カバンの中でコンパクトかつ机の上で立つペンケース
話題になっている「立つペンケース」の新モデルが、年々使いやすさを増して、いろいろと登場しています。
フリーデスク採用のオフィスや、外出時での作業にも非常に便利なので、使ってみたい人は多いでしょう。
でも、どれがいいのか、見た目ではわからないところがありますよね。省スペースで使えるのはもちろん、機能性も気になります。
そこで今回は、ビジネスマンが毎日カバンに入れて持ち歩いても苦にならない「コンパクトさ」デスクワークをするときにすぐ使える「使い勝手」にチェック項目の重点を置き、その両方を兼ね備えたおすすめの「立つペンケース」を探すことにしました。なお厚みについては、最大本数を入れた状態で測っています。
果たして結果はいかに!
ペン5本持ちでOKなら「PACALI(タテオキ)」が最強!
キングジム
PACALI(タテオキ)
実勢価格:1589円
キングジムから8月に新発売となった「PACALI(タテオキ)」は、ファスナーを開けると自動でフタが開く新構造のゴム式です。
そのまま雑に机に置いてもしっかり立ち、超コンパクトに収納できるなど、使い勝手は他のペンケースの群を抜いていました。
ペンは5本だけで用が足りる、という人には、コレが最高です!
1~5本ならいつでもこの薄さ(実測値:2.4cm)。
必要最低限のものがスッキリ入る
ビジネスマン向けのペンケース
立てるときも中のペンが落ちる心配はなく、ケースの底がしっかりしているのできちんと自立します。
立てるのにかかる時間はたったの約1秒など、至れり尽くせりのペンケースです。
まず、ゴムの力でフタが自動で開きます。
ちょっと太いペンも入ります。
立てるときは片側のフタを折るだけ!
15本派におすすめしたい!「ネオクリッツフラット」
コクヨ
ネオクリッツフラット
実勢価格:724円
定番のコクヨのスリムタイプは約15本まで入ります! フタはペロンと裏返すだけで使えます。
小物がしっかり入るんです。
修正テープや付箋も多めに入る収納力が嬉しいですね。
大容量20本派はコレで決まり!「二つ折れペンスタンド」
ファニーズ
ペンケース
二つ折れ ペンスタンド
実勢価格:1270円
フタをカポッと外すだけで、ラクに出し入れができます。
ただし、消しゴムなどの小物は奥に埋もれがちなので、小物文具を多く入れるのなら注意が必要です。
小物収納が可能で約25本も入るスマ・スタ 立つペンケース
ソニック
スマ・スタ 立つペンケース
実勢価格:1176円
ペンが約25本も入る大容量サイズ。
小物は必須&ペンをたっぷり持ち歩きたいなら、スマ・スタで決まりです。
スマホも立てることができる安定感ですが、コンパクトさに欠ける大きめのサイズなのが惜しいです。
コンパクトに持ち歩ける「シュッパペンケース」
カミオジャパン
シュッパペンケース
実勢価格:1199円
閉じた状態ではコンパクトに持ち歩けます。
毎回紐の調節が必要で、一番立てづらかったです。裏面に小物が収納できるのは◎です。
ただ、立てる幅は自由に決められるものの、紐の調節が面倒でした。
収納本数は脅威の30本!ペン立て感覚の「デルデ」
サンスター文具
デルデ
実勢価格:936円
約30本入る大容量タイプです。
上部を下に引っ張ってペンを出す方式です。毎回立てるために両手を使うのが若干煩わしいのが残念です。
底を押し付けて立たせる「アクタクト スタンドペンケース」
リヒトラブ
アクタクト スタンドペンケース
実勢価格:743円
最後はリヒトラブ「アクタクト スタンドペンケース」です。
立てる際は底を押し付けるだけなのでラクですが、しっかり押し付けないと倒れてしまいます。持ち運ぶ際に押し込んだ底部分を戻すのも面倒です。
【まとめ】持ち歩きたいペンの本数で決めるのがかなり重要です
今回、商品比較でとにかく使いやすかった立つペンケースは、キングジム・コクヨ・ファニーズの3製品でした。
基本は何本持ち歩きたいかで選んでほしいのですが、中でも特におすすめしたいのは、ベストバイとなっているキングジムの「パカリ」です。
背面にゴムが内蔵され、ファスナーを開けると同時に、片方のフタがパカッと自動で開く構造で、初めて使う編集部員もスゴイ!と感動したほどでした。そのまま手を離すだけで、簡単に自立しますし、とにかく出し入れもしやすかったです。
毎日使うからこそ、ストレスゼロの立つペンケースを選んでください!
※画像内の厚みは、最大本数を入れたときの実測値です。