌に刺激になりやすい成分が入っていたら減点して評価しました。
今回は、テストで高評価だったおすすめ2製品を紹介します。
matsukiyo「クレンジングバーム」
matsukiyo
クレンジングバーム
95g
実勢価格:1848円
▼テスト結果
- 洗浄力:◎+
- 保湿力:◎
- 肌へのやさしさ:◎+
- 評価:A+
matsukiyo「クレンジングバーム」は軽くなじませるとクリームのように溶け、ファンデ汚れをしっかり落としました。洗顔後に肌がつっぱることもなく、うるおいが続き、文句ナシのベストに輝きました。
テスト結果1:洗浄力
固形のバームが肌の上ですっと溶けてオイルに変化。軽くなでただけでしっかりメイクに絡んで汚れをスルッと落としました。
テスト結果2:保湿力
30分後の肌水分量は5.1。うるおいが続き、洗顔後もつっぱり感ゼロでしっとりうるおっていました。
テスト結果3:肌へのやさしさ
- 洗浄成分:ノニオン+エステル
- 保湿・抗炎症成分:セラミド+グリチルリチン酸
- 刺激成分:エタノール配合なし
やさしい成分でメイクをしっかりオフしてくれます。高保湿成分のセラミドが3種も配合されています。
バニラコ「クリーンイットゼロ クレンジングバームナリシング」
バニラコ
クリーンイットゼロ
クレンジングバームナリシング(乾燥肌用)
実勢価格:2380円
▼テスト結果
- 洗浄力:◎
- 保湿力:◎+
- 肌へのやさしさ:◎
- 評価:A+
韓国コスメで有名なバニラコ「クリーンイットゼロ クレンジングバームナリシング(乾燥肌用)」も安定の実力で高評価を獲得。
やわらかく溶けてメイクをすっきり落としたうえ、保湿力も抜群。甘い香りにも癒やされます。肌質別の色違いジャーがかわいいです。
テスト結果1:洗浄力
軽くなじませるだけでメイクをしっかりオフしてくれます。
テスト結果2:保湿力
30分後の肌水分量は12.0と、ダントツの保湿力。乾燥肌用をうたうだけあるしっとり感です。
テスト結果3:肌へのやさしさ
- 洗浄成分:エステル+ノニオン
- 保湿・抗炎症成分:優良成分配合なし
- 刺激成分:エタノール配合なし
高保湿成分や抗炎症成分は入っていませんが、やさしい洗浄成分が配合されています。
以上、W洗顔不要クレンジングのおすすめを紹介しました。
W洗顔不要のクレンジングは、洗浄力が高いバームタイプが主流。ベストに選ばれたmatsukiyo「クレンジングバーム」は、しっかり洗浄するのに肌へのやさしさも優秀でした。
濃いメイクはW洗顔のほうが向いている場合もあるので、その日のメイクで使い分けてみてください。
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薄めのメイクなら時短になります。日によって使い分けるのがオススメ。