不器用さんでも楽しめる編み物がじわじわ人気
おうち時間の増加で、趣味に打ち込む人が増えています。そんな趣味の中でもいまちょっとしたブームが到来しているのが、編み物。
ブームの理由には、編み物は不器用さんでも始めるのが簡単で役立つものもできて楽しいこと、100均・300均などでも気軽に道具がそろうこと、動画サイトで編み物のコンテンツが充実していることなどが挙げられます。
そこでテストする女性誌『LDK』が、編み物のいまを大調査! かぎ針編みで3つの編み方をマスターすればできる、簡単な編み物を紹介します。
今回は初心者さんでも挑戦しやすい編み物レシピから、初めてでも簡単に編めるモコモコフリルシュシュを紹介します。
▼かぎ針の編み方の基本「長編み」のやり方はこちら
もこもこフリルシュシュを作ってみよう
レベル……★☆☆
完成したもこもこフリルシュシュがこちら。長編み3段で簡単に作れます。フリフリにするなら1段めを編むときにゴムを引っ張り編地にシワを寄せて目数を増やして!
使用アイテムはこちら
クローバー
かぎ針 アミュレ8/0号
実勢価格:715円
パピー
クリーンアニー col.108 50g
実勢価格:748円
ハマナカ
ヘアーゴム(2本入り)
実勢価格:165円
「もこもこフリルシュシュ」の編み方
糸端を10cmぐらい残しながら糸を指にかけ、親指と中指で糸とヘアーゴムを持ちます。針はゴムの下に当てます。
ゴムの下から針をくぐらせて、針の背で糸を押すようにして針先をくるりと回転させて糸をかけます。
ゴムに巻きつけるように糸を引き抜き、立ち上がりの鎖を3目編みます。これが長編みの立ち上がりとなります。
長編みを1段(ゴム1周)編みます。1段80〜100目が目安。写真のように編地にシワを寄せて編める目数を増やします。
1段めが編み終わったら、引き抜き編みをします。まず、立ち上がりの鎖の下から3目めに針を入れましょう。
針を入れたら、針をくるりと回転させ針先に糸をかけて糸を引き抜き2段めに上がります。
2段めは1段めと同様に、立ち上がりの鎖を3目編むところから始めます。
針に糸をかけ5と同じ場所に針を入れて長編みをしますが、ここでは同じ目(前段の立ち上がりの鎖)に長編みを2目編みます。
8の隣の目には針を入れず、1目空けてその隣の目に長編みを3目編みます。以降1目おきに長編みを3目編みます。
3段長編みをしたら、糸の始末をします。
次に紹介する「編み物の終わり方」を参考にして、糸端を編地の裏にとじ針をくぐらせます。
編み物の終わり方
ここでは、編み物の終わり方をご紹介します。毛糸を引き抜き、とじ針で編地の裏に入れ込んで始末します。
毛糸の引き抜き方
1:さらに鎖1目を編みループを大きくする
編み終わったら、さらにもう1目鎖を編みます。鎖のループは大きめに広げておきます。
2:糸端を切ってループに通す
糸端を約5cmで切ります。大きめに広げておいたループの中に糸端を通し引き締めます。
毛糸の入れ込み方
1:とじ針に糸端を通す
編み終わったら約5cm残して糸を切り、糸端をとじ針に通します。
2:編地の裏側に針を通す
糸を裏側に出して編み目の裏山(写真のポコポコ出ているところ)に針を通します。
3:針を通したらギリギリでカット
5〜6目針を通して編地ギリギリのところで糸を切れば、糸の始末完了です。
※ご紹介した編み方は、すべて右手で編むことを推奨・紹介しています。
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以上、「長編み」だけでできるもこもこフリルシュシュの紹介でした。
もこもこフリルシュシュは初めてでも簡単に編めるので、初心者さんでも久々に始める人にもおすすめです。
目数を多くするとフリフリになります!