マスク生活の肌トラブルから脱出する方法って?

マスクとの付き合いが長くなり、肌トラブルが増えていませんか?

初めて出会う肌荒れにどう対処したらいいのかわからない、治ってもまたすぐに繰り返してしまう……など、マスクによる肌荒れスパイラルから抜け出せない人も多いのではないでしょうか。

そこで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部が、マスクでできた肌トラブルから解放される賢い対応を探しました。

今回ピックアップするお悩みは、「たるみ」です。

対策1:マスクをしていても表情筋を使う意識を

たるみの原因には、皮膚の真皮層のコラーゲンや皮下脂肪の減少などたくさんありますが、マスク時代に起きたたるみは表情筋の衰えによるものの可能性も。

人と対面する機会が減り、顔全体の表情筋を使わなくなったのが要因の一つかもしれません。

小林智子 先生
皮膚科専門医
小林智子 先生 のコメント

マスクをすることで表情筋を使わなくなり、筋肉がたるんだのが原因。マスクをしていてもしっかり顔の筋肉を使いましょう

木村祐介 氏
パーソナルフェイストレーナー
木村祐介 氏 のコメント

口先だけを動かしてしゃべる人は顔がたるむ傾向に。マスクをしているからこそ、顔全部を使ってしゃべるようにしましょう!

対策2:コラーゲンを減少させる日焼けには気をつけて

紫外線は皮膚のたるみにも影響するので、日焼け止めをはじめ、UV対策は日々しっかりしましょう。

おすすめの日焼け止め

おすすめの日焼け止め イメージ

メンタームサザン
トーンアップ
UVエッセンス
SPF50+ PA++++
実勢価格:767円/80g

メンタームサザン「トーンアップUVエッセンス」は、2021年6月号の日焼け止めテストでベストバイを獲得しました。くすみを飛ばすラベンダーカラー&微細パール入りで、自然にトーンアップしてツヤ感もアップします。

対策3:マスク内のしゃくれグセはたるみ・シワのもと!

ゆるめのマスクをつけている人には、マスクがずり落ちないように下顎でバランスを取るクセがつきがちです。女性用マスクを使うなどサイズを調整してみましょう。

木村祐介 氏
パーソナルフェイストレーナー
木村祐介 氏 のコメント

下顎が出ると鼻まわりの皮膚がゆるんで、ほうれい線などシワの原因に!

対策4:スキンケア時の無意識マッサージは即中止!

スキンケアの際、浸透するようにと頬をぐるぐるしたり、リフトアップを狙って何度も肌を引き上げると肌摩擦で刺激になることも。

たるみだけでなく、肌荒れや色素沈着の原因にもなってしまいます。自己流マッサージは避けましょう。スキンケア時はこすらないよう、押し込むようにするのが正解です。

リフトアップアイテムは効果あり? 試してみました

リフトアップアイテムは効果あり? 試してみました イメージ

メディヒール
テンション フレックス
ハイドラマスク
実勢価格 1320円/3枚

▼テスト結果▼
保湿力:◎
成分:◎
使用感:◎


メディヒール「テンション フレックス ハイドラマスク」は、伸びのいい素材に液がひたひたで、肌をグッと上げてピタッと固定するように装着できます。ただ、リフトアップは一時的。シートマスクとしては優秀ですが、たるみ改善には繋がりませんでした。

リフトアップアイテムは効果あり? 試してみました イメージ2

エイバジャル
パーフェクト V リフティング プレミアム2Stepマスク
実勢価格:1320円/1セット

▼テスト結果▼
成分:△
使用感:△


「エイバジャル」は、事前使用の美容液やマスクの成分は保湿中心で、基本は物理的に引き上げるというもの。根本解決にはなりませんでした。

美容液をなじませた後、伸縮性のあるマスクを1~2時間つけることで、顔をギュッと引き上げる仕組みです。

以上、マスク生活でできた肌トラブルの対策方法の紹介でした。

リフトアップマスクはシートマスクとしては優秀なものもありますが、たるみ改善としては一時的。マスクをしていても顔の筋肉をしっかり使うことを意識しましょう!