文房具アプリ連動の「しゃべる地球儀」とは?

アプリ連動の「しゃべる地球儀」とは? イメージ

進学や勉強のきっかけに子どもに地球儀をプレゼントする人は多いのではないでしょうか。ただ、 普通の地球儀では今どきの子どもはなかなか見向きもしてくれません。そこで最近人気なのが、アプリ連動で使う「AR地球儀」です。

カメラで表示した現実世界に3Dデータや動画、画像などのデジタルコンテンツを融合させた映像を表示するのがARアプリ。専用アプリをインストールしたスマホやタブレットを地球儀にかざすだけで情報が3Dで出てきたり、しゃべって教えてくれるので「しゃべる地球儀」「知育地球儀」「スマート地球儀」とも言われます。

ということで今回は、入学祝いにも最適で大人も子どもも楽しく学べる「AR地球儀」のおすすめを探しました。

文房具「ほぼ日」のアースボールで人気に

「ほぼ日」のアースボールで人気に イメージ

※公式サイトより

アプリ連動型の地球儀で人気になったのが、「ほぼ日のアースボール」です。

2020年11月5日のセカンドモデル発売から約1年で累計販売数が10万個を突破。最新のAR技術を搭載し、専用アプリをインストールしたスマホやタブレットをかざすと、世界各国の写真や動画、テキストなどにアクセスすることができる新しいタイプの地球儀です。

ほぼ日の「アースボール」

ほぼ日の「アースボール」 イメージ

ほぼ日のアースボール
実勢価格:3960円

宇宙から見たそのままで国境も国名もない「ほぼ日のアースボール」。子どもでも持ちやすい直径15cmの地球儀で、「SDGs」や「月」をはじめとするARコンテンツが豊富に用意されていて、子どもと一緒に大人も楽しめます。

今回は、そのほかのメーカーからも登場しているアプリ連動型の知育地球儀4製品をピックアップしました。

文房具幼児から小学生まで楽しめるしゃべる地球儀4製品を比較

幼児から小学生まで楽しめるしゃべる地球儀4製品を比較 イメージ

今回テストを行ったのは、小学校5年生の娘、幼稚園生、2歳の息子を持つ雑誌『家電批評』編集部員。アプリ連動の地球儀4製品すべてを自宅で「一家全員」で全台チェックを行い、幅広い年代で楽しめる知育地球儀を探しました。

それでは、評価の高かった製品から順に発表します。

A評価遊びながら学べるドウシシャ「 パーフェクトグローブ EXAR(エクサー)」

遊びながら学べるドウシシャ「パーフェクトグローブEXAR(エクサー)」 イメージ

ドウシシャ
パーフェクトグローブ
EXAR(エクサー)
実勢価格:3万4580円(Amazon)、3万3168円(楽天)

サイズ・重量:約W350×D260×H401mm・約1950g
使用電池:充電式リチウムイオン電池(パーフェクトペン)

今回比較した「しゃべる地球儀」4製品の中でA評価だったのが、ドウシシャ「パーフェクトグローブ EXAR(エクサー)」。テーマ数豊富で、アプリによるAR表示も可能。タッチペンから音声も出るので、学習にはもってこいです。

家電批評編集部員
プロが本音でテストする家電購入ガイド
家電批評編集部員 のコメント

買って満足という人では「中1、中3の子を持つ家庭でも満足度が高く、地球の内部構造も分かって興味を持つようになりました」という声がありました。一方で「プリントの耐久性がちょっと不安」という声も。

ARでも詳しい情報も見られる

ARでも詳しい情報も見られる イメージ

専用アプリを使いスマホなどをかざせば、ARでジャンルに応じたもの(動物など)が飛び出します。テーマ数は41と豊富&付属のペンから音声も流れるので、子どもだけでも親子でも楽しみながら学習ができる地球儀です。

つなぎ目が目立つのが気になる

つなぎ目が目立つのが気になる イメージ

地球儀の真ん中のつなぎ目が目立つのは惜しいところでした。表面の「プリントの耐久性」についてはペンでガシガシつつくと少しペンの痕跡が残るので、表面にラミネート加工などの工夫があればなお良いと感じました。

つなぎ目が目立つのが気になる イメージ2

ドウシシャ「パーフェクトグローブ EXAR(エクサー)は、表示できるテーマ数の多さはもちろん、専用のタッチペンから音声ガイドが流れるので、「落ち着いて文字を読んでくれない」幼稚園生でも興味を持って遊んでくれました。また、2歳の子もタブレットで動画を見るときとは違う「双方向感」に笑顔を見せました。

A評価タッチ時の感度がいいFlyingEgg「 FUN GLOBE」

タッチ時の感度がいいFlyingEgg「FUN GLOBE」 イメージ

FlyingEgg
FUN GLOBE
実勢価格:9900円

こちらもA評価だったのが、FlyingEgg「FUN GLOBE」。専用アプリを使えばいろんなテーマ(動物、建物ほか)を表示でき楽しいです。タッチ時の感度もいいです。

B評価お手頃価格のShifu 「Orboot ディノス」

お手頃価格のShifu「Orboot ディノス」 イメージ

Shifu
Orboot ディノス
実勢価格:5980円

B評価だったのが、Shifu「Orbootディノス」。テーマは恐竜のみですが、安いのが魅力です。専用アプリでAR表示に。表示時のラグなどはありません。

B評価画面が小さいタカラトミー「小学館の図鑑  NEOGlobe」

画面が小さいタカラトミー「小学館の図鑑 NEOGlobe」 イメージ

タカラトミー
小学館の図鑑
NEOGlobe
実勢価格:2万2136円

同じくB評価のタカラトミー「小学館の図鑑 NEOGlobe」は、付属のパッドの液晶画面がやや小さく、画面の割にタッチペンが大きく使いづらいとの評価でした。

文房具地球儀の売れ筋ランキングもチェック!

地球儀のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。

以上、アプリと連動する「しゃべる地球儀」のおすすめ5選でした。

地球儀から画像が飛び出してくると、一気に子どもたちが笑顔になりました!夜更かしするほどハマり、しゃべってくれるってここまで魔力があったのか、と感じました。

遊びながら勉強できるスマート地球儀、気になったら、チェックしてみてくださいね。