気になる美容系アイテムの実力をプロと一緒にテスト!
店頭やネット・美容誌などでよく見かける、最先端技術をウリにする美容系アイテム。興味はあっても、お値段が高すぎたりなんだか怪しかったりで、なかなか手を出せない人も多いはず。
そこで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部が、気になる次世代アイテムの実力をプロと一緒に本気でテストしました。
テストの結果は、「感動!」「フツー」「期待ハズレ」の3段階で評価しています。
今回は、目元ケアコスメのテスト結果についてご紹介します。
目元ケアコスメ SHISEIDO 「ビオ パフォーマンス セカンドスキン」
SHISEIDO
ビオ パフォーマンス セカンドスキン
実勢価格:3万5200円
SHISEIDO「ビオ パフォーマンス セカンドスキン」は、年齢を重ねると出てくる目袋のたるみを、人工フィルムで隠すという画期的なコスメ。ただ、目袋悩みにしか効果がないことや、高機能ゆえの価格の高さなど欠点も多く、これからの進化に期待したいアイテムです。
▼テスト結果
- 仕上がり:◎+
- 実用性 :×
- 成分 :△
- 評価 :B
仕上がりは高評価でしたが、実用性としては低く、結果「フツー」となりました。モニターからは、「ほうれい線が消せれば買うのに」という声が多かったです。
ココが最先端!:本物の皮フのような皮膜が塗るだけで形成される
独自の「3D フィックス テクノロジー」により、簡単な3ステップだけでスキンフィルムを形成することができるという、革新的なコスメ。メイクアップ機能のみで、肌のたるみを改善する機能は持っていません。
SHISEIDO 「ビオ パフォーマンス セカンドスキン」の使い方
ステップ1:紙おしろいを目の下に当てる
付属の紙おしろいを、塗る部分にしっかりと当てます。使用後はサラサラに。
ステップ2:白い容器のジェルを塗り伸ばす
液体を必要量アプリケーターに取り、説明書をみながら目袋に塗っていきます。
ステップ3:青い容器のジェルを重ね塗り
液体を必要量アプリケーターに取り、「ステップ1」を塗った箇所に重ねます。
目袋のたるみが目立たなくなったことを実感できる
ややぽっこりとした目袋が、セカンドスキンを塗って約10分ほどで気にならなくなりました。塗布した箇所はややテカテカする程度で、自然な仕上がりに。目袋にたるみがあればあるほど、効果を実感できます。
目袋たるみ以外の悩みには使えないのは残念
塗布したあと乾くまで、表情ジワを作らないように5分ほど待つ必要アリ。乾いたあともうっかりこすると、皮膜がめくれてしまうことも。また、シワや凹みなど、目袋たるみ以外の悩みには使えないのも残念。
頻繁に使用するのは面倒に感じました。(モニターSさん)
エタノール配合なので毎日使いには不向き
皮膜を形成するシリコン系が成分のメイン。「ステップ2」はエタノールが成分表の比較的上位に表示されています。
エタノールが蒸発して目に刺激を与える可能性も。
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以上、目元ケアコスメのテスト結果をお届けしました。
使える用途が狭くてお値段がブルジョワなのでユーザーはかなり限られそうです。ただ、フィルム形成で目袋のたるみをケアする技術の高さは、間違いなく満点。仕上がりには満足できそうなので、気になったらぜひチェックしてみてくださいね。
テカリは残りますが、気にならない程度です。