誰にも音で迷惑をかけないその新天地は「肩」でした
近所迷惑を考えると音量を上げにくいホームシアター。とはいえ、ヘッドフォンは長時間使うと耳が痛くなることもよくあります。
そこでオススメしたいのが、その中間に位置する肩掛けスピーカー。ソニーの「SRSーWS1」は、ヘッドホンでもない、サラウンドオーディオでもない、耳が痛くならず、ご近所さんにも迷惑にならない究極のスピーカーです。
実はコレ、アメトークの「家電芸人特集」でも取り上げられた製品で、家電ツウの芸人さんの間でも話題となっています。Amazonでも購入できますが、注文が多く殺到している模様。4月初旬現在注文が一時停止されており、販売価格はかなり割高となっています。
ソニー
SRS-WS1
実勢価格:2万6870円
(※現在、品薄で価格が高騰しています)
サイズ:W210xD205xH75mm
型式:アンプ内蔵スピーカーシステム
連続使用時間:約7時間
充電池充電時間:約3時間
実用最大出力:1W+1W
スピーカーユニット:Φ30mmx2
このスピーカー、どこかマッサージ機を思わせるデザインで、スピーカーを肩かけ? と思うかもしれませんが、実はスグレモノなんです。
耳とスピーカーとの距離が近いため、臨場感は想像以上。「肩」を定位置とし、バイブレーションが震えてまるで後ろから迫力あるサラウンド演出がされているような感覚にさせてくれます。
肩にかけるといっても圧迫感はなく、335gと軽量のため長時間利用も苦になりません。映画&音楽好きにはぜひ試してほしい次世代ウェアラブルスピーカーです。
ボタンは内側に左右合わせて4つ搭載。右側には電源の右横に振動板「パッシブラジエーター」の強弱調整ボタンも。低音を増強することができるニクイ仕掛けで、これを調整することで映画館さながらの臨場感が味わえます。
一方、左側にはプラスマイナスの音量調整ボタンがあり、手元でアップダウンが可能です。
充電も充電台に置くだけでワイヤレス充電可能と非常にスマート。有線ですがスマホともつながり、テレビに受信機をつけて本体とペアリングもできます。
また、接続もいたって簡単。音声ケーブルまたは光デジタルケーブルを使い、テレビに専用の送信機を接続するだけでOKです。
離れていても臨場感が楽しめる明快な音質にプロも太鼓判です
1つのテレビに複数台つけるという使い方もできることから、夫婦や友人で、隣同士で、ゲームや映画を臨場感あふれる音で楽しめます。リビングから離れたキッチンで料理や洗い物をしていても、テレビの音声が明瞭に聴き取れるのは嬉しいです。
オーディオライターの山本敦氏もシンプルで明快な音質に太鼓判を押しており、「スマホで観る映画も没入感がひと味違う」とのこと。さまざまなデバイスでの活用にも期待ができます。
つけたまま移動や会話ができるのも高ポイントで、離れていても音が明瞭に聴き取れます。
音楽以外のゲームや映画鑑賞にも活用できそうな振動調節機能。臨場感を高めてくれますが、マッサージの効能はありません。
海外ではすでにライバル機種も肩掛け式空気清浄機まであります
海外ではライバルメーカーも製品を発売中。ボーズやLGといった海外メーカーも似たような製品をすでに海外で販売していて、2製品とも比較的音楽を聴くのに特化した印象。
日本のAmazonでも購入することができますが、並行輸入品でやや値段が高めなので注意が必要です。
LG
Tone Studio
実勢価格:2万1900円
ちなみに、こちらはスピーカーではなく、ヘッドホンを首からかけているような見た目の空気清浄機。顔周辺の空気を綺麗にしてくれます。
エコバックス
ポータブル
空気清浄機 ARIA
実勢価格:9072円
以上、ソニー「SRS-W1」の紹介でした。ワイヤレス通信技術が進化し続ける現代は、自分の身体でさえ家電の定位置とすることができるのはさすが! 自宅がマンションでホームシアターの導入を諦めていた人も、コレを使えば臨場感ある音で映画を楽しめること間違いなしです。