2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2021】記事はコチラ!
今回は生活家電部門でベストバイに選ばれた、花粉もニオイも高感度センサーで即キャッチしてくれるシャープの空気清浄機「KI-NP100」を紹介します。
強力吸引で"勝手にキレイ"! シャープ「KI-NP100」
シャープ
KI-NP100
実勢価格:9万9770円
サイズ・重量:W427×D371×H738mm・約17kg
▼テスト結果
- 脱臭能力・タバコ煙除去率:100%
- ニオイセンサー反応距離・時間:3m/40秒
- ホコリセンサー反応時間:30秒
- 花粉センサー反応距離・時間:2m/55秒
- 吸引力・疑似花粉除去率:99.9%
シャープ「KI-NP100」は、『家電批評』2021年4月号にて10台の空気清浄機を集めて50時間を超えるテストを行ったところ、「吸引力・脱臭力・センサー」の項目でトップの評価を得て、見事ベストバイに選ばれた製品。
空気清浄機のキモであるフィルターは、3層構造で汚れもニオイも逃しません。なかでも高い脱臭性能を誇る脱臭フィルターとホコリをブロックするプレフィルターはかなり優秀です。花粉を気にせずに換気ができるほど。
【受賞の決定打】あらゆるデータをもとに自動運転
無線LANに接続すると、ユーザーの生活パターンや部屋の汚れの傾向、さらには天気などがクラウドに蓄積されます。その情報をAIが分析し、アプリ連携することで最適な運転をしてくれるのは、本製品の大きな特徴。
使うほどに学習し、賢く運転してくれます。フィルターの交換時期がわかるのも便利。
▼専用アプリ
SHARP CORPORATION
COCORO AIR
価格:無料
ポイント1:花粉を逃さない圧倒的な吸引力
疑似花粉を使ったテストでは、99.9%という驚異的な除去率を記録しました。これはテストをした10台のなかでも他を圧倒する数字です。花粉がホコリより重いことを考慮すると、吸引力の強さに疑いはありません。
ポイント2:タバコのニオイもなかったことに
日本電機工業会の規格でタバコ5本分に相当する右記の臭気成分を、1m四方のケースに充満させた状態で15分間稼働したところ、すべてのニオイを完全にゼロにしました。文句なしの脱臭能力です。
ポイント3:ホコリを感知すると素早くセンサーが反応
ホコリ・花粉・ニオイに反応すると、1分以内に対応するモニターが赤く光ります。このセンサーの反応の速さにも驚きです。
ポイント4:「プレフィルター」の掃除が自動化された
一番外側に設置された「プレフィルター」は手入れの頻度が高く、空気清浄機を面倒と感じる原因でした。
しかし、本製品ではゴミを自動的に下部のボックスに収集してくれます。
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以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、シャープの空気清浄機「KI-NP100」の紹介でした。新型コロナウイルスへの効果は未知数なものの、花粉・ホコリ・ニオイへの効果は折り紙付き。常に換気をしているような、気持ちのいい空気を体感してください。
なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。
『家電批評』 2022年1月号
晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円
『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください!