不器用&初心者でもできるハンドメイドって?
エコバッグやマスク作りなど、最近では自分の好きなデザインや布を使ってハンドメイドを楽しむ人が増えています。
そこで、テストする女性誌『LDK』が、初心者さんや不器用さんでも楽しめるハンドメイドをテスト。器用ではないけれどハンドメイド好きのライター江藤さんと、身近なショップで手に入るもので手軽にできる手づくりレシピを試しました。
布もパーツも必要なものは100均でそろう!
手芸店に行けば何でもそろいますが、100均でも必要なものは手に入れられます。
なかでも、セリアはハンドメイドコーナーが充実していて、布などの材料や縫い針などの道具が豊富にそろっています。しかも、すべて110円。手芸店で材料をそろえるより、ずっとお得に仕上がりますよ。
また、セリアの公式ホームページでは、かわいいバッグレシピが無料で手に入ります。型紙を使って作る上級者コースから、ホッチキスやボンドで貼り合わせるだけのお手軽バッグまで種類が多く、ハンドメイドに興味があるなら利用しないともったいないです!
ということで今回は、セリアのレシピと材料を使って「バッグインバッグ」を作ってみました。
セリアのレシピでバッグインバッグ作りに挑戦!
【完成品】
完成までの時間:約2時間
制作費:770円
参考:セリア「手作りレシピ」 バッグインバッグ
https://www.seria-group.com/campaign/recipe/docs/bag_in_bag_renewal.pdf
用意するもの
- カットクロス3種
※35×30cmのものを計4枚 - 片面接着芯
- 持ち手2本
接着芯はハードタイプを使用。ソフトやハードなど、好みのハリ感で選んでください。
必要な道具
- アイロン
- ミシン
- 定規
- 裁ちバサミ
- 糸
- 針
ミシンとアイロン以外はすべて100均で手に入るものばかりです。
【作り方】難しそうだけど型紙なし&直線縫いでOK
STEP1:製図して布を裁断する
レシピどおりに長方形を描き、それぞれ縫い代を1cmつけてから布を裁断します。
STEP2:外ポケットに接着芯を貼る
外ポケット用の布の裏側、わになる部分に接着芯の端を合わせてアイロンで貼りつけます。
STEP3:外ポケットを作る
縫い代をアイロンで折り、外ポケットを中合わせにして、表側からミシンで縫いつけます。
STEP4:表布に外ポケットを縫う
本体表布の裏側に接着芯をアイロンで貼り、外ポケットを表から縫いつけます。
STEP5:内ポケットは仕切りを作る
内ポケットも同様に用意しましょう。裏布に縫いつける際、アイロンで折りたたみ、仕切りを作ります。
STEP6:表布と裏布を縫い合わせる
Dカン留めを作り、本体表布と裏布でDカン留めを挟み込み、一緒に縫い合わせます。
STEP7:Dカンを通して縫い付ける
Dカン留めにDカンを通して織り込み、縫います。ミシンで縫ってもいいですが、手縫いのほうがきれいです。
STEP8:持ち手をつければ完成!
レシピどおり、フェイクレザーの持ち手をDカンにつけて完成です。
こちら、ガチで江藤さんが製作した作品です!内側は仕切りポケット付きで便利。接着芯を使うので、しっかりした作りになって高見えします。
安く仕上げたければ、共布で作るのもアリです。
【まとめ】100均の道具ならお得感がうれしい
▼テスト結果
- 楽しさ:3/3点
- 達成感:3/3点
100均で道具をそろえられるのが、お得でとにかくうれしいです。
セリアのホームページで紹介されているレシピは手軽なものが多く、ズボラさんの最初のハードルとなる製図も定規で線を引くだけなので、とてもカンタン。ちょっと難しいレシピもありますが、難しい分、完成したときの喜びも大きいですよ。
ミシンを使うには慣れも必要ですが、多少縫い目がガタガタしてても目立たないから大丈夫。ミシンビギナーにオススメです。
【おすすめアイテム】初心者も使いやすい「ブラザー」のミシン
ブラザー
PS202X
実勢価格 2万2600円
サイズ:幅41.3×奥行16.9×高さ31.0cm
重量:4.8kg
タイプ:コンピューター
フットコントローラー:別売り
針穴糸通し:あり
文字縫い:なし
ブラザー「PS202X」は、家庭用ミシン5製品の比較でベストバイに選ばれた製品です。
生地や縫い方を問わず満足な仕上がりになるため、小物から洋服作りまで幅広く活用できます。初心者さんや不器用さんが使っても、上手に作れそうです。
また、下糸の引き上げが不要なため、初心者でもセットしやすい点も高評価でした。縫う前の手間をかけたくない人におすすめです。
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以上、初心者さんや不器用さんでも楽しめるハンドメイド製作の紹介でした。
「こんなのがあればいいな」を叶えられるのがハンドメイドの魅力。用意する道具もシンプルで高度な技術も必要ないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
大雑把でちょっぴりガサツ。決して器用ではないけれどモノ作り大好きです。