そもそもAmazon Echoって何?という方に、まず基本から。
「Amazon Echo」や「Google Home」は、AIスピーカー、スマートスピーカーと呼ばれる製品です。人工知能を搭載し、ユーザーの様々のリクエストに応えてくれるものです。ちなみに、ちょっとややこしいですが、「Echo」に入っている音声アシスタント機能だけを指すのがた「Alexa(アレクサ)」となり、Echo以外にもAlexaを搭載したスピーカーが、他のメーカーから発売となっています。
さらに詳しく知りたい方は、下記を御覧ください。
【招待制のAIスピーカー】「Amazon Echo」今さら聞けない超基本
「Amazon Echo」は育つんです! ゼロからわかるスタートガイド
「スキル」と呼ばれる機能をどんどん追加することで、自分好みに育てられるのもEchoの特徴です。
ラジオファンには定番の「Radiko」もスキルとして追加ができます。
アマゾンの商品を注文できる?「お水買っといて」で購入できます
「アレクサ、お水買って」と言うだけでAmazonから水を検索、購入まで画面を見ることなく行えます。設定すれば、注文前には「確認コード」を要求させることもできる(声でコードを言わないと決済できない)ので、不正利用もブロック可能です。
まだ数は少ないですが家電連携もEchoの特徴です
Alexaに対応している家電なら、Echoで音声操作が可能です。まだ数は少ないものの、あのお掃除ロボット「ルンバ」をはじめ対応機器が続々登場しています。ここではその一部を紹介します。
iRobot
ルンバ980
実勢価格:11万円2000円
お掃除ロボットの代表的存在。「アレクサ、ルンバを使って掃除して」で動き出します。
Clazio
ワイヤレススピーカー
実勢価格:1万7999円
音楽再生、カレンダー読み上げ、アラームなどの機能に対応しています。
Qrio
キュリオスマートロック
実勢価格:1万7553円
扉に取り付けるスマートロック。「アレクサ、自宅の鍵を締めて」で、施錠ができます。
自宅の本格的なスマート化にはスマートリモコンの導入が便利です
Echoはまだ連携家電が少ないため完全なスマートホーム構築を目指すなら「NATURE REMO」などのスマートリモコンを導入しましょう。Echoに話しかけることで、このリモコンからエアコンのON、OFFなどが可能になります。
Nature Japan
NATURE REMO
実勢価格:1万4040円
主要メーカーのエアコン設定はプリセット済なので、設定も簡単です。エアコンだけでいうと、ダイキンからはEcho対応製品が発売され、すでに発売済みの製品も順次対応していくとのことです。
家電以外に使い道はないの?意外にも車との相性がいいんです
Echoの便利な使い方のひとつとして、車内利用があります。使うのは「Echo Dot」です。電源はシガーソケットチャージャーかモバイルバッテリーを使用し、高出力タイプを使うこと。音楽再生や予定確認がハンズフリーで可能になります。Google Home Miniも車載できないことはありませんが、セットアップにスマホとWi-Fiルーターの両方が必要になります。
また、車自体もAI機能対応が進んでいます。
例えば、電気自動車「日産リーフ」はアレクサ対応。充電、バッテリー状況の確認やエアコン操作を部屋からEchoでできます。BMWも自社の乗用車にアレクサを2018年から搭載すると発表するなど、これからは車載AIが流行するかもしれません。
Echoをキッチンで使いたい?それならGoogleの方が便利です
エコーは残念ながら防水非対応だが、Googleアシスタント搭載機ならソニーから防滴モデルが発売されています。キッチンで使うならAmazonよりもGoogle系です。
ソニー「LF-S50G」は防滴性能。水しぶきが飛ぶ場所でも安心です。
以上、新製品「Amazon Echo」でできることでした。今後Alexa対応家電が増えていくと、Amazon Echoはさらに便利になることでしょう。価格も今なら「Dot」が4480円とコスパも優秀。お試し購入してみるのもいいでしょう。